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遠見番所と砲台場

更新日: 2020年7月1日

江戸幕府は、鎖国令によって外国との通商をオランダと明(中国)・朝鮮に限り、長崎と平戸を窓口にしていました。

鎖国令により盛岡藩は、沿岸警備のため「遠見番所(とおみばんしょ)」を設置していました。宮古では重茂に遠見番所が置かれ、寛永21年(1644)に「浦番改(うらばんあらため)」として藩の役人が派遣されています。

元禄4年(1691)には、遠見番所の役人に任命された重茂源助という人が藩主に干鮑・白シメジ・塩松茸を献上しています。寛政8年(1796)には、藩主南部利敬より遠眼鏡(とおめがね)(望遠鏡)を拝領しています。

幕末になると欧米各国が開国を求めてきますが、異国船に対して南部藩でも海岸に大砲を備えて警備しています。宮古市内では宮古浦鏡岩、鍬ケ崎浦穴崎・館ヶ崎・出崎、磯鶏浦樫場館、重茂浦戸ノ崎(閉伊崎)・長須賀・大浜・水尻之上の9ヶ所に御台場(おだいば)(砲台場)があったと、安政3年(1856)に記録されています(『盛岡藩雑書』)。

各砲台場には、火業師(ひわざし)と呼ばれる砲術師が3人ずつ任命されています。また、当時の大砲は木製のものがあり、朽ち損じて役に立たないと書かれているものもあります。
  

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