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山本市長のひとりごと 平成31年・令和元年

更新日: 2019年11月29日

毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

令和元年 12月 1日号掲載分


勇ましい応援で野球部を激励する
早稲田大学応援団
 10月29日、都内で行われた「早稲田大学稲穂祭」に行ってきました。早稲田大学応援部主催による「第66回早慶戦前夜祭」と銘打って行われたものです。
 第一部は、早慶合同ステージ。早稲田大学応援部と慶応大学応援部が競演する伝統の応援合戦は、迫力満点でした。私も高校時代に応援団に属していたものとして「早稲田大学の応援部で活動したい!」と血が騒ぎました。
 第二部は大学サークルの合同ステージでした。出演は、男性合唱団「グリークラブ」、ベリーダンスサークル「SARAHbelly」、男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」、チアダンスチーム「MYNX」、「早稲田大学ハワイ民族舞踏研究会」の皆さん。その場にいた者しか味わえない魅惑の時間に、うっとりしてしまいました。
 第三部の野球部壮行会では、応援団が校歌を歌って同大学の野球部を激励。後日行われた秋の東京六大学野球での「早慶戦」では、早稲田大学が慶応大学を破りました。壮行会での応援がもたらした勝利だと思います。
 東京六大学の魅力をいっぱいに味わうことができた一夜でした。
 市では奨学金制度の充実など、宮古の高校生が魅力あふれる大学に進学できるような取り組みを進めてまいります。

令和元年 11月 1日号掲載分


協定締結祝賀会での鏡開き。左から、金谷道男大仙市議会議長、山本市長、老松博行大仙市長、古舘章秀宮古市議会議長
 10月5日、宮古市と秋田県大仙市は友好交流都市協定を締結しました。大仙市との交流は、平成20年度の大規模災害時における秋田・岩手横軸連携相互援助協定締結をきっかけに始まりました。東日本大震災では、職員やボランティアの派遣、災害廃棄物の受け入れなど、多くのご支援をいただきました。平成23年度に被災者を対象に始まった「大曲の花火」への宮古市民の招待事業も、昨年度から対象を子育て世帯に変え、継続実施いただいております。観光や教育分野など、官民ともに広がった交流の輪が、この度の協定につながりました。
 協定締結式はイーストピアみやこで行い、老松博行大仙市長をはじめ多くの方にご出席いただきました。式では、大仙市が制作した、両市の歩みを紹介する動画を上映。大仙市の皆さんとの交流と、いただいた温かい支援を思い出し、胸が熱くなりました。浄土ヶ浜レストハウスで行われた祝賀会では、新たな友好交流都市誕生の喜びを皆で分かち合いました。
 大仙市と宮古市、今後もそれぞれの地域特性を活かした交流を続け、絆を深めながら、両市のさらなる発展に努めてまいります。

令和元年 10月 1日号掲載分


市川由紀乃さんに市復興親善大使の委嘱状を
交付する山本市長
 今年のみやこ秋まつりは特別な出来事がありました。NHK紅白歌合戦に2016年、2017年と出場した、演歌歌手の市川由紀乃さんがやってまいりました。
 宮古市出身の著述家・中坂幸藏先生が、故郷宮古を想い、東日本大震災からの復興を願って詞を書いた復興応援歌「三陸宮古音頭」「宮古魚介(うお)づくし」を、イーストピアみやこで歌っていただきました。イーストピアみやこ開所以来一番の観客の入りでした。
 市から「宮古市復興親善大使」を委嘱させていただきました。紅白歌手である市川さんの人気は絶大で、船山車パレードでは沿道のお客さんが、手を振るやら、拍手をするやら、握手を求めてくるやらで、大変な盛り上がりでした。
 復興応援歌は10月25日に宮古商工会議所から発売になります。来年の秋まつりでは曲に振り付けが加わり手踊り曲として披露される予定です。市川さんにもぜひまた来宮して、踊っていただきたいです。
 みなさんも「三陸宮古音頭」と「宮古魚介(うお)づくし」を聴いて、来年の秋まつりで一緒に踊りましょう!

令和元年 9月 1日号掲載分


大漁旗デザインの衣装でランウェイを歩く山本市長
 7月28日に「いわてアパレルコレクション2019」がイーストピアみやこで行われました。三陸防災復興プロジェクトの一環で、岩手県と宮古市が主催したイベントです。
 プロデューサーは、宮古市出身のファッションデザイナー・畠山巧さん。宮古想いの情熱家です。出演者は、プロのモデルのほか、田老町漁協・重茂漁協・宮古漁協などの若い男女。ダンスチーム「M.D.S.」の女の子。フラダンスチーム「ハーラウ・フラ・オ・ミヤコ」。自らデザイン・縫製・モデルもこなしたカッコイイ宮古水産高校の生徒。素晴らしいパフォーマンスを披露した保和衛岩手県副知事、ダンディーな佐藤廣昭副市長、ニヒルな中村一郎三陸鉄道社長と三鉄職員。ラグビー選手。市職員。そして地味なワタシ…。アパレルコレクションと言うより、大漁旗ファッションショーでした。にぎやかで楽しく、こんなことが宮古でできるんだと感動しました。宮古のために動いてくれた畠山巧さん、ありがとう。うれしいです。
 これからもたくさんの楽しいことを、ここ宮古でやっていきたいと思います。宮古を想う皆さん、よろしくお願いします。

令和元年 8月 1日号掲載分


オープニングセレモニーでのテープカットの様子
 7月6日、小国総合交流促進施設「里の駅おぐに」がオープンしました。国道340号宮古市・遠野市間の道路利用者の休憩施設と、地域の活動拠点として、旧宮古市立小国小学校を改修して整備しました。閉校した校舎の活用事例としては、宮古市初の施設となります。オープン記念式典には、遠野市の本田敏秋市長をはじめ多くの来賓の方々と、地域のみなさんに参加いただきました。餅まきや郷土芸能の末角神楽の演舞が行われ、新しい交流の場の完成をみんなで一緒にお祝いしました。
 「里の駅おぐに」の運営は、地元の方々で組織するNPO法人小国振興舎が行います。施設内にある産直では地元でとれた野菜や手作りお菓子などを用意しています。手打ちそばなどが食べられるフードコートは、学校で使っていた机やイスを再利用していて、懐かしい雰囲気を楽しむことができます。
 立丸峠のトンネルも開通し、これからさらに多くの人たちが利用する国道340号。「里の駅おぐに」を拠点に、新たな地域振興や交流人口の拡大を進めてまいります。皆さんもぜひ寄ってけどがんせ〜♪

令和元年 7月 1日号掲載分


台湾のシェフ、リッチー・リンさん(中央)と交流会で記念撮影
 6月10日、11日に三陸防災復興プロジェクト2019の一環として「三陸国際ガストロノミー会議2019」が、市民文化会館で開催されました。東日本大震災における国内外からの支援に感謝し、ガストロノミー(美食術・美食学)の視点から、いわて三陸の魅力と豊かな食文化などを発信するイベントとなりました。
 オープニングでは重茂中学校の全校生徒が「鶏舞」と「剣舞」の素晴らしい演舞を披露。会議ではフランスのシェフ、オリヴィエ・ローランジェ氏の特別講演「私たちの食糧庫である海を守る」のほか、食に精通した方々による、講演やトークセッションが行われました。
 10日の夜には、宮古の迎賓館である浄土ヶ浜パークホテルで、同会議に参加した各国のシェフとともに、いわて三陸の食材をディナーで楽しむ交流会が開かれました。会場は国内外からの来場者でにぎわい、私たちが誇る三陸の海と山の幸をふんだんに使った料理を楽しんでいました。県内の若い料理人が意欲的に活動している様子やチャレンジする姿も、目の当たりにすることができました。この取り組みを一過性のものとせず、みんなで取り組んでいきたいと思います。6月から三陸各地のレストランと有名シェフがコラボする「三陸美食サロン」も開催しています。ぜひ皆さんも参加しましょう。

令和元年 6月 1日号掲載分


ダイヤモンド・プリンセスの前での記念撮影
 4月25日に、岩手県で初めて、もちろん宮古市でも初めて、大型外国客船ダイヤモンド・プリンセスが宮古港に寄港しました。総トン数11万5875㌧、全長290㍍、船体は日本で建造され、船籍はイギリスです。藤原ふ頭は500㍍の長さを持っていて、県内で10万㌧を超える客船が入港できるのは、宮古港のみです。乗客と船員合わせて約3800人が乗船しており、今回はその8割が外国の方でした。当日はたくさんの外国の方々が、浄土ヶ浜はもちろん、宮古の街中を楽しんでいました。
 また、三陸沿岸道路などの道路網の整備や、三陸鉄道「リアス線」全線開通により、オプショナルツアーが広範囲になり、北は久慈から、南は釜石、そして遠野まで足を延ばしていただきました。これらの地域の経済効果は数千万円とみられています。
 これからも、宮古港に大型客船を寄港させ、地域活性化に弾みをつけていきたいと思っています。大学生や一般の方々には、ボランティアにより通訳をはじめ「おもてなし」のお手伝いをしていただきました。市民の皆さまには、これからもご協力をお願いいたします。

令和元年 5月 1日号掲載分


三陸鉄道リアス線の開通に沸く宮古駅
 3月23日、JR山田線の宮古―釜石間(海山田線)が8年ぶりに復旧し、三陸鉄道に移管され、北リアス線と南リアス線を合わせた「三陸鉄道リアス線」として運行されました(ちなみに、山田線の盛岡―宮古間は、山山田線と言われています)。
 8年前、被災した山田線に対し、JR東日本は、復旧に多額の費用がかかり、復旧後の運営は困難として、BRTによる代替案を二度提案してきました。県と沿岸四市町(宮古市、山田町、大槌町、釜石市)は、鉄道は住民が望むライフラインであり、宮古—釜石間の鉄路が途切れることは観光面にも大きなマイナスになると、BRT案に反対しました。結果的には、鉄道をJR東日本が復旧した上で、三陸鉄道に移管されました。非常に厳しい運営になることが予想されますが、沿線市町村の皆さんには「一緒にがんばろう」とご理解をいただきました。感謝しています。
 宮古市では、地区住民の要望もあり、3つの駅(八木沢・宮古短大駅、払川駅、新田老駅)を整備することになりました。一度でも多く利用し、マイレール三陸鉄道として、みんなでしっかり支えていきましょう。皆さんよろしくお願いします。

平成31年 4月 1日号掲載分


まつり名物〝毛ガニのかぶりもの〟をかぶってあいさつをする山本市長
 ことしの毛ガニまつりは、3月3日のひな祭りの日に行われました。良いお天気で気温も暖かく、絶好のイベント日和でした。会場の宮古市魚市場へ続く道は長い渋滞ができていました。やっとのことで会場に到着すると、身動きがとれないほどの人、人、人でした。毛ガニまつりはいつも来場者がいっぱいですが、今回の来場者は、2万5千人以上! 私が見てきた中で一番の客入りでした。ちなみに昨年は約1万9千人でした。
 ことしの毛ガニはサイズの大きいものが多かったです。毛ガニラーメン、毛ガニ弁当が大人気でしたし、毛ガニ汁のお振る舞いにも、いつもどおり列ができてました。おいしかった~! 午前中には売り切れのお店がたくさん出ました。食べることは当然ですが、輪投げで毛ガニゲット、毛ガニ一本釣りなどもにぎわっていました。毛ガニだけでなく、ホタテ、カキ焼きも好評でした。宮古にはおいしい海産物がたくさん! 毛ガニまつりも知名度がうなぎ上りです。 
 これからも宮古市は、皆さんに美味しいもの、楽しいことを届けたいと思います。

平成31年 3月 1日号掲載分


オープニングセレモニーで餅まきをする山本市長
(写真中央)
 1月27日に「第2回宮古・下閉伊冬の産直&真鱈まつり」が宮古市魚市場で行われました。
 真鱈と言えば、冬の鍋料理をイメージする方が多いのではと思いますが、真鱈フライ、真鱈の天ぷら、真鱈の刺身、真鱈のキムチ鍋など、たくさんの食べ方があることがわかったイベントでした。
 宮古市魚市場は、真鱈の水揚げ量の多い日本有数の市場です。近年では、6年連続真鱈の水揚げ日本一でした。宮古港で水揚げされる主要魚種は、鮭、サンマ、イカ、そして真鱈です。テレビを通じて、真鱈フライが有名になってきました。関係者の皆さんのご苦労が身を結んできたことを、嬉しく思います。
 冬の真鱈は白子も美味。足が早い魚ですので、宮古では当たり前に食べられている真鱈の刺身も、全国的には、まだ美味しさを知らない人が多いと思います。
 宮古はこれから、真鱈のPRに力を入れ、多くの食べ方を発信し売り込みたいと思っています。「みやこの真鱈!みやこのまだら!」

平成31年 2月 1日号掲載分


華麗で楽しい演出で楽しませてくれた劇団ゆうの公演
 昨年12月16日、市民文化会館で滝沢市のNPO法人劇団ゆうによる「美女と野獣」の公演がありました。
 劇団ゆうは、かつて全国青年大会演劇部門で優秀賞を3度受賞した滝沢村青年協議会のOBが中心となり、平成3年に結成した劇団で、地元のみならず全国的に活動をされています。宮古市での公演は3回目で、今回は東日本大震災文化芸術復興事業として行っていただきました。舞台は、ディズニー映画で有名な物語を盛りだくさんの歌とダンスで演出したミュージカル作品でした。演技はもちろんのこと、セットや衣装も素晴らしく、会場のお客さんと一緒に楽しく鑑賞させてもらいました。
 また、舞台の前には、友情出演として千徳小学校スクールバンド委員会の演奏がありました。2018年のヒット曲をアレンジした曲目などを披露して、会場を盛り上げてくれました。ご覧いただいた皆さんにとって、素敵なプレゼントになったのではないかと思います。ご尽力いただいた関係者の皆さま、ありがとうございました。

平成31年 1月 1日号掲載分


ラジオで立丸峠工区完工の喜びを語る山本市長(左)。写真中央は本田遠野市長。
 11月29日に立丸第一トンネルが開通し、国道340号立丸峠工区が完工しました。川井小国地区から遠野市土淵地区まで、冬期間も安心して通れるようになったほか、時間も短縮になりました。小国地区の人たちも、買い物などが便利になったと思います。ただし、この区間には休憩所がありませんので、旧小国小学校跡を利用して、休憩所・産直施設「里の駅・おぐに」の整備を進めているところです。
 開通を記念して、12月1日に道の駅「遠野風の丘」で公開放送された、IBCラジオ「すっぴん土曜日・立丸峠道路開通スペシャル」に、出演してきました。当日は雪が降っていましたが、開通したトンネルのおかげで、心配することなく、「遠野風の丘」まであっという間に着くことができました。遠野市の本田敏秋市長と二人、力を込めて、両市の今後についてお話させていただきました。宮古市も、今以上に遠野市とタッグを組んで、産業振興に組んでいきます。

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