排水区域内のトイレの水洗化は3年以内に
汚水処理施設を使用することができる処理区域(排水区域)が公示されますと、この区域の家屋等の所有者は、くみ取り便所、台所、風呂、洗面所等から排出される汚水を排水管などによって3年以内(ただし、既に浄化槽を設置している場合は1年以内)に下水道管に接続しなければなりません。
水洗化工事と融資あっせん制度
市では、排水区域内でくみ取り便所を水洗便所に改造しようとする方若しくは浄化槽を廃止して排水管を汚水処理施設に接続しようとする方又は排水区域外で市営浄化槽を設置しようとする方には、水洗化資金の融資をあっせんし、利子の全額又は半額を市が負担します。
水洗化の申し込みは排水設備指定工事店で
水洗化工事は、市が指定した排水設備指定工事店でなければ施工できません。水洗化をしようとする方は、まず工事店を選び、設計、見積をとり契約してください。
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1.融資の対象
(1)水洗化工事を行う個人を対象とし、法人・団体等は対象となりません。
(2)連帯保証人を有する方
(3)負担金又は分担金及び市税を滞納していない方
(4)同じ建物は一度しか対象となりません。
(5)建物の新築工事は対象となりません。
2.融資限度額
1.一戸建てのもの
85万円まで
2.アパートなど2戸以上の構造を有するもの
300万円(水洗便所を設置する戸数1戸につき50万円とし、6戸を限度とする)
3.償還期間
5年(60回)以内
4.償還方法
元金均等月賦償還(端数は1回目で調整)
5.利子補給
- 汚水処理施設が使えるようになった日から3年以内(浄化槽設置などくみ取り便所のない建物については1年以内)に水洗化工事を行う者又は排水区域外で浄化槽の設置による水洗化工事を行う者
利子の全額を市が負担 - 上記以外のもの
利子の半額を市が負担
改造資金の貸付を希望される方は、工事の申請と同時に必要書類を添えて提出してください。
※水洗化資金融資機関
岩手銀行
東北銀行
北日本銀行
宮古信用金庫
東日本信用漁業協同組合連合会岩手支店
新岩手農業協同組合
東北労働金庫
6.水洗化資金融資の申込方法
申し込みに必要なもの
申込者・連帯保証人の印鑑証明書及び所得証明書(源泉徴収票でも可)
申込順序
1.指定工事店に相談
指定工事店に融資を受けて工事をしたいことを告げる。
↓
2.最寄りの融資機関に相談
↓
3.提出書類を準備
(1)印鑑証明書
(2)所得証明書
(3)融資予約申込書
(4)融資申請書
↓
4.書類提出
以上で申込は完了です。