門馬区域の自然(地理・名勝など)

更新日:2026年02月02日

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門馬区域の地理

門馬区域は、宮古市の最西端に位置し、県都・盛岡市と区界峠で接しています。閉伊川の源流域にあたり、区界高原や、北上山地の中央に位置する最高峰・早池峰山の北面を有する自然豊かな地域です。冷涼な気候や北上山地特有の「準平原」の地形をいかした放牧地や畑により、「赤べこ(日本短角牛)」や高原野菜の名産地として名をはせました。その一方、谷あい急峻な地形や区界峠、大峠など宮古街道の難所も多くありました。

◆区界峠

区界峠

区界峠から早池峰山を望む

標高751m。東西方向に流れる閉伊川と簗川の分水界にあたります。かつては宮古街道の交通の難所でしが、昭和50(1975)年にトンネル化されました。現在は復興支援道路・宮古盛岡横断道路の「区界道路」として整備され、県内最長となる「新区界トンネル」が令和2年に開通しています。

◆閉伊川

閉伊川

閉伊川

兜明神岳の山麓に水源をもち、早池峰山麓から流れ出る御山川など大小の支流をあわせ、山間部を東に蛇行しながら宮古湾で太平洋にそそぐ2級河川。国道106号やJR 山田線と並走、時には交差しながら流れています。渓流釣りの人気スポットでもあり、腹帯、鈴久名、川内の3つの水力発電所があります。

◆榊街道

平津戸と鈴久名を結ぶ古い山越えの街道。川沿いの難所を避けるルート。川内にある「細越の追分碑」に榊街道につながる山道が示されている。地元の人が書き残した「オオカミと3軒の茶屋」という本もある。

◆森林軌道

大正から昭和にかけて、早池峰山の国有林から木材を搬出するために敷設された。最初は南面の薬師川に、続いて北面にも御山川森林起動が開通し「官行トロッコ」と呼ばれたトロッコで木材を平津戸駅まで運搬した。木材のみならず、5合目の鳥居の石材運搬にも利用されたり、地元の人たちの「干草(ひくさ)」(牛馬に与える飼い葉)なども場合によって運ぶこともあった。

門馬区域の名勝

◆去石の大岩

去石の大岩

去石の大岩

門馬区域には、「去石」「犬石」「笠石」「力石」という「4大名石」の伝説が残され、地名や屋号にもなっています。「笠石」は宮古街道の一里塚ともなっていましたが、残念ながら道路改修などで壊されてしまい、現存しているのは「去石」のみです。

「去石」は集落の南側、市道沿いの斜面にあります。上の方からの転石で、岩質はチャートです。

北にある「えびす岩と互いに引き寄せあっており、近づいたとき世の中の終焉となる」という言い伝えがあります。

場所:宮古市区界第1地割付近

◆権現滝

権現滝

権現滝

鞍の沢にある、落差30mほどの滝です。古くは滝口の岩の上に権現堂があってお祭りも盛んに行われていました。名前の由来となる「権現様」にまつわる昔話も残されています。

 

場所:区界第3地割付近

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