崎山貝塚の時代
縄文時代は、いまからおよそ1万年以上も前にはじまり、2、300年前まで続きました。 このうち、崎山貝塚に人びとがくらしていたのは主に縄文時代の前期のはじめから後期の前半(約6000〜3500年前)にかけてで、およそ2、500年間にもわたりました。
崎山貝塚では前期のムラの様子はよくわかっていません。これは、中期の人びとがムラをつくる時に古いムラをこわしてしまったからだと考えられます。しかし、貝塚や土器すて場の様子からは前期にも大きなムラがあったのではないか考えられています。
中期以降は、中心にお墓や広場を持つ、規則正しい形の大きなムラがつくられます。 やがて、後期になるとやはりムラは規則正しい形なのですが、次第に規模が小さくなっていきます。
このように崎山貝塚では前期から後期にかけて、5段階にわたるムラの移り変わりが確認されています。
※下記添付ファイルをご覧ください。
添付ファイル
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