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山本市長のひとりごと 平成30年

更新日: 2018年11月29日

毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

平成30年 12月 1日号掲載分


力強い応援で選手たちを鼓舞する早稲田大学応援部の部員たち
 今年の秋は気温も高く、過ごしやすい日々でした。そんな中、10月27日に六大学野球の「早稲田大学」対「慶応大学」(早慶戦)を観に行きました。目的は、野球というよりも応援団の観戦でした。というのは、昨年、早稲田大学応援部の部員約200名が、グリーンピア三陸みやこで合宿を行っております。その時の練習が迫力のあるものだったので、実際の試合ではどうか、楽しみにしていました。素晴らしい応援で、野球よりも応援に見入ってしまいました。また、応援部OBの方々、部長の葛西順一教授、池田友彦監督、竹沢久喜前監督のお計らいで、応援部の間近の席に案内してもらいました。早稲田大学の大きさをまじまじと見ることができ、感動でした。この雰囲気の中で、宮古の子どもたちも勉強させたいと思っています。ただし、勉強して卒業したら宮古に戻ってくるような仕掛けも、必要と思っています。再来年の合宿はまた宮古でと考えています、と言っていただけました。今から楽しみです。

平成30年 11月 1日号掲載分


式典後の昼食会での記念撮影。後列右から、
滝澤副師団長夫妻、上尾総監、清田師団長
 9月23日に仙台で行われた、陸上自衛隊東北方面隊創隊58周年記念式典に出席いたしました。式典では、滝澤博文第6師団副師団長が観覧部隊の指揮を執っておりました。自衛隊の滝澤さんと聞けば「ああ、東日本大震災の支援に来ていた、北海道の第2師団幕僚長」と、思い出す方も多いことと思います。まさにあの時の現地指揮官です。滝澤さん率いる陸上自衛隊に、私たちは救われました。式典での凜々しい姿に当時を思い出しました。また、当時の第2師団師団長で、後に東北方面総監になられた田中敏明さんにもお会いすることができました。田中さんには、自衛隊が宮古での任務を終え帰還するとき、一緒にヘリコプターに乗せてもらい、上空から被災地を見させていただきました。式典後の演習ではその迫力から、絶対戦争はしてはいけない、戦争が起きたら大変なことだと感じました。その後の昼食会で、滝澤さんから、現在の上尾秀樹東北方面総監、清田安志第6師団長を紹介していただきました。清田さんは、震災後に天皇陛下が宮古市をご訪問されたときの、ヘリコプター部隊の隊長だったそうです。自衛隊の方々には、さまざまなところで縁があり、お世話いただいていると、再認識しました。自衛隊の皆さんのこと、良く知り、理解したいものです。

平成30年 10月 1日号掲載分


宮古のPRに熱心な佐々木真琴さん(前列右端)に
山本市長から承認証を交付
 新しい取り組みを紹介します。宮古をPRすること、いろいろ試みてきました。もっともっと必要だと感じています。日本各地、中国、台湾、タイなど、どこに行っても認知不足を実感。そこで、学生とか民間の方々の力を借りたいと、このたび「本州最東端のまち宮古・PR隊」承認制度を試行的に始めました。
  第1号として、宮古市生まれで首都圏の大学に通う佐々木真琴さんに、先日都内で承認証を交付しました。SNSなどでいつも宮古をPRしている佐々木さん。宮古の食・飲み物・観光地・イベントを全国に発信しています。「宮古が大好き」「宮古のために何かしたい」と高校生のころからPR活動をしています。
 宮古が好き、宮古の良さを大勢の人に発信している、これから発信していく、という方、いませんか。「PR隊」は、自発的かつ意欲的に宮古のPR活動に取り組む人を応援する承認制度です。ボランティアですので、報酬などはありませんが、オリジナルの名刺を作らせていただきます。宮古をP Rする人、この指と~まれ♪
※PR隊についての問い合わせは市秘書広報課広報係(☎68−9065)まで

平成30年 9月 1日号掲載分

烟台業達委員での意見交換会に参加する山本市長 7月8日から12日まで、中国の大連市と烟台市を訪問しました。大連市へは経済交流を目的に訪問。助宗タラを中国へ輸出している株式会社おがよしの沼里政彦社長に同行いただきました。岩手県大連経済事務所で打ち合わせ後、企業視察(大連遼漁国際水産品市場、大連端地企業集団、大連五環国際労務合作、パンチ工業大連工場)を行い、パンチ工業大連工場では、宮古出身の岡田秀和さん(同工場副総経理)に案内してもらいました。大連市では、岩手県大連経済事務所とのネットワーク形成、乾物を中心とした宮古の水産物の取り引きなどについて、意見交換しました。
 烟台市へは、友好協力都市締結25周年を記念して、交流のきっかけを作られた、後藤康文宮古市国際交流協会会長・宮古市日中友好協会会長とともに訪問。企業視察(東方海洋集団、ニチレイフーズ烟台工場)のほか、魯東大学外国語学院、烟台業達医院などを訪問しました。烟台市との意見交換会では、宮古市への国際交流員派遣検討の継続をお願いしてきました。
 最終日には北京にも寄り、岩手県出身者などとの交流会を開催。宮古出身で、在中華人民共和国日本大使館一等書記官の菊池信太郎さんともお会いしました。
 大変ハードなスケジュールで「へとへと」になりましたが、充実した訪問となりました。

平成30年 8月 1日号掲載分


フェリー前で固く握手を交わす山本市長と室蘭市の青山市長(6/22・室蘭港にて)
 6月22日、宮古市と北海道室蘭市が「海の道」でつながりました。待ちに待った岩手県初の定期フェリー航路の開設です。宮古市では長い年月をかけ航路実現に向けて取り組んできました。その成果がようやく実を結んだものです。フェリー会社である川崎近海汽船(株)には感謝感謝です。就航に向けては、同社の石井繁礼(しげのり)代表取締役会長、赤沼宏代表取締役社長をはじめ、室蘭市の青山剛市長など多くの関係者の皆さまと準備を進めてきました。国土交通省の港湾局、海事局の皆さまにも多大なご尽力をいただきました。ありがとうございます。
 出港前のテープカットの時には、赤沼社長と抱き合って喜びを分かち合いました。フェリー就航を祝うかのような晴天のもと、多くの市民の皆さんに見送られ、午前8時に宮古港を出港。私も乗船し、たくさんの方々と一緒に10時間の楽しい船旅を過ごしました。
 室蘭港到着後、ターミナルに向う約200㍍の空中歩廊には、途切れることなく、子どもたちらが小旗を振って出迎えてくれました。とてもかわいらしく涙が出ました。青山市長を見つけた時には、思わず駆け寄り抱き付いてしまいました。到着後のセレモニーでも多くの室蘭市民の皆さんにお出迎えいただき、感無量でした。
 室蘭から宮古に向う第一便は午後8時に出港し、ライトアップされた白鳥大橋に見送られました。もちろん青山市長をはじめ室蘭市の皆さんも一緒の乗船でした。
 これからも、室蘭市・川崎近海汽船(株)・岩手県と連携し、両地域の発展と航路継続のため頑張っていきます。

平成30年 7月 1日号掲載分


約120人の参加者を前に主催者あいさつをする
山本市長
 5月31日にシートピアなあどにおいて、「取り戻そう“サケ力(りょく)” シンポジウム」を、岩手日報社の協力のもと開催しました。
 サケは宮古市の魚に指定していますが、近年、不漁が続いており、漁業者・水産加工業者は苦慮しています。そこで、市が中心となり、たくさんのサケが岩手の川に戻ってくることを願い、シンポジウムを開催し、みんなでサケについて学びなおすことにしました。
 シンポジウムでは、「岩手の秋サケ漁について」「サケ人工ふ化放流事業に関わる過去、今後について」と題してサケを取り巻く現状についての報告と、「サケと人をつなぐまち」をテーマとして講演が行われました。
 また、パネルディスカッションでは「サケ力で地域活性化」をテーマとして、さまざまな意見交換がなされました。
 これからもサケと共に生きるまちを目指し、サケ漁の不漁改善に向けて取り組んでまいります。

平成30年 6月 1日号掲載分

スターレジェンド前での記念撮影
スターレジェンド前での記念撮影
 5月6日、外国客船「スターレジェンド」が宮古港に初寄港しました。外国客船の寄港は、平成20年の「アムステルダム」以来10年ぶりです。入港時には「teamきざはし」の皆さんの日本舞踊などが、寄港中には、宮古海上保安署の巡視艇「はつかぜ」による洋上放水や「宮古港海戦の会」の皆さんのアトラクションが、出港時には、「盛岡さんさ伝承会もいち」の皆さんのさんさ踊りが披露され、スターレジェンドの寄港に大きな花を添えてくれました。乗船してきた外国人のお客様には、浄土ヶ浜や三王岩などの観光を楽しんでいただきました。市内の短大生や中高校生86人の皆さんがボランティアとして、22人の方々が通訳スタッフとしてガイド役を務め、たいへん素晴らしい活躍をみせてくれました。市内では、末広町商店街でのフライキ祭りや、「昭和通りのおかみさんもてなしたい」によるお振舞いなど、市を挙げた「おもてなし」が行われました。ご協力いただいたすべての皆さまに感謝いたします。「スターレジェンド」は9月24日にも寄港します。6月22日には、宮古と北海道室蘭市を結ぶ「宮蘭フェリー」の就航開始、7月14日には、客船「ぱしふぃっくびいなす」、来年4月25日には、大型外国客船「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港が予定されています。宮古港が大きな賑わいをもたらす玄関口となるよう、みんなで盛り上げていきましょう!

平成30年 5月 1日号掲載分

東京宮古同郷会の白土正治会長に山本市長から感謝状を贈呈
東京宮古同郷会の白土正治会長に山本市長から感謝状を贈呈
 4月8日、50回目の節目を迎えた「東京宮古同郷会総会・懇親の集い」に出席させていただきました。 
 東京ガーデンパレスで開催され、宮古に縁のある約200人の参加でした。
 総会に先立ち県立水産科学館の伊藤館長から宮古弁でユーモアたっぷりの講演「ふるさとからのレポート」がありました。
 総会では、品川区から義援金を、目黒駅前商店街振興組合と東京宮古同郷会から寄付金を頂戴いたしました。
 宮古市はこれまでも品川区、目黒駅前商店街振興組合、東京宮古同郷会からたくさんのご厚意を頂戴しており、感謝状をお贈りしました。
 懇親の集いでは、山口太鼓の会の迫力ある太鼓のほか、宮古出身の若者が宮古を想って作ったオリジナルソング「みやごに帰りてぇ」、宮古を応援してくれている若い女性のウクレレ演奏が披露されました。
 最後は、参加者全員で宮古市民歌、川井出身の方が作詞した「ふるさとよ」を歌い、会場は大いに盛り上がりました。
 宮古を想ってくれる方々のために「がんばらねば!」と思っています。

平成30年 4月 1日号掲載分


おなじみのカニのかぶり物をしてあいさつする山本市長=写真中央
 3月4日、第16回を数える「宮古毛ガニ祭り」が魚市場特設会場で行われました。この日の気温はなんと19度。春の訪れを感じるイベント日和となりました。9時半からの開始でしたが、私が会場入りした10時すぎにはすでに身動きができないほどの来場者でにぎわっていました。
 JR山田線(盛岡発)では3両連結の臨時列車「宮古毛ガニ祭り号」を、三陸鉄道(久慈発)では「宮古毛ガニ祭りツアー」を運行したほか、ツアーバスも15台来場。首都圏など県内外から多くのお客様を迎え入れました。
 昨年、毛ガニが不漁だったため、今年は開催を2月から3月に延ばしたとのこと。昨年より販売量は多かったのですが、午前中で完売する盛況ぶりでした。来年は豊漁となることを期待しましょう。
 本州の東西南北端の縁で結ばれる下関市の「道の駅北浦街道ほうほく」から担当者にお越しいただき、「サザエのつぼ焼き」が無料提供されました。用意した1000個は1時間ほどで「あっ」という間に配布を完了。みんなが「おいしい、おいしい」と言っていました。ご縁に感謝です。
 今年は、昨年を上回る1万9500人が来場しました。「宮古毛ガニ祭り」は多くのファンに愛される宮古を代表する一大イベントに育っています。うれしいことです。
 ほかのイベントもメジャーになるよう、みんなで盛り上げていきましょう。

平成30年 3月 1日号掲載分

肝いり(村役人)役の山本市長
肝いり(村役人)役の山本市長=写真中央
 2月11日と12日に、みやこ市民劇「拓(ひら)け、いのちの道を~鞭牛(べんぎゅう)和尚の挑戦」が上演されました。約160人の市民の皆さまが集まり、4ヶ月以上かけて作り上げられた宮古市初の市民参加型の演劇です。
 題材となった「鞭牛和尚」は、和井内生まれ。国道106号の基となった閉伊街道の開拓者として知られています。飢饉(ききん)などの災いに見舞われる中、住民たちと協力して苦難を乗り越え、宮古から盛岡までの難所を切り開いた功績を振り返る機会となりました。東日本大震災や平成28年の台風第10号災害の経験を思い出し、改めて「命の道」の大切さを感じました。
 私も肝いりの役で出演。稽古や前日のリハーサルにも参加し、関係者の皆さまの熱意を直に感じることができました。
 観客動員は、初日751名、2日目908名。多くの皆さまに鑑賞いただき、演者、作り手、観客が一体となった感動的な魅力ある舞台となりました。
 今後もみやこ市民劇が続いていくよう応援してまいります。

平成30年 2月 1日号掲載分

新区界トンネル貫通式(1)

茂市トンネル工事安全祈願祭(2) 
 東日本大震災から6年10カ月目の1月11日に宮古盛岡横断道路(仮称)新区界トンネル貫通式が、トンネル坑内の宮古市と盛岡市の境で行われました(写真上(1))。宮古市側、盛岡市側の双方から貫通突破式を行い、貫通点で、谷藤裕明盛岡市長と握手をし、万歳をしたときには感無量で涙がでました。この貫通式を契機に、宮古盛岡横断道路整備の進展にさらに弾みがつきます。翌12日には宮古盛岡横断道路茂市トンネル工事安全祈願祭が行われ(写真下(2))、着々と工事が進んでいます。
 「命の道」である宮古盛岡横断道路の開通は2020(平成32)年度です。
 開通後は、救急医療活動など搬送時間の短縮が図られるほか、産業振興、地域振興など様々な分野で大きな効果が期待されます。楽しみにしていきましょう。

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