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第9回藤田弘基写真コンテスト入賞作品紹介

更新日: 2023年1月30日

第9回藤田弘基写真コンテスト入賞作品(令和4年度開催)



 令和4年度に開催した第9回藤田弘基写真コンテストの入賞作品を紹介します。

 当コンテストは、写真家 藤田弘基氏の功績を顕彰するとともに、宮古市の自然の素晴らしさをアピールすることを目的に開催しています。


【応募テーマ】
 宮古市の豊かな自然、それに関わりながら生活する人の優しさ、強さ、また自然とともに生きる喜びを表現した作品



【募集期間】
 令和4年5月1日~10月31日
 (募集対象作品:令和2年11月以降に撮影したもの)


【応募作品数、応募者数】
 197作品、55人


【審査員】
 
写真家  菊池哲男 氏



写真家 藤田弘基 氏

1939年、東京都新宿区生まれ。1966年、高校時代から憧れ続けたヒマラヤに初めて遠征する。1970年から75年までに全国を行脚し蒸気機関車の取材を行う。その後すぐ、ネパールヒマラヤに旅立ち、35年に渡り、ユーラシア大陸の山岳地帯で繰り広げられる数々のドラマを大型カメラで取材する。多くの写真集を出版すると同時に、写真展を開催。2001年、NHKスペシャル「星明りの秘境カラコルム―山岳写真家藤田弘基の世界」が放映され話題となる。取材の合間をぬい、妻の童話作家・茂市久美子氏の生まれ故郷(旧新里村茂市)をたびたび訪れ、茂市を第二の故郷とし、宮古市豊かな自然を撮影した。2012年9月没。




     






審査員 写真家 菊池哲男 氏

1961年、東京生まれ。立教大学理学部物理学科卒。好きな絵画の影響で14歳から独学で写真を学び、山岳写真家として山岳雑誌やカレンダー、ポスターなどに作品を発表。2001年には月刊誌『山と渓谷』の表紙撮影を1年間担当した。主な写真集に『白馬SHROUMA』(2005年)、『白馬岳 自然の息吹き』(2011年)、『アルプス星夜』(2016年)(共に山と渓谷社)、『山の星月夜―眠らない日本アルプス―』(2008年)(小学館)など。最新作は『鹿島槍・五竜岳-天と地の間に-』(2020年 山と渓谷社)で、ニコンプラザ新宿・大阪で大規模な作品展を開催した。2007年、長野県白馬村和田野の森に作品を常設展示する菊池哲男山岳フォトアートギャラリーがオープン。東京都写真美術館にも作品が多数収蔵されている。フランスのアウトドアメーカー「ミレー」のテクニカルアドバイザー。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員、日本写真協会(PSJ)会員。

 














  入賞作品(敬称略)


     ※写真をクリックすると拡大表示します。
     ※賞ごとの並びは応募順です。
     ※当サイトに掲載されている写真を無断で複製・転載することを禁じます。


【審査員総評】
 昨年、一昨年に引き続き、今回の藤田弘基写真コンテストも公開審査ができずに東京の自宅で行いました。今も新型コロナウイルスの第八波が押し寄せ、各地で猛威を振るっていますが、一方で旅行やイベントなど日常も取り戻しつつあります。
 当コンテストも昨年より応募人数、点数ともに増えて見応えのある作品が多く集まり、中には今までなかったような表現の作品も寄せられ、選ぶのに苦労しました。
 





藤田弘基賞


  

黎明(れいめい)()げる 【組写真】

村上 和希 (宮古市)
【審査員選評】
 最初から最後まで文句なしの最優秀・藤田弘基賞でした。拝見して静かで清らかな意思みたいなものを感じました。3枚組の作品ですが、特に2枚目の作品がポイントですね!若い女性の瞳に浄土ヶ浜を映すとはなかなか良い発想です。モデルの雰囲気がこのシーンにピッタリだと思っていたら何と奥さまとは!このような作品が応募されるようになったことはこのコンテストがさらに飛躍する段階に来ているのではと実感しました。






優秀賞

 

  

   磯 漁(いそりょう) 【組写真】

     山根 美智夫 (宮古市)

【審査員選評】
 この作品もストーリーのはっきりした良い組写真です。1枚目、まだ暗い朝霧の中、これから漁に向かうという緊張感を的確なカメラワークで捉えています。2枚目、漁をする小型船の軍団に空から光が降り注いで海面を淡く染めて、とてもスケール感があり、この組作品の核になっています。最後はさらにその内の一艘に寄って見下ろす形で閉めていますが、この船の漁師さんに動きがないのが残念でした。





(あかつき)宮処(みやこ)

佐藤 徹 (岩手町)

【審査員選評】
 海岸線に位置する古い神社と荘厳なご来光シーンです。鳥居の中の祠には草がぼうぼうと茂り、まるで太古の遺跡のような風情に引き込まれました。14mmという超広角レンズを効果的に使用して、無駄のない構図になっています。空が明るくなりすぎないようにとハーフNDフィルターの使用も効果的で神社や波との明るさをうまく空と合わせて神々しい雰囲気を作るのに一役買っています。




雲上(うんじょう)花園(はなぞの)

岩谷 眞 (宮古市)

【審査員選評】
 宮古は海の印象が強く、私が山岳写真家ということも影響してか、なかなか山岳写真の応募数は多くない現状ですが、この作品は岩手県を代表する名峰・早池峰山の素晴らしさを伝えてくれる作品になっています。様々な高山植物の宝庫として知られる早池峰山ですが、この時はちょうど山開きの日にイワウメが満開だったようで、まるでイワウメがどこまでも続くお花畑のように広角接写の技法でカメラに収めています。









奨励賞

 
後 光(ごこう)

小和田 貢司郎
(宮古市)
調整用調整用調整用調整
漁場(ぎょじょう)日出(ひので)

髙橋 弘
(花巻市)
()れる三王岩(さんのういわ)

有田 勉
(宮古市)
 
 







浄土(じょうど)星空(ほしぞら)

相内 和也
(宮古市)
躍 動(やくどう)

北村 真一
(宮古市)
大旗振(おおはたふ)

佐々木 孝二
(宮古市)

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 11111111111  1 11111111111  1 1111111111
(つな) ぐ

吉岡 久美子
(滝沢市)


  






佳作




 



 





助 走(じょそう)

濱登 俊郎
(宮古市)
こっちょがしい

岩間 孝
(宮古市) 
(おど)大漁旗(たいりょうばた)

阿部 洋一
(宮古市)



        
 

(ちち)(はは)からの門出(かどで)(いわ)い 【組写真】

小田 阿紀
(宮古市)










仲良(なかよ)夫婦(ふうふ)

有田 勉
(宮古市)
流麗(りゅうれい)

中村 寛亮
(宮古市
(あお)(みち)

佐々木 孝二
(宮古市)



  

姉妹(しまい)年越(としこ)し 【宮古市】

中村 寛亮
(宮古市)

落 日(らくじつ)

駒井 剛機
(宮古市)

惜春(せきしゅん)(よる)

菊池 靖
(宮古市)

年 輪(ねんりん)

佐藤 賢悦
(宮古市)


  
木漏(こも)()(わたし)

佐々木 春磨
(八幡平市)
  





【お問い合わせ】
藤田弘基写真コンテスト実行委員会事務局
(宮古市新里総合事務所内)
☎ 0193-72-2111 FAX 0193-72-2116

お問い合わせ

新里総合事務所
電話: 0193-72-2111ファクス: 0193-72-2116

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