山本市長のひとりごと 令和7年

更新日:2025年02月01日

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毎月広報みやこの1日号に掲載されている『市長のひとりごと』をご紹介します。
行事やイベントに参加しての感想や、市長の思いがつづられています。

令和7年5月1日号掲載分

4月13・14日の2日間、外国客船「アイーダ・ステラ」が宮古港に初寄港しました。総トン数71,304トン、乗客定員2,700人、イタリア船籍。カラフルな顔のイラストが船体に描かれた、ドイツの「アイーダ・クルーズ」が運航する素敵な客船です。

商店街や観光スポットに出向いた外国人乗船客の方々には、各店舗の皆さん、通訳スタッフの皆さんによる“笑顔のおもてなし”を、とても喜んでもらえました。ありがとうございました。

アイーダ・ステラを皮切りに、「みやこポートフェスタ2025」が始まります。外国客船のほか、9月の「飛鳥3」(新造船)、10月の 「にっぽん丸」など、合わせて計15回、客船が寄港する予定です。貨客船「さるびあ丸」、帆船「海王丸」も寄港します。

たくさんの方に、宮古・三陸・岩手の魅力を感じてもらえるように、そして、市民の皆さんに“世界と岩手を繋ぐ海の玄関口・宮古港”を誇りに思ってもらえるように、今年も、関係機関と連携しながら、まち全体でお出迎えをしたいと思います。

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ユニークな船体の客船「アイーダ・ステラ」と、歓迎セレモニーで笑顔を見せる

同船のヤン・ピーター・リンドナー船長と山本市長

令和7年4月1日号掲載分

3月17日、福島県相馬市と、災害時における相互応援に関する協定を締結いたしました。両市のいずれかで災害による被害が発生した場合に、被災市の要請に応え、災害応急対策や復旧対策を行うための協定です。
イーストピアみやこで行った締結式には、相馬市の立谷秀清(たちや ひできよ) 市長、門馬優子(もんま ゆうこ) 市議会副議長をはじめ相馬市の皆様にも出席いただきました。式の後には立谷相馬市長による原発事故対応と災害対策に関する講演もあり、市職員や市議会議員、市内の自主防災組織の皆様など、140人が聴講しました。
相馬市とは、熊坂義裕前宮古市長の時から縁があり、交流をさせていただいております。立谷相馬市長は、平成30年から令和6年まで全国市長会長も務められ、東日本大震災からの復興・復旧に向け歩みを進める被災自治体を牽引していただきました。
平成28年台風10号災害で宮古市が被災した際には、飲料水等の支援物資を届けていただきました。相馬市で震度6強の揺れを記録した、令和4年6月の福島県沖地震災害の際には、宮古市から応援職員を派遣しております。
こうした相馬市・宮古市の支え合いの思いが、今回、相互応援協定として形となりました。大変嬉しく、また、頼もしく思います。
相馬市と宮古市の「防災の絆」を、これからもさらに強くしていきたいです。

ひとりごと4月

 

 

 

 

協定締結を喜ぶ山本市長と立谷相馬市長(左)。

立谷市長は講演会で「災害時の支援は“義理と人情”。支援への感謝は忘れない」と語りました。

令和7年3月1日号掲載分

年明けから、市長室に「福寿草」の鉢を飾っています。お正月に、とある雑誌で目にした「天地の 和して一輪 福寿草 さくやこの花 幾代経るとも(あめつちの わしていちりん ふくじゅそう さくやこのはな いくよふるとも)」という短歌に感銘を受けたためです。
詠んだのは、あの二宮金次郎像でおなじみの、江戸時代の思想家・二宮尊徳(そんとく)。解釈は様々ありますが、「寒い冬の間、天と地からの様々な恵みを取り込んで、毎年きれいな花を咲かす福寿草に、人と人との調和から生まれる人間社会の「幸福」や、自然の力強さ、繁栄や長寿が続いていく様子を重ねた歌」と言われています。
時間をかけて、ものごとを調和させて、花を咲かせる。なんだか、まちづくりにも通じる考え方のように思います。
最初はつぼみだった市長室の福寿草は、毎日水を与え、だんだんと花が開いてきました。小さいけれど鮮やかな黄色のきれいな花です。福寿草の花言葉は「幸せを招く」。宮古市の未来にもたくさんの花が咲くように、引き続きよりよいまちづくりを進めてまいります。

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春の訪れを前に、元気に咲き始めた市長室の福寿草

令和7年2月1日号掲載分

姉妹市村の沖縄県多良間村と宮古市は、毎年、お互いのまちの小中学生を派遣し合い、交流を続けています。今年度は宮古市から11人の児童生徒が、1月6日~11日の行程で多良間村への派遣交流事業に参加。私もそこに同行 いたしました。9日に多良間村を訪れ、多良間村の伊良皆光夫村長や、宮古製糖株式会社の多良間工場を訪問。両市村の近況や今後の取り組みなどについて、意見交換を行いました。村内視察では、平成23年の初訪問時に植樹式をした「宮古市の森」へ行き、立派に成長した記念樹にお会いしてきました。

9日夜の懇談会にはたくさんの村民の方が参加してくださり、にぎやかな時間を過ごしました。最後は、みんなで輪踊りで盛り上がり、心ひとつになった思いがしました。宮古とは違う景色や文化に触れて、学んで、参加した宮古の児童・生徒たちにとって、非常に貴重な経験になったと思います。私はというと、心残りが1つ。多良間名物・ヤギ汁を食べ損ねてしまいました。次回訪問時の楽しみにとっておこうと思います。

来年・令和8年は多良間村と宮古市が姉妹市村になって30周年の記念イヤー。両市村で盛り上げていきたいと思います。

多良間村の皆さん、ありがとうございました。

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多良間村の皆さんと笑顔で輪踊りをする

山本市長と伊良皆多良間村長(右)

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