1896年(明治29年)の明治三陸大津波と1933年(昭和8年)の三陸大津波により壊滅的な被害を受けた田老地区(旧田老町)。 これを受け、防潮堤の整備は昭和三陸大津波の翌年(昭和9年)から始まり昭和54年に整備が完了しました。 町全体を囲む総延長2,433メートル、高さ10メートルの長大な防潮堤はかつて「万里の長城」と呼ばれていました。
また、旧田老町では、定期的に津波の避難訓練が行われたり、避難場所・避難経路を示す表示が多く設置されるなど津波に対する取り組みがなされていました。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災による津波は、この高さ10メートルの田老防潮堤を超え、田老の町を飲み込み、甚大な被害を及ぼしました。
「田老の防潮堤」では、東日本大震災により甚大な被害を受けた田老地区の現状や当時の状況を「学ぶ防災ガイド」により知ることができます。 |
基本情報
アクセス
〈公共交通機関をご利用の方〉
三陸鉄道リアス線「新田老駅」下車 徒歩約7分
〈お車をご利用の方〉
盛岡―田老 車で130分
浄土ヶ浜―田老 車で20分
龍泉洞―道の駅たろう 車で40分
「学ぶ防災」ガイドのお申込み・お問い合わせ
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