十二神自然観察教育林トップページ「(注意)第一園地のみ解放中です」
令和7年1月23日
第一園地内のトイレは使用可能になりました。
園路に一部段差がありますので、利用される際は足元にご注意ください。
令和6年8月20日
台風5号に伴う大雨により、第一園地内の園路の一部が壊れています。
また、第一園地内のトイレについては、当面の間、使用できません。
第一園地を開放します
十二神自然観察教育林は令和元年台風19号の影響により閉鎖しておりましたが、令和6年7月から第一園地が利用可能となりました。

令和6年7月26日時点の状況
- 道路:
- 第一園地に通じる重茂側からの道路は復旧済
- 第一園地より先の園路及び林道は未復旧のため立入禁止
- 施設:
- 第一園地のトイレは利用可能
- 水道設備、炊事場は利用不可
(注意)キャンプ場としての利用は出来ません。
十二神自然観察教育林について
十ニ神山は自然を学ぶ対象として、昭和59年4月27日に『自然観察教育林』に指定されました。
さらに、昭和61年4月19日には「森林浴の森100選」に認定されました。
遠く縄文の昔から、東北の大地はブナを主木とする広葉樹の原生林に覆われていました。
十二神自然観察教育林は、ブナ〜スズタケ群落を主体とする林齢150〜300年生の天然広葉樹林で、ナラ・サワグルミの他、直径1メートルを超すケヤキ、トチの巨木が混交し、最も自然度の高い森林といわれ、林内は多くの植物や動物のすみかとなっています。
ブナは日本の冷温帯を代表する樹種で、美しい林をなし、太平洋沿岸型と日本海沿岸型に分けられます。
十二神山の「ブナ〜スズタケ群落」は太平洋沿岸型の冷温帯を代表する原生林として、わが国唯一のものです。
このことは、日本海沿岸型の冷温帯を代表する『ブナ〜チシマザサ群落』の原生林として知られる、白神山地などと対比される意味をもっています。
十二神山の自然を大切な財産として未来に伝えるために、
動物や植物を採取しないでください
アクセス

十二神千古の森保全協議会
重茂半島にある十二神自然観察教育林一帯(「十二神千古の森」)にある巨樹・巨木を保護・保全するために必要な活動を行うことを目的に、平成12年8月4日に設立されました。
会員
三陸北部森林管理署、沿岸広域振興局、宮古地方森林組合、重茂漁業協同組合、宮古商工会議所、宮古観光文化交流協会、陸中宮古ライオンズクラブ、宮古ロータリークラブ、宮古市教育委員会、宮古市
保護活動
十二神自然観察教育林一帯83ヘクタールの巨樹・巨木の保護・保全に係る事業を実施します。
活動に係る事業費は、会員の負担金等を充てています。
- 標識類の設置及び保全
- 歩道、保護柵その他施設の整備
- 美化清掃その他環境保全
- 盗伐、誤伐等の防止
- 火災、虫害、鳥獣その他被害の防止
- 広報活動
- その他巨樹・巨木の保全上必要な事業
この記事に関するお問い合わせ先
エネルギー・環境部 環境課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111
更新日:2025年02月07日