宮古市では、独自に市内各地における空間放射線量を定期的に測定しています。その値は国が示す基準をクリアしており、日常生活等において影響を与える状況ではありません。
放射性物質・放射線の基礎知識はこちら環境省のHPより
調査の概要
測定地点
川井小学校、旧茂市小学校、小山田保育所、旧藤原小学校、磯鶏保育所
津軽石小学校、重茂小学校、田老第一小学校、うみどり公園(旧市役所本庁舎)
※各測定地点の測定場所は下段添付ファイル「市内測定場所」に図面があります。
測定方法
各測定地点の校庭などで地表面から5cm,50cm,1mの高さで、30秒間隔で5回値を読み取り、その平均値を測定値とします。
測定機器
機種名:シンチレーション式サーベイメータ TCS-172B(日立アロカメディカル株式会社製)
※測定値には誤差が生じますので、測定結果は参考数値となります。
測定結果による推定被ばく線量(年間)の算出方法
文部科学省・厚生労働省は自然放射線を含まない外部被ばく放射線量については、年間1ミリシーベルト以下が望ましいとしております。年間1ミリシーベルトを時間当たりに換算すると、環境省による自然放射線量の国内平均値である毎時0.04マイクロシーベルトを含み、毎時0.23マイクロシーベルトになります。
現在市内の空間放射線量の測定結果は、毎時平均0.05〜0.13マイクロシーベルトで年間線量に換算すると0.26〜0.68ミリシーベルトであり、自然放射線量を含んでも年間1ミリシーベルトを下回っており、日常生活や学校生活等において放射性物質が健康に影響を与える状況ではありません。
測定結果から推定される年間の外部線量を求めるには、以下の計算式により算出します。
年間線量(mSv/年)=測定値(μSV/時)×(8時間+0.4×16時間)×365日÷1,000
※1mSV(ミリシーベルト)=1,000μSV(マイクロシーベルト)
【年間外部被ばく線量を推計する場合の条件】
- 測定した場所に1日8時間、その場所の木造家屋に1日16時間いるものと仮定
- 木造家屋内滞在における被ばく量低減効果を60%(係数0.4)と仮定
測定結果
測定結果については下記のファイルをご覧ください。
市内の測定結果は、日常生活や学校生活等において放射性物質が健康に影響を与える状況ではありません。
引き続き、定期的な測定を実施し、市内の放射線量について監視いたします。
リンク
添付ファイル