教育委員会文化課では埋蔵文化財の普及、活用を深めるため、市内で実施された発掘調査の報告を行います。

今回は岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが調査を実施した田鎖車堂前(たくさりくるまどうまえ)遺跡についての講演があります。

田鎖車堂前遺跡は奥州藤原氏に関連する12世紀の大溝や大鎧の小札(こざね)が発掘された遺跡です。
講演の他に調査の写真や出土した資料の解説もあります。

◆日時
平成30年3月4日　日曜日　13時30分から16時まで

◆会場
宮古市崎山第1地割16番地1
崎山公民館多目的ホール（崎山貝塚縄文の森公園複合施設内にあります）

◆内容
・平成29年度宮古市埋蔵文化財業務の報告
・花輪地区向沢(むかいさわ)遺跡の発掘調査報告（今年度の発掘調査から）
・講演　「宮古の歴史に加わる新事実　‐田鎖車堂前遺跡の発掘調査から‐」　
　講師　（公財）岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター　　文化財専門員　　福島　正和
・同時開催「田鎖車堂前遺跡の発掘調査展」で展示している調査写真や出土資料の解説

事前申し込みは不要です。
参加者は崎山貝塚縄文の森ミュージアムの入館が当日に限り無料です。
皆さまのお越しをお待ちしております。