市は、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律(平成19年12月21日法律第134号)」第4条第1項に基づく「宮古市鳥獣被害防止計画」を策定し、各種施策によって被害の削減に取り組んでいます。
宮古市鳥獣被害防止計画(令和4年度~令和6年度) (402kbyte)
被害防止については、「農林水産省マニュアル」等を参考に取り組みをお願いします。
農作物被害報告について
宮古市で発生している野生鳥獣による農作物被害について、状況を把握し、
今後の対策の参考とするため、調査を行いますので、ご協力をお願いします。
調査結果は、市の施策実施に活用するほか、国・県による「野生鳥獣による農作物被害状況調査」の基礎資料となります。
ニホンジカ等の野生鳥獣による農作物の被害があった場合は、「農作物被害報告届」の提出をお願いします。
様式 農作物被害報告届 (66kbyte)
調査対象期間 令和4年4月から令和5年3月まで(令和4年度)
調査対象鳥獣
鳥類 スズメ、カラス、カモ、、ムクドリ、ハト、キジ、サギ、その他鳥類
獣類 クマ、イノシシ、シカ、カモシカ、ネズミ、ウサギ、モグラ、サル、タヌキ、ハクビシン、アライグマ、その他獣類
対象農作物
稲、麦類、豆類、雑穀、果樹、飼料作物、野菜、いも類、
工芸作物、その他の作物
提出期限 令和5年4月17日(月)
提出先 宮古市産業振興部農林課(宮古市役所本庁舎2階)
またはお近くの総合事務所か市役所出張所に提出をお願いします。
参考 令和3年度野生鳥獣による農作物被害額
岩手県 4億1003万円うちニホンジカによる被害額2億1399万円
※R2年度 4億2181万円(うちニホンジカによる被害額2億2749万円)
宮古市 460万円うちニホンジカによる被害額371万円
※R2年度 522万円うちニホンジカによる被害額381.2万円
「実施隊」の活動にご協力を
宮古地区猟友会の推薦を受けた方を「宮古市鳥獣被害対策実施隊」として任命し、
市の非常勤特別職員として、被害防止計画に基づく有害鳥獣の捕獲、捕獲技術の向上、
担い手の育成などの活動を、年間を通じて実施しています。
隊員はオレンジ色のベストと帽子を着用し、細心の注意をはらって活動しています。
ご理解とご協力をお願いします。
狩猟免許等の取得経費の補助について
令和6年度から宮古市鳥獣被害対策実施隊として、農作物被害を防止するために
野生鳥獣の有害捕獲活動する人を対象に、狩猟免許等の取得経費の一部を補助します。
①第一種銃猟 狩猟免許取得経費・猟銃購入経費の2分の1を補助(上限10万円)
②わな猟 狩猟免許取得経費の2分の1を補助(上限1万円)
対象者 宮古市に住所を有し宮古市鳥獣被害対策実施隊員となることが゙見込まれる者
申請に必要なもの 狩猟免許取得経費等が確認できる領収証等、通帳、印鑑
詳細は問い合わせください。
電気柵等での被害対策を支援します
野生鳥獣による農作物被害を防ぐため、電気柵等の侵入防止策の設置が有効とされています。
宮古市では、電気柵等の侵入防止柵を設置する場合、資材の購入経費の3分の2を補助します。
対象者 : 宮古市に住所を有する農業者又は農業者が組織する団体
対象経費 : 電気牧柵、侵入防止柵等の導入に要する経費(設置費用は除く)
宮古市有害鳥獣被害防止対策事業費補助金交付要綱【H30.4改正】 (77kbyte)
※申請窓口は、農林課(宮古市役所2階)となります。見積書、印鑑、通帳を持参のうえ、お越しください。
※電気柵の設置にあたっては、人に対する危険防止のため、電気事業法に基づく安全確保が必要です。
→経済産業省ホームページ
野生鳥獣による農作物被害を減らす取り組みにご協力をお願いします
放任果樹、農作物残渣、食品残渣等の放置等が要因と 考えられる野生鳥獣による農作物被害ガ発生しています。
野生鳥獣を寄せ付けない環境づくりが重要な対策の 1つとなっていますので、下記のことを心がけ、被害防止に ご理解とご協力をお願いします。
(1)収穫されていない果樹の撤去、伐採又は 処分をしましょう (2)廃棄された農作物や収穫後の残渣の埋設等の 処分を徹底しましょう (3)家庭ごみや家庭菜園の作物を庭先に 放置しないようにしましょう
チラシ (1,370kbyte)
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地域ぐるみでの取り組みについて
大規模な電気柵の設置等、複数の農家や集落単位での被害対策については、
国の交付金が活用できる場合があります。詳しくは問い合わせください。
→農林水産省ホームページ 鳥獣被害対策コーナー