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山本市長のひとりごと 令和6年

更新日: 2024年5月1日

毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

令和 6年 5月 1日号掲載分


川井小学校入学式で、祝辞を述べる山本市長
 春は新しい生活が始まる季節です。4月上旬には、市内各小中学校で入学式が挙行されました。
 今年度から小中併設校となった川井小学校・川井中学校の入学式は、4月6日に行われました。最初に小学校の入学式があり、会場の配置換えの休憩時間をはさんだあと、中学校の入学式が行われました。配置換えでは、先生だけでなく在校生もお手伝い。その際の、小学生と、制服を着た中学生が一緒に作業をしている、小中併設校ならではの風景が、印象的でした。小学生にテキパキ指示を出し、率先して働く中学生の子たちの、「可愛い後輩の手本にならなければ」という先輩らしい立ち振る舞いに、頼もしさを感じました。
 「次代を担う子ども達はみやこの宝」。入学式で、新生活への期待に目を輝かせている新入生の皆さんの表情を見るたび、改めて思うことです。それぞれの個性を持った〝みやこの宝もの〟たちが、のびのびと、心豊かに成長していけるよう、引き続き、全力でサポートしてまいります。

令和 6年 4月 1日号掲載分



 3月4日・5日、令和6年能登半島地震で被災した自治体を訪問しました。金沢市・輪島市・珠洲市・七尾市・能登町では、市長・町長とお会いし、状況を教えていただいたほか、避難所や被災地域などを視察させていただきました。
 地震の影響による道路の損壊状況、上下水道施設の被害状況は、報道で見ていた以上に深刻でした。地震・津波・液状化と、複数の災害が重なった現場に「長期の支援が必要だ」と感じました。
 避難所では、段ボールベッドや組み立て式パーテーションが多く使われていたほか、使った水を浄化して再利用する仮設シャワーなどもありました。東日本大震災をはじめ、これまでの災害の経験から生まれた手法や技術が、避難所運営に活かされていました。
 今後は、復旧・復興事業を進めるための〝マンパワー〟が重要になっていくと思われます。13年前、私たちは日本中・世界中から多くのお力をいただきながら、復興の歩みを進めてきました。能登の皆様が、1日も早く心安らかな生活に戻られるよう、宮古市としても、職員の派遣など、できる限りの支援をしてまいります。

令和 6年 3月 1日号掲載分




劇団ゆうの華やかなステージ(写真上)と、迫真の演技で魅せた宮古市民劇ファクトリー公演
 例年より雪は少なかったものの、寒さが厳しかった1月、2月。市民文化会館で行われた2つの舞台が、私たちの心を温めてくれました。
 1つは、1月28日公演の「劇団ゆう」によるミュージカル「アラジンとランプの魔人」です。劇団ゆうは、滝沢市を拠点に活動する団体です。東日本大震災の被災地の「心の復興」を目的に、素敵な作品を継続して届けてくれています。今回は、市内の子どもたちも演者として参加。可愛らしいダンスを披露してくれました。歌あり、アクロバットありの演目に、観客から惜しみない拍手が贈られました。劇団ゆうの皆様、公演にご尽力いただいた皆様、ありがとうございます。
 もう1つは、2月3日の「みやこ市民劇ファクトリー」第4回公演「猫よりも壺~朝日がのぼる街・最終章~」です。〝親子の絆〟や、〝人との繋がり〟をテーマに、老人ホームで繰り広げられる世代を超えた人々の交流を描いたお話しでした。母娘が涙を流しながら本音で語り合うシーンは、私ももらい泣きしてしまいました。公演を重ねるごとに、演技はもちろん、ストーリーや演出も本格的になってきた、みやこ市民劇ファクトリーの皆様。次回作も、乞うご期待!です。
 芸術は、私たちの心を豊かにしてくれます。これからも、市民の皆様に、心震える体験をたくさんしてもらえるよう、市としても様々な支援や取り組みをしてまいります。

令和 6年 2月 1日号掲載分


1月7日の「田老地区新春のつどい」で鏡開きをする山本市長(右から3番目)
 令和6年は、宮古・田老・新里・川井の4地域で新年交賀会や新春の集いが開かれました。特に、田老・新里・川井での開催は、コロナ禍を経て4年振りの開催でした。久しぶりに地域の皆様のお顔を見て、お話しをすることができ、とても嬉しかったです。今年も、よりよい地域づくりに努めていかなければと、思いを新たにしました。
 一方で、どの地域でも聞こえてきたのが、1月1日に発生した、能登半島地震に対する、お悔やみや、お見舞いの言葉でした。宮古市では東日本大震災を体験していることもあり、皆さん自分ごとのように心を痛めている様子でした。私も、連日報道されている被災したまちの様子を見て、13年前の宮古の風景が思い出され、いたたまれない思いでいっぱいです。
 現在、市では義援金を受け付ける募金箱を設置しているほか、物資の支援や人的支援の準備などを進めているところです。被災した方々が、1日も早く、心休まる生活に戻ることができるよう、関係機関と連携しながら、精一杯のお力添えをさせていただきます。皆様のご協力をお願いいたします。

お問い合わせ

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電話: 0193-62-2111ファクス: 0193-63-9124

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市宮町一丁目1番30号
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