門馬区域の自然(早池峰山の北面)

更新日:2026年02月02日

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門馬別当家と門馬登山道

早池峰山

早池峰山

区界高原から見た早池峰山

北上山地の最高峰・早池峰山(1917m)は山岳信仰の霊山であるとともに、里に暮らす人たちにとっても古くから農業の神、水の神、漁業の神、山の神として信仰されてきました。現在は日本百名山にも数えられ貴重な高山植物の宝庫として多くの登山客が訪れる人気の山ですが、かつての登山は信仰のために行われ、門馬地区では「御山掛け」と呼ばれました。

門馬別当と早池峰神社

早池峰神社

早池峰神社(門馬)

早池峰山への登拝路は四方にあり、東西南北それぞれの登山口に山伏がいて支配していました。北側を守る門馬別当は早池峰山の御山守を兼ねていて、江戸時代に「早池峰のひのき」と呼ばれたヒバの生産管理を任されていました。かつて門馬別当の屋敷があった場所は、現在早池峰神社として信仰を集めています。

北側登山道

早池峰登山道

北側登山道5合目付近

かつての登山道は、現在早池峰神社がある門馬別当家から、石の大鳥居をくぐり、尾根を越えて御山川を渡るルートでした。現在の登山道は、閉伊川支流の御山川に沿った林道で3合目の握沢口まで車で行くことができます。この北側登山道は南側の小田越ルートとは異なり、8合目付近まではヒバなどの森林帯を行き、往復8時間ほどかかるルート。

握沢口の駐車場には登山シーズンに仮設トイレが設置されます。

【問合せ】

川井総合事務所(0193-76-2111)

早池峰神社5合目の鳥居

5合目の鳥居

早池峰登山道5合目の鳥居

信仰のための登山が主だった昭和の初めころまでは、この場所で水垢離をとって、身も心も清め、新しい[わらじ]に履き替えて山頂を目指しました。5合目にある鳥居は昭和12年(1937)に山田町登山会が登山10周年記念に寄進したもの。資材運搬は地元民が請けおい、森林軌道のトロッコの後は人力で[土ぞり]を使って現地まであげたそうです。鳥居にかかる鰐口は山田港の漁業関係者が寄進したものです。5合目前後は比較的ゆるやかな河原が続き、「七里河原」と呼ばれ、魚止めの滝があります。

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