宮古ってこんなところ

更新日:2024年12月23日

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宮古暮らしの先輩たちが、思うがままに宮古市を格付けレビューしてみました。

田舎だけど、それなりに街。

森・川・海と、美味しい食べ物、いろんな乗り物・アトラクション・生活。
オンリーワンがいっぱいの宮古は、まち丸ごとテーマパークな毎日が待っています!

宮古の高校生が手がけた「るるぶ特別編集版『宮古市』」もオンラインでご覧になれます。

豊かな海の幸と絶景!

快晴の下、水面上に巨大な岩礁が並んでいる浄土ヶ浜で、複数の人が海水浴をしている様子が小さく映っている写真

【国の名勝 浄土ヶ浜】

主に海鮮系のものが多い、宮古市の旬の食材を瓶ドンという文字が入った牛乳瓶に入れた商品が、野外で並べられている写真

【宮古名物「瓶ドン」】

海岸に中心が四角の形をして上に木々が生え、その両隣に中心の岩の三分の一位の高さの大きな2つの岩が並んでいる三王岩の写真

【自然の芸術 三王岩(さんのういわ)】

豊かな海の幸と絶景!の評価:美しさ5、おいしさ5、ウミネコにまとわりつかれる度5
  • 「瓶ドン」がキレイで美味しい!
  • 「世界三大漁場」!
  • どの季節に来ても、必ず美味しい海産物に巡り合えます。
  • 鮭、わかめ、ほや、ウニ、アワビ、サンマ、真鱈(まだら)、毛ガニ、牡蠣(カキ)
  • 牛乳瓶にウニがみっちり詰めて売られている衝撃。
  • 「がっかり島」がある。
  • 「青の洞窟」に入れるサッパ船も美麗ですよ。
  • 「三王岩(さんのういわ)」の穴をくぐると幸せに…。
  • 宮古的には、11月11日は「ポッ●ーの日」じゃなくて「鮭の日」だ。
  • 春は毎日わかめパーティー。
  • ウミネコにもみくちゃにされました。ニャアニャア可愛い♪
  • ウミネコとカモメを見分けられるようになる。

オンリーワンの森と川

日差しが差し込む中、緑豊かな山が両側にある閉伊川渓流の写真

【閉伊川(へいがわ)の渓流】

上部に空が少し映っている、早池峰山の緑がある山の中腹から、岩肌が露出している頂上付近の写真

【早池峰山(はやちねさん)】

手前の岩に「本州最東端の碑」と案内があり奥に白い灯台がみえるトドヶ崎の写真

【本州最東端の地 トドヶ崎】

オンリーワンの森と川の評価:オンリーワンさ5、人口密度1、人よりクマが多い疑惑3
  • 宮古市はほぼ森です。
  • 人よりクマに遭うほうが多いかもしれないとかいうウワサ。
  • 県庁所在地の盛岡から30分で宮古市。宮古市に入ってから宮古駅まで、あと1時間半。
  • 「閉伊川(へいがわ)」の源流から河口まで、約75キロメートルぜんぶ宮古市という驚異。
  • 東京23区ぜんぶ合わせたより宮古市は広い。
  • 本州最東端の地があるが、そうそう簡単にはたどり着けない秘境!
  • 知られてないけど「遠野物語」の舞台にもなっています。マヨヒガという話は、宮古のお話です。
  • 「早池峰山(はやちねさん)」は、日本有数の高山植物の宝庫。
  • 「津軽石川(つがるいしかわ)」は、本州でいちばん鮭がたくさん戻ってくる川です。
  • 宮古駅が晴れてても「区界高原(くざかいこうげん)」は吹雪。

宮古グルメ!

木製の棚にたくさんの種類の食品が陳列されている直産販売所の写真

【食を支える産直売り場】

蟹や貝類、ウニ、わかめなどの海鮮がたくさんのせられた磯ラーメンの写真

【宮古は磯ラーメンの穴場】

テーブルの上に横一列に並べられた、様々な種類の瓶に千両男山と書かれた日本酒を斜め上から映した写真

【地酒 千両男山(せんりょうおとこやま)】

宮古グルメ!の評価:お値頃感5、おいしさ5、ひゅうずの中身がこぼれる確率3
  • 産直がどこのスーパーにもあって、野菜が安い。
  • 海だけじゃなく山の幸も豊富。
  • ほっといても料理のボリュームが大盛なお店が多い。
  • 呑みの〆はさっぱりした宮古ラーメン!
  • とにかくラーメン屋が多い。
  • お雑煮には「くるみダレ」
  • 甘くて美味しいことを「くるみ味」と言う。
  • 宮古のかりんとうは丸い。
  • 川井地区の「しそ」が、和歌山の梅干を染めるのに使われている。
  • 実はマタギ料理が食べられるお店がある。
  • 地酒「千両男山」(せんりょうおとこやま)は、なんだかんだカップ酒がうまい。
  • りんごがおいしい。
  • 「ひゅうず」の中身が黒蜜か味噌かで、市民を二分する永遠の議論がある。
  • 「ひゅうず」を食うときは蜜がこぼれるから白いシャツはやめとけ。
  • 「すっとぎ」なのか「しっとぎ」なのか、たまにモヤモヤする。

思ったよりも街暮らし

晴れた日に、街路樹や道路を走行している車、電柱などが映る宮古市市街地の写真

【宮古市街地】

ロータリーの奥に見える宮古駅前の風景写真

【宮古駅前】

手前に川が流れ、緑の奥にコンクリート製の大煙突が見えるラサの煙突の写真

【ラサの煙突】

思ったよりも街暮らしの評価:買い物のしやすさ4、夏涼しさ5、雪の涼しさ4
  • 市街地の夏は涼しい、むしろ寒いぐらい!
  • 冬もそれなりに寒い。
  • でも海沿いの市街地は雪があまり降りません。年に数回レベル。
  • ただし山間部は本州屈指の雪国でもある。
  • 季節風の「やませ」のために、夏は沿岸のほうが内陸より涼しく(寒く)なる。
  • 水道料金が安い。
  • 大きなマンションはない。
  • 「ラサの煙突」が市内でいちばん高い建物?
  • それなりに都市暮らし+だいたい田舎暮らし。
  • 大型スーパーも、コンビニも、ドラッグストアも、ファーストフードチェーンもカラオケもある。
  • 宮古の中で生活はだいたい完結する。
  • 意外なことに(!?)ライブハウスやビリヤード場、ダーツバーもある。
  • 銭湯もある。
  • なぜか美容室がとても多い。
  • 犯罪が少ない。
  • 便利な生活と自然の、いいとこどりが出来る街です。

いろんな乗り物待ってます

白い車体に赤色の波打ったラインが入った2両の電車が鉄道橋を走行している写真

【みんな大好き三陸鉄道】

足首が浸かる程の浅瀬で水色のゼッケンをつけた2名がオレンジ色のボートに乗ってオールを漕いでいる様子を2名の関係者が待ち構えているラフティングの写真

【閉伊川(へいがわ)でラフティング】

茶色の車体にオレンジ色の水玉模様と、その中にMEXと白色で書かれた二階建てバスが道路を走行している写真

【2階建てバスで盛岡までの絶景体験】

いろんな乗り物待ってますの評価:バラエティ4、生活密着度4、乗りやすさ3
  • 三陸鉄道は、「さんてつ」
  • 三鉄の、北にも南にもほぼ半分の中間点が宮古。
  • 三鉄は観光客も多いけど通学の足でもある。
  • 残念ながら、のん、には逢えない。
  • 市内の日常移動は、主に車。車があったほうが便利なのは間違いない。
  • JR山田線は、秘境感たっぷり。宮古駅と盛岡駅以外、ぜんぶ無人駅。
  • 磯鶏(そけい)地区に、SL(蒸気機関車)が保存展示されているSL公園がある。
  • 市街地なら、車なしで生活している人もけっこういますよ。
  • 全国でも珍しい二階建てバスも走っています。
  • 雪はあまり降らないが、道が凍結するので、車ならスタッドレスタイヤが必須。
  • 市内横断には、車でも二時間以上かかる。
  • 遊覧船も漁師のサッパ船もシーカヤックもあるし、廃線利用のレールバイクもある。乗り物フェチにはたまらない。

お仕事・子育てサポート

木材の塀で囲まれ、入り口に「ふれあいひろば」と書かれた案内がある広場の写真

【子育て応援 無料のふれあい広場】

2冊の子育てパンフレットが並べられている写真

【子育てパンフレット】

男女の若者たちがピースをして笑顔で部屋の奥に集まり集合写真を撮っている写真

【若者も移住者もたくさん】

お仕事・子育てサポートの評価:求人の多さ3、子育て支援の充実5、最低賃金2
  • 求人はそれなりにある。サービス業や福祉、建設業、製造業が多い。
  • 残念ながら、岩手県は最低賃金が全国最低水準。首都圏より収入はだいぶ下がる。
  • それでも、岩手県の中では宮古市は平均年収がいいいほうです。
  • 年収が低いはずだけど、助け合ったり、色々かけもちして楽しんだり、なんだかんだ意外と生活出来る。
  • そもそもお金を使うところがないという説!?
  • 起業しなくちゃ何も仕事がないとか、そういうハードルの高さはないかな。
  • 子どもが大自然の中で遊べる。
  • 背伸びしなければ、それなりになんとかなる。
  • 首都圏にいた頃と何も暮らしが変わらずに済んでいる。
  • 農業、漁業、林業は兼業の人がけっこう多いかな。
  • 農業も漁業も林業も、担い手募集中!
  • 支援もあるし、他の仕事と兼業も出来るから、一次産業のとっかかりにはいい土地。
  • 子どもを預けながら働くのはこちらでも当たり前。
  • 待機児童がほぼいない。
  • 学童も待機がほぼいない。
  • 保育は0歳児から無償。副食代も補助があります。
  • 漁業の手伝いで学校を休むこともある。
  • 市が健康診断の料金を補助してくれる。
  • 市内には、高校と短期大学まであります。
  • 通学の便も三鉄や路線バスがあるから、地方にしては学校に通いやすいと思う。

伝統・地域づくり

赤いお面とオレンジ色の衣装を着た人が、舞台で黒森神楽を行っている写真

【国指定重要無形民俗文化財 黒森神楽】

道路中央に船があり、その上で太鼓などの演奏をしているお祭りを沿道で見ている観客たちを写した写真

【イベント・祭りが盛り沢山】

大きな木がセットされた舞台でみやこ市民劇団の人たちが勢揃いしている写真

【手づくりのみやこ市民劇】

伝統・地域づくりの評価:盛り上がり5、伝統引継ぎ度5、イベントの多さ5
  • イベント、祭りがとにかく多い。
  • だいたい月に一回は何かイベントやってる。
  • 祭りといえば餅撒き!
  • 引っ込み思案が多い宮古市民だが、餅撒きのときだけはみんな最前列で餅を拾いまくる。
  • 「黒森神楽」を見ないと一年が始まらない。
  • お正月には黒森神楽が三陸沿岸の各地を巡業する、全国的にも珍しい風習が守られています。
  • 小学校ごとに違う郷土芸能を学ぶ。
  • 新しく生まれた郷土芸能である「山口太鼓」なども受け継がれています。
  • みやこ市民劇は、全国でも最大規模の市民劇。
  • 実は都会よりも外国人に接する機会が多い。
  • 文化を通じて、年齢や職業を超えた仲間づくり、コミュニティが続々と生まれている。
  • 地域にがんじがらめにされるような印象はないですね。
  • 転勤や復興支援もあって、昔から移住者がとても多い。

防災・災害との共生

山の中に設置してある「此処より下に家を建てるな」と刻まれた灰色の石碑の写真

【津波記念碑】

2階部分まで基礎がむき出しになっている、白い外壁の6階建てのたろう観光ホテルと書かれた建物の写真

【震災遺構たろう観光ホテル】

東日本大震災の津波浸水深が書かれた青色の看板が設置されている柱の写真

【過去の津波到達板】

防災・災害との共生の評価:経験5、防災意識5、学び度5
  • とにかく災害を何度も乗り越えてきた街。
  • 大きな津波だけでも、明治三陸大津波、昭和三陸大津波、チリ地震津波、東日本大震災津波。
  • 台風被災も多い。カザリン台風、アイオン台風、平成28年台風10号、令和元年台風19号。
  • 閉伊川河口の宮古橋は、津波と洪水で何回も流されています。
  • 世界に教訓を伝える最前線。
  • 昔、三陸フェーン大火という大火事もあったからなのか、山火事もいつも警戒している。
  • 街のあらゆるところに過去の浸水表示や津波記念碑があって、いやでも意識する。
  • むしろ災害が来るのが当たり前だと思って、毎日心構えできる。
  • 「学ぶ防災ガイド」はたくさんの人に聞いてほしい。
  • これだけ災害に見舞われている土地も珍しいのではないか。
  • それでも、めげないたくましさ。
  • それでも住み続けたい魅力があるってことでしょう。
  • 自然の恵みと表裏一体。教訓を肌で感じながら、恵みに感謝して前に向かう、それが宮古暮らし。

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移住・定住についてのお問い合せ 宮古市移住コーディネーター(企画部企画課 次世代交流支援室 電話0193-77-5021)

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