寄生木展示室

更新日:2024年12月23日

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展示ケースや壁にたくさんの書物や説明資料が置かれている寄生木展示室内の写真

寄生木展示室
平成22年4月、山口公民館の新築に伴い、年間を通し多くの方々に関連資料をご覧いただくため、公民館内に整備しました。

この展示室の前身は「寄生木記念館」です。昭和44年6月から41年間にわたり、小笠原善平の遺族のご協力により、善平の菩提寺である山口の慈眼寺の一角に建てられ展示施設となっていました。 建物は旧制盛岡中学の旧図書館を移設したものでした(平成26年、盛岡市鉈屋町に移築再建されています)。

小説『寄生木』
『不如帰(ほととぎす)』などで知られる作家・徳冨蘆花(健次郎)は、明治42年に『寄生木』という小説を発表しました。
主人公・篠原良平が生まれてから27歳の若さで自らの命を絶つまでの生涯を描いた作品で、作中には乃木希典陸軍大将がモデルとわかる人物が登場するなど、当時話題となった小説です。

(左)口ひげを生やし、軍服を着用した小笠原善平のモノクロ写真(右)展示ケースに置かれている小笠原善平の軍服などの着用服の写真

小笠原善平
小説の序文には「真の作家は陸中の人で、(中略)篠原良平と云ふ」と記されています。
実はこの篠原良平は山口村(現宮古市山口)の実在の人物、小笠原善平です。
小笠原善平が、政敵の陰謀による父の投獄、乃木大将の書生として仕えた日々、愛する人・勝子とのことなどを40冊の手帳に書き留め、これを当時の人気作家・徳冨蘆花に託し、小説化を願い出たのです。
蘆花は、これを整理、加筆し小説『寄生木』を完成させました。

寄生木展示室の詳細
場所 宮古市山口1丁目3−14
休館日 月曜日(12月28日から1月3日まで)・公民館休館日
開館時間 午前9時から午後5時まで
料金 無料
駐車場 あり
交通 岩手県北バス
宮古駅前発 山口団地・宮園団地・田代方面行きに乗車
山口バス停下車 徒歩1分
開設 平成22年4月
構造 木造2階建て 83.59平方メートル
問い合わせ 山口公民館 0193-62-3670

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教育委員会 文化課
〒027-0097
岩手県宮古市崎山1-16-1
電話番号:0193‐65-7526

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