発見されたもの (2/4)

更新日:2024年12月23日

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さまざまな骨角器

釣り針

大小様々な形の12個の縄文前期の釣り針で1~7までがひらがなの「し」の文字の形をしており、8~10はひらがなの「し」の文字の形で針先にかえしがあるものそして11、12は太くて棒状の長い釣り針になっている写真

<写真7>
写真7は縄文前期の釣り針です。1〜7は針先にカエシのないもので、イワシから マグロまで魚の大きさに合わせて大小使い分けていたようです。8〜10は針先にカエシを持つものです。
11・12は軸が太くて長い釣り針で、似たものが北東北から北海道に分布しています。
(この釣り針を疑似針と考える説もあります)

モリ(銛頭)

白色で矢印の先のような形をしている3本のモリの写真

<写真8>
写真8は内側に柄を装着するためのくぼみを持つ縄文前期のモリで、やはり似たものが北東北から北海道に分布しています。
今のところ県内最古のモリです。

灰色で両端が尖っている棒状の形をしたヤスの写真

<写真9>
魚とり用のヤス

灰色で1つは先端が欠けており、もう一つは先端が尖り上部に穴があいている縫い針の写真

<写真10>
縫い針。形は今のものと全く同じです。

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