宮古市では、新規就漁者を受け入れる漁業協同組合に対し、補助を行っています。
1 事業の目的
近年、岩手県の漁業就業者は年々減少し高齢化が進んでいる状況です。本市においても同様で、市内3漁協組合員数の推移をみても、年々減少が続いている状況です。この事業は、「つくり育てる漁業」の中核である養殖漁業および漁船漁業を経営の中心とする漁業を志す者の就業活動を支援する漁業協同組合に対し、補助金を交付するものです。
2 事業実施主体
宮古、重茂、田老町漁業協同組合
3 補助率
①対象者1人あたり月額125,000円(最長2年間助成)
②漁家子弟以外の者が市内に転入する場合、家賃月額の2分の1以内の額(最高30,000円、最長2年間助成)
③就漁計画期間経過後から3年以内に限り、施設・機械整備等に要する経費の3分の2以内の額(最高1,000,000円)
(ただし、漁家子弟は本事業により営業規模を拡大する場合に限る。)
4 事業内容
・60歳までの新規就漁希望者を受け入れる漁協に対して、上記補助額補助する。
・新規就漁者は、漁協が策定した計画に基づき、養殖漁業および漁船漁業技術の取得まで活動する。