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山本市長のひとりごと 平成29年

更新日: 2018年1月4日

毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

平成29年12月 1日号掲載分

盛岡からの一番列車を出迎える山本市長(左)
盛岡からの一番列車を出迎える山本市長(左
 11月5日、待ちに待ったJR山田線盛岡-宮古間が復旧し、再開しました。111カ月ぶりです。
 午前930分宮古発の快速リアスに乗車し、茂市まで行き戻ってきました。車窓から見える閉伊川沿いの山々の紅葉が、とても鮮やかでした。列車に乗っていると、鉄道をつないできた歴史や文化の香りも感じられ、どこか懐かしい心地よい気分になりました。
 午後には、盛岡発の一番列車をお迎えし、運行再開セレモニーを行いました。鈴木俊一五輪担当大臣、平野達男参議院議員、木戸口英司参議院議員、大内敦JR盛岡支社長、中村一郎三陸鉄道社長、古山裕康盛岡市建設部長、小向正悟沿岸広域振興局長にご列席いただきました。小さな子どもからお年寄りまで、多くの市民の皆さまにも参加いただき、開通をお祝いしました。
 平成30年度末には、JR山田線宮古-釜石間が全線復旧し、その後、三陸鉄道による南北リアス線と合わせた163kmの一貫運行が開始されます。
 地域の大切な財産として、みんなで乗って、盛り上げていきましょう。

平成29年11月 1日号掲載分

産業まつりの開会式テープカットをする山本市長
産業まつりの開会式でテープカットをする山本市長(写真中央)
 古市産業まつりが9月30日、10月1日に行われました。姉妹都市から、八幡平市の田村市長、黒石市の有馬副市長、秋田・岩手横軸連携の大仙市から佐藤副市長にお越しいただきました。また、災害時援助協定を結ぶ苫小牧市、来年フェリーでつながる室蘭市、伊達市、登別市からも参加いただきました。ありがとうございます。
 オープニングには、大仙市から提供いただいた「昼花火」が秋晴れの空に舞い、みんなが「きれいだね~きれいだね~」と見入っていました。
 とまこまい味な倶楽部さんからは、絆ラーメン・カレーラーメンの売り上げから、苫小牧観光協会さんからは、物販の売り上げから、ご寄付をいただきました。苫小牧市の観光親善大使「ハスカップレディ」の葛西さん、小林さんには、まつりに花を添えていただきました。
 縁で結ばれた多くの皆さまに支えられ、昨年より5400人増の1万7000人が来場し、大変にぎわいのある産業まつりとなりました。
 ご支援いただいたすべての皆さまに感謝いたします。
 いつも言っています。「人が集まるところには何かが生まれる」。これからもたくさんの人が集う場をつくっていきます。

平成29年10月 1日号掲載分

さんま焼きの手伝いをする山本市長
さんま焼きの手伝いをする山本市長
 9月10日に恒例の目黒のさんま祭りに7000尾のさんまを持って、2年ぶりに行ってきました。昨年は、台風10号豪雨災害対応のため、鈴木副市長に参加してもらいました。
 宮古市が目黒のさんま祭りに参加して今年で19回目。さんまを提供することになったのは、ある新聞記事に「目黒のさんま祭りでは宮古港で水揚げされたものを築地で仕入れています」と目黒駅前商店街振興組合理事長のコメントが掲載されており、それを見た前市長が「それなら、PRを兼ねて宮古市が提供しましょう」となったのがきっかけで、現在まで続いています。
 この目黒のさんま祭りが縁で、品川区と平成14年に「災害時相互援助協定」を締結しており、東日本大震災直後には、多くの支援をいただきました。また、目黒駅前商店街振興組合からも幾度にわたり、多くの支援金をいただいております。このご恩を忘れないよう、今後も「目黒のさんま祭り」には、宮古市がさんまを届けたいと思います。

平成29年 9月 1日号掲載分

宮古運動公園落成式でのテープカット
宮古運動公園落成式でのテープカット
 7月12日、東日本大震災による被災から再建した「宮古運動公園」の落成式を執り行いました。
 29日には、野球場で、プロ野球イースタンリーグ公式戦「東北楽天ゴールデンイーグルスvs.横浜DeNAベイスターズ」が行われました。雨が降ったり止んだりする中、多くの皆さまに観戦いただきました。現在一軍で活躍中の楽天のオコエ選手は、この日1番センターで出場。タイムリーヒットを放ち、チームの勝利に貢献しました。
 30日には、陸上競技場で、リオ五輪出場の野澤選手、世界陸上ベルリン大会出場の和田選手を講師に、陸上教室「ミズノ・ビクトリークリニック」を開催しました。シンガポール赤十字社からのご支援で、最新の競技用具を取り揃えた日本陸連公認の「第3種競技場」。県大会規模の競技会が開催できる岩手県沿岸唯一の施設です。競技力の一層の向上につながるものと期待しています。
 子どもからお年寄りまで多く皆さまに親しまれ、笑顔あふれる施設となることを楽しみにしています。

平成29年 8月 1日号掲載分

 市長3期目(4年間)を務めさせていただくことになりました。心新たに「公正・公平・公開」をモットーとし、市民の参画と協働のもと市政を運営してまいります。
 東日本大震災以降、市民の皆さまに「宮古市は必ずや復興いたします」と約束してきました。東日本大震災、平成28年台風第10号豪雨災害からの一日も早い復旧・復興を進めてまいります。さらには復興の先を見据えた新しいまちづくり「宮古創生」に取り組んでまいります。
 現在宮古駅南側に、市民交流センター、市本庁舎、保健センターからなり、防災の拠点機能も有した「中心市街地拠点施設」を建設中で、来年7月完成の予定です。広い市域のどの地区からも来やすく、市街地ににぎわいをもたらし、親しみのある施設にしたいと思います。
 いよいよ来年6月には北海道室蘭市とフェリーで結ばれ、平成32年には三陸沿岸道路、宮古盛岡横断道路も完成します。観光、物流をはじめさまざまな可能性が広がります。産業振興に確実に結び付け、南部藩時代のようなにぎわいのある海の玄関口を作っていきたいと思います。
 「安定した仕事を持って、子どもを幸せに育てられるまち」を目指し、子育て支援にも力を注いでいきます。また、皆さまがいつまでも元気に暮らすことができるよう、健康寿命を延ばす取り組みも進めてまいります。
 いま宮古では、若い人たちが新たな取り組みに挑戦しています。人の集まるところには何かが生まれる。しっかりと育てていきたいと思います。
 「住めばみやこ、住むならみやこ」 住みやすい、楽しい宮古をみんなで創っていきましょう。

平成29年 6月 1日号掲載分

花見かきの水揚げを視察する山本市長花見かきの水揚げを視察する山本市長 桜の花が咲き、春の暖かさを感じ始めた4月17日(月)、津軽石牡蠣(かき)繁殖組合の「春のたより花見かき」初水揚げを視察しました。
 宮古湾の恵みが凝縮した“花見かき”は、春先限定の宮古を代表する味覚です。通常の約3倍の大きさに育てるため、質の良い物を厳選し、さらに2~3カ月かけて養成したカキの超エリート。加熱した花見かきは、濃厚なうまみが口いっぱいに広がります。時間と手間をかけて育てられた漁業者の皆さまのご努力を感じることができます。
 東日本大震災津波被害を乗り越えてきたさなか、昨年の台風10号豪雨で大量の真水が海に流れこみ、再び被害に見舞われました。地域産業の担い手の皆さまの、逆境にも負けず復興に向けてがんばる取り組みに対して、市としても後押ししていきたいと思います。

平成29年 5月 1日号掲載分

東京宮古同郷会白土会長から支援金を受け取る市長
東京宮古同郷会白土(しらと)会長から支援金を受け取る山本市長
 4月9日(日)、東京ガーデンパレスにおいて開催された「第49回東京宮古同郷会」に出席させていただきました。宮古市出身、ゆかりがある方々など約200名が参加。盛大な会となりました。
 品川区から桑村副区長、徳島県神山町から後藤町長、青山学院女子短期大学から八耳(やつみみ)学長、目黒駅前商店街振興組合から中崎理事長にも出席いただきました。
 東京宮古同郷会、品川区、そして目黒駅前商店街振興組合から温かい支援金を頂きました。交流がつなぐ深いご縁に心より感謝申し上げます。
 同郷会に行きますと、参加されている皆様の故郷「宮古」への強い思いを感じずにはいられません。来年は50回の節目です。宮古市として何かしら恩返しできればと感じています。同郷会の皆様の思いを胸に秘め、市民の皆様と共に宮古の街づくりを進めていきたいと思います。

平成29年 4月 1日号掲載分

台湾での写真
台湾の野球場に激励に訪れた桃園(とうえん)市の鄭(チェン)市長(中央)。三陸鉄道の中村社長と一緒にチームを応援しました。
 2月12日から15日まで、シンガポール、タイのバンコクを訪問しました。今回の目的は、シンガポール赤十字社へ、田老サポートセンター設置・運動公園陸上競技場の備品の寄贈に対するお礼と、タイ国際旅行フェア出店視察です。
 タイへは盛岡八幡平観光圏での対応で、盛岡市長、八幡平市長、雫石町長、盛岡広域振興局長に同行しました。、タイ旅行協会のアネーク最高顧問、スパラック会長と会談できました。
 シンガポールではジェトロシンガポール事務所を訪問し、物流とインバウンドの可能性を勉強しました。またクルーズ発着場、マリーナ・クルーズセンターを視察しました。空港のようなところでした。
 タイでは、在タイ日本大使館も訪問し、タイの日本に対する見方を勉強できました。
 3月2日から5日まで、三陸鉄道の中村社長と三陸鉄道キットドリームスのメンバーと台湾に行ってきました。台湾の3つの旅行会社を訪問し、三陸地域への誘客を依頼してきました。また、台湾鉄路管理局の鹿(ルー)局長と面談しました。台湾の鉄道、海岸線と三陸鉄道は姉妹路線です。
 三陸鉄道キットドリームスは、台湾のスター軍団「スターアーチィスト」と硬式野球を行いました。桃園(とうえん)市(人口210万人)の野球場には鄭文燦(チェン・ウェンツァン)市長も来て激励していただきました(写真中央)。親日の台湾とは、さまざまな分野で交流をしていきたいと思います。

平成29年 3月 1日号掲載分

祝賀会の様子
祝賀会の様子。多良間の音楽が流れると自然と
輪踊りが始まりました
 1 月11日から2泊3日の日程で、沖縄県多良間村を訪問しました。(詳細はこちらをご覧ください。
 姉妹市村締結20周年の記念交流です。宮古市からは加藤副議長、伊藤教育長、児童生徒派遣団の小学生10人、中学生6人が訪問しました。
 派遣団は今回で29期目、これまでに訪村した子供たちは延べ250人を数えます。直線距離にして約2300キロメートル。気候も違えば、文化、生活習慣も違います。交流を通じ、子供たちは経験を積み、成長という種を持ち帰ってきます。先人がお世話になったという史実をもとに、これからも「感謝」の心の交流を続けていこうと感じた訪村でした。
 2月上旬に開催された「ローザンヌ国際バレエコンクール」。本市出身の太田 倫功(おおた りく)さん(18歳)がファイナリストとなりました。このコンクールは、世界の若手バレエダンサーの登竜門ともいわれています。
 太田さんは、中学卒業後、プロを目指し単身ドイツに渡り、バレエ学校に進学。バレエに向き合う日々を送ってきました。惜しくも入賞には届きませんでしたが、大きな1歩となったはずです。これからの活躍が楽しみでなりません。皆さん期待しましょう。

平成29年 2月 1日号掲載分

市道北部環状線(山口-佐原間)開通式の様子
市道北部環状線(山口-佐原間)開通式の様子
 昨年12月11日、国道340号立丸峠の小峠工区(立丸第二トンネル)が開通しました。大峠工区(立丸第一トンネル)は、平成30年度の開通を目指しています。
 12月23日には、市道北部環状線の第一工区、山口地区から佐原地区の国道45号を結ぶ2.3キロメートルが開通いたしました。この開通で、市街地から市北部への新たなルートがつながり、県立宮古病院へのアクセス向上や、中心市街地の渋滞緩和が図られます。本区間に続き近内地区から山口地区までを結ぶ、第二工区1.3キロメートルは、平成30年度に開通します。
 道路の整備が進み、宮古地域の交通ネットワークが一つ一つ、つながっていきます。
 つなぐといえば、東京箱根間でタスキをつなぐ箱根駅伝が1月2日、3日に行われ、青山学院大学が3連覇を達成しました。4区の森田歩希(もりたほまれ)さん、5区の貞永隆佑(さだながりゅうすけ)さんは、前々回の宮古サーモンハーフマラソンにゲストランナーとして参加しています。宮古市とつながりのある青山学院大学の優勝は、とてもうれしいニュースでした。
 昨年は台風10号による被災がありました。本年は、宮古市にとってうれしいニュースが続くことを願っています。

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