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山本市長のひとりごと 令和4年

更新日: 2022年12月1日

毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

令和 4年12月 1日号掲載分


高校生議員からの質問に答える山本市長
 11月3日、高校生議員による議会「みやこ未来議会2022」が市議会議場で行われました。高校生たちに自分の暮らす地域のことを知り・興味をもってもらうことを目的に、陸中宮古青年会議所主催、市・市議会共催で行う取り組みです。令和2年度から始まり、今年で3回目となりました。
 15人の高校生議員から、若者の定住促進や公共交通機関の活用、SNSでの情報発信、自転車通学時の危険箇所など、若い感性と視点でさまざまなご提言をいただきました。特にも今年は、再質問での議論が非常に盛り上がったように思います。他自治体での事例や統計データなどを示しながら質問をされる場面もあり、皆さんしっかり勉強してきたのだなと、この議会にかける熱量が伝わってきました。「消極的にならず、もっと新しいことにチャレンジするまちづくりをしてほしい」との叱咤激励もいただきました。宮古を今以上に魅力的なまちにして、この気持ちに答えなければ、と思いました。
 若い人たちとの対話を通じて、新たな学びや気付きを沢山いただきました。参加してくれた高校生の皆さん、開催にご尽力いただいた関係者の皆さん、ありがとうございました。

令和 4年11月 1日号掲載分


宮高1年の生徒を前にまちづくりの話をする山本市長
 9月28日、宮古高校で市のまちづくりに関する講演を行いました。同校の授業である「総合的な探究の時間」の一環として依頼されたもので、1学年の生徒約160人に向け、お話しさせていただきました。
 講師役は、何度やっても緊張します。特に、若い人たち相手だと「あれも話したい」「これも伝えたい」という思いから、時間を忘れてしまうこともしばしば…。今回も5分ほどタイムオーバーをしてしまいました。それでも、皆さん最後まで真剣に聞いてくれました。
 講演後には、生徒からの感想レポートが届きます。毎回これを読むのがとても楽しみです。「宮古市独自の子育て支援や奨学金を知れてよかった」「再生可能エネルギーの取り組みが勉強になった」など、うれしい感想をたくさんいただきました。
 若い人たちに、宮古市を知って、学んで、より愛着を持ってもらうため、これからもさまざまな活動を進めていきたいと思っています。11月3日には、宮古市議会議場で、高校生議員による「みやこ未来議会2022」も行われます。陸中宮古青年会議所主催、市と市議会が共催で開催しているもので、どなたでも傍聴できます。自分たちのまちをより良くするために頑張っている生徒たちの姿を、ぜひ見に来てください。

令和 4年10月 1日号掲載分


合宿を終えた早稲田大学応援部の皆さんとの記念写真
 早稲田大学応援部の夏合宿が、5年ぶりに宮古市で行われました。8月27日から10日間、リーダー(応援団)・吹奏楽・チアリーディング、合わせて約140人の学生の皆さんが、グリーンピア三陸みやこに滞在されました。
 高校時代、応援団に所属していた私にとって、早稲田大学応援部は憧れの存在です。練習風景も見学させていただきました。汗を流し、声出しやパフォーマンスに全力で挑むひたむきな姿に、心打たれました。
 9月3日には、市民総合体育館と、道の駅やまびこ館で行われた「やまびこフェスタ2022」において、応援ステージが行われました。また翌4日には、田老防潮堤で東日本大震災の追悼のエールを披露していただきました。たくさんの元気と感動を、大勢の市民に届けてもらいました。ありがとうございます。
 これからも宮古市は、早稲田大学応援部を〝応援〟していきます。ぜひまたお越しいただき、宮古の空に、あの力強い声を響かせてほしいと思います。

令和 4年 9月 1日号掲載分

 7月30日・31日、秋田県大仙市の親子47名の方々に、宮古市へお越しいただきました。
 大仙市の皆さまは、東日本大震災直後、いち早く宮古市に駆けつけ、我々を勇気づけてくれました。その後も、震災がれきの受け入れや、宮古市への職員派遣、「大曲の花火大会」への招待など、多くのご支援をいただいてきました。こうしたご縁がきっかけで、令和元年10月に大仙市と宮古市は「友好交流都市」となりました。改めて、大仙市の皆さまへの感謝にたえません。
 このたびの訪問は、これまでのご支援に対する感謝の意を込め、宮古市に招待させていただいたものです。
 参加者の皆さまは、遊覧船「宮古うみねこ丸」に乗船し、うみねこへの餌付けをしたり、真崎海岸での地引網体験など、普段、大仙市では体験できない「海」とのふれあいを楽しんでいただきました。また、生きたウニを初めて見て触れた子どもたちは、その形や動きに驚き、大きな歓声を上げていました。
 「宮古が大好きになった」「宮古のことをみんなに教えたい」といった声が聞かれ、一夏の良き思い出になったものと嬉しく感じております。
 東日本大震災からの復興を大きく支えてくれた大仙市の皆さま。
 今後も両市の良さを生かしながら、市民相互の交流や、産業・経済・教育・文化などでの連携を図り、老松大仙市長と共に、両市のさらなる発展に努めてまいります。

令和 4年 8月 1日号掲載分


宮古うみねこ丸の操縦室で記念撮影。
皆さんの乗船をお待ちしています。
 7月17日、宮古市の新たな遊覧船「宮古うみねこ丸」がついに就航の日を迎えました。当日は出崎ふ頭で、来賓や関係者の方々をお招きして、記念式典を行いました。
 昨年1月に、浄土ヶ浜遊覧船が、58年の歴史に幕を下ろしました。その後、多くの方から「宮古には遊覧船はなくてはならない」とのお声をいただき、「観光のまち・宮古」の目玉となる、新たな遊覧船事業をスタートいたしました。
 遊覧船建造にあたっては、全国の皆様からのクラウドファンディングをはじめ、企業様からの寄付、街頭での募金など、多くのご支援をいただきました。
 宮古うみねこ丸に込められた皆さんの思いと、就航までの道のりを考えると、喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。宮古うみねこ丸に関わっていただいた全ての皆様、ありがとうございました。
 宮古の海には、やはり遊覧船がよく似合います。今後、船上での花火観覧や結婚式の企画案もあるとか。「宮古うみねこ丸」が、皆さんに末永く愛される〝市民号〟となることを願っております。

令和 4年 7月 1日号掲載分


メイクもばっちり!舞台袖で出番に備える山本市長(右)とゲスト出演者の方々
 5月21日・22日、第3回みやこ市民劇「さらば義経」が、市民文化会館で上演されました。コロナ禍で3カ月公開を延期していた、待望の舞台です。
 私もゲストとして、宮古商工会議所の花坂会頭、宮古観光文化交流協会の田中会長、三陸鉄道の石川社長、岩手県沿岸広域振興局の小野寺副局長、桐田副市長とともに出演し、馬の仲買人「馬喰」役を演じさせていただきました。過去2回は、本編とはあまり関係のない場面での役回りでしたが、今回は、ストーリー中盤、主人公・義経と一緒に登場するシーンということで、とても緊張しました。セリフもこれまでで一番多く、覚えるのに苦労しました。演出から「もっと顔を目立たせて!」との注文に、メイクスタッフさんと相談しながら、化粧にも気合いを入れて本番に臨みました。
 2日間とも大きな拍手のもとフィナーレを迎え、大成功の舞台となりました。「宮古の義経北行伝説がたくさん出てきて面白かった」、「馬の演技が最高!」など、嬉しい評価を多くいただきました。
 演者・スタッフをはじめ、みやこ市民劇に関わっていただいた皆さんが一体となり創り上げた作品は、とても素晴らしいものでした。宮古の演劇文化が地域に定着し、さらに盛り上がっていくよう、これからも応援してまいります。

令和 4年 6月 1日号掲載分


青山学院初等部6年生128名に宮古市のお話をする市長

児童への市親善大使委嘱状交付の様子
 市と地域づくりや教育振興に関する包括支援協定を締結している青山学院大学(東京都渋谷区)の小学校にあたる青山学院初等部を、4月28日に訪問しました。5月に船を使った修学旅行で宮古市を訪問される6年生128名の皆さんに、事前学習として、宮古市の特色や震災復興のことなどを紹介しました。
 浄土ヶ浜をはじめとした本州最東端の地・宮古の美しい自然と、その美しい風景を一変させた津波の恐ろしさを伝えたい、という思いを込めてお話しました。
 子どもたちは皆、一生懸命メモを取って、真剣に聞いてくれました。宮古について興味を持ち、積極的に学ぶその姿を見て、感心するとともに非常に嬉しく思いました。
 質問コーナーでは、小学生とは思えない鋭い質問に驚かされました。また、クイズコーナーでは「浄土ヶ浜の遊覧船で売っていた〝うみねこパン〟に含まれている宮古の特産品は?」の問いに「宮古のサーモン!」など沢山の回答が出て、大いに盛り上がりました。
 もっと宮古のことを知ってほしい、という願いから、128名の皆さんに「宮古市親善大使」を委嘱させていただきました。
 修学旅行だけでなく、ぜひ、大きくなっても、何度でも、宮古に来て欲しいものです。その為にも、宮古をさらに魅力あふれるまちにしていきたいと、改めて思いました。

令和 4年 5月 1日号掲載分


3月15日に行われた遊覧船船名発表会
(市長は写真中央)
 現在建造を進めている宮古市の新たな遊覧船の船名が「宮古うみねこ丸」に決定しました。市民公募と選考委員会によって選ばれたものです。親しみやすい素敵な名前を付けていただきました。
 昨年7月から行ってきた、船体建造にかかるクラウドファンディングは、今年3月末で終了とさせていただきました。集まった金額は合計で2134万5397円です。市民はもちろん、北は北海道から南は福岡県まで、日本中の方々から心温まる多大なご支援をいただきました。ご協力いただいたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。
 遊覧船の発着場所となる出崎ふ頭先端部には「しおかぜ公園」が整備され、4月1日にプレオープンしました。広い芝生や展望広場のほか、親子で遊べる「潮だまり」もあります。〝宮古うみねこ丸で海風を楽しんだあとは、しおかぜ公園で憩いのひと時を…〟なんて休日の過ごし方も、いいですね。
 遊覧船は、5月2日(月)に工場のある山田町で進水式を行い、試運転などを経て、7月17日(日)から就航する予定です。宮古の海の新たなにぎわいスポットの誕生に、今年は例年以上に夏を待ち遠しく思います。

令和 4年 4月 1日号掲載分


3月10日の臨時記者会見でウクライナへの支援に対する思いを語る山本市長
 東日本大震災から11年が経過しました。毎年この時期になると、震災当時のことが思い出され、犠牲になられた方への追悼の思いと、世界中からいただいた支援への感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
 そのような中で、ロシアによるウクライナ侵攻に関する報道を目にするたびに、非常に心が痛む思いをしていました。がれきだらけになったウクライナの風景を見ると、11年前のあの日、津波で壊滅的な被害を受けた宮古の街並みを重ねてしまいます。
 不安と悲しみの中で日々を過ごしているウクライナ国民のために、何かできないかと思い、市として、ウクライナへの人道支援を実施することを決めました。
 支援策として「救援金の募集」と「避難民の受け入れ」を行います。市内11カ所に救援金の募金箱を設置したほか、国から避難民の受け入れ要請があった場合速やかに対応できるよう、住居・食料・生活品等の確保や、通訳などの人的体制について準備を進めています。
 国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)では「誰ひとり取り残さない」という基本理念のもと、目標の一つに「平和と公正をすべての人に」を掲げています。国際社会の一員として、責務を果たしていきたいと考えております。市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。

令和 4年 3月 1日号掲載分




研究結果を発表する宮古商工高校流通経済科の
生徒(写真上)と発表内容についての感想を述べる
山本市長
 2月5日に、宮古商工高等学校主催の「宮古市や各種事業所とのまちづくり事業の協働参画に向けた取組の発表会」が、イーストピアみやこで行われました。
 商業科・流通経済科の3年生67名の皆さんにより、産業振興、高齢者福祉、公共交通、国際交流など10のテーマについて、研究成果の発表が行われました。
 1年生の時から取り組まれてきたとのことで、どの発表も、しっかりとしたデータ分析と具体的な提案がされた非常に素晴らしいものでした。コロナ禍のため、今回は関係者のみでの開催でしたが、次回はぜひ多くの皆さんに聞いていただきたいと思いました。
 一昨年から始まった陸中宮古青年会議所主催の「みやこ未来議会」をはじめ、高校生の皆さんが宮古のこと・地域のことに関心を持ってくれる機会が増えてきました。とても嬉しく、頼もしいことです。
 若い人たちに積極的にまちづくりに参加していただき、そのアイデアや思いを取り入れながら、これからの宮古市を一緒につくっていきたいと思います。

令和 4年 2月 1日号掲載分


昨年のサーモンマラソンで力走する青山学院大学の太田選手
 1月2日、3日に行われた「第98回箱根駅伝」では、宮古サーモン・ハーフマラソン大会でお馴染み、青山学院大学陸上競技部が、見事2年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。大会新記録での圧巻のゴールでした。
 特に、3区を走った1年生の太田蒼生さんは、昨年のサーモンマラソンに出場された選手です。3区のトップに躍り出た瞬間は、応援する手にさらに力が入りました。総合優勝に繋がる力強い快走でした。また、昨年サーモンマラソンに初出場いただいた東洋大学も、総合成績で4位に入賞をされました。宮古にゆかりのある方々の活躍を大変嬉しく思います。
 青山学院と宮古市との関係は、2011年の青山学院女子短期大学の復興支援から始まりました。その後も、東日本大震災追悼式でのハンドベル演奏やボランティア活動など、学院をあげて、継続した心温まる支援をいただいております。青山学院大学陸上競技部のサーモンマラソン出場は2014年から始まり昨年で8回目となります。全国トップレベルの力強い走りで、毎年大会を盛り上げていただいております。このご縁を大切に、これからも交流を深めていきたいと思います。
 「目標をしっかりと定め、皆でそれに向かい努力し、着実に歩みを進める」。ひたむきに走り、たすきを繋ぐ選手の姿から、何事にも、チーム一丸となって取り組むことの大切さを教えていただきました。選手の皆さん、勇気と感動をありがとうございました。

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