津波避難施設に関する協定を結びました!

更新日:2025年04月23日

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宮古市で初めての津波避難ビルを指定

…高台への避難が遅れた人の命を守るために…

 市では平成29年1月25日、市内の”後藤泌尿器科皮膚科医院”との間で『津波避難施設に関する協定』を締結しました。
 この津波避難施設は、津波避難ビルとも言われており、高台への避難が遅れた場合に津波から身を守るため、一時的な避難施設として使用します。施設には避難者63人が24時間過ごすことができるだけの水や防寒着などが保管されるほか、入り口付近に津波避難ビルであることを示すサインを設置する予定です。後藤医院は本市が指定した初めての津波避難ビルです。

津波避難施設に関する協定式で2名が並んで押印をしている写真
後藤康樹副院長と山本正徳 宮古市長がお辞儀をしながら握手をしている写真

締結式の様子(宮古市役所内)

後藤康樹副院長と山本正徳 宮古市長が協定書を持ちながら記念撮影をしている写真

後藤康樹副院長(左側)と山本正徳宮古市長(右側)

津波避難ビルの概要

  • 所在地 : 宮古市大通一丁目3番24号
  • 避難場所: 東棟 食堂・談話室 南棟 会議室
  • 受入人数: 約63人

津波避難ビルの対象者

避難場所(高台)へ避難するのが遅れた市民や来訪者等

津波避難ビルの開設と閉鎖時期

  • 【開設】=大津波警報または津波警報が発令されたとき
     津波が発生し防波堤を超えてくる恐れがあるとき
  • 【閉鎖】=大津波警報または津波警報が解除されたとき

津波避難ビル閉鎖後

大津波警報などが解除され津波避難ビルを閉鎖したときは、避難所等へ移動します。

宮古市の津波避難計画

 市では平成28年5月、『津波避難計画』を策定しました。この計画では、避難目標地点(東日本大震災の浸水端部から標高でプラス5メートルの場所)から300メートル以上離れている地域を「避難に時間のかかる地域」と定義し、この地域においては、市民等への周知をはじめ、避難マップの作成支援、避難誘導標識等の重点整備、徒歩以外の避難手段の活用ルールの設定などの対策を講じる方針を定めました。
 津波避難ビルの指定は、これらの対策の一つであり、「避難に時間のかかる地域」のある中心市街地や磯鶏地区で今後も指定を進めていく予定です。

(上記クリックすると「津波避難計画」のページに移ります)

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宮古市危機管理監 危機管理課
電話: 0193-68-9111(直通) / ファクス: 0193-71-2103

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