高齢者虐待防止について

更新日:2024年12月23日

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高齢者の虐待防止について

 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(以下、「高齢者虐待防止法」)が平成18年4月1日に施行されました。

 この法律は、高齢者の尊厳が尊重され権利が守られることを目的としています。

 高齢者虐待を防止するためには、できるだけ早い段階で把握し、対応することが重要です。市では虐待の予防や早期発見・早期対応を図るため、相談窓口の充実に努めています。相談・通報者の秘密は守られますので、ひとりで抱え込まずに相談窓口を活用しましょう。

高齢者の虐待防止についての詳細
種類 定義 具体例
身体的虐待 暴力行為で、痛みを与えたり、身体にあざや外傷を与える行為や、外部との接触を意図的、継続的に遮断する行為 たたく、殴る、蹴る、つねる、火傷をさせる、むりやり食事を口に入れる、一室に閉じ込める、薬を過剰に飲ませる
心理的虐待 脅しや侮辱などの言葉、威圧的な態度、無視、嫌がらせなどによって精神的、情緒的に苦痛を与えること 怒鳴る、ののしる、嘲笑する、侮辱を込めて子ども扱いする、意図的に無視する
性的虐待 本人との間で合意が形成されていない、あらゆる形態の性的な行為、その強要 排泄の失敗の懲罰のため下半身を裸にして放置する
経済的虐待 本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人の希望する金銭の使用を制限すること 必要な金銭を渡さない、使わせない、本人の預貯金や不動産を勝手に処分する
世話の放棄・放任
(ネグレクト)
意図的か否かにかかわらず介護や世話を放棄し、高齢者の生活環境や身体・精神状況を悪化させること 身体を不衛生なまま放置、栄養失調状態、劣悪な環境での放置、医療や介護サービスを受けさせない

(注意)早めの相談が介護をしている家族等の負担を減らすことにつながります。
 「最近様子がおかしいな」「ちょっと心配」という場合は、以下の窓口に相談してください。

相談・通報の窓口

 誰にも相談できずに介護の負担を抱え込むことで、気づかないうちに虐待に発展してしまう可能性もあります。介護に疲れを感じたり、認知症の人の介護などに悩んだときは下記の窓口に相談してください。
高齢者虐待の防止と早期発見には地域での協力や見守りが必要です。虐待に気づいた人は、速やかに通報する義務があります。

宮古市保健福祉部 介護保険課

 電話:0193-68-9086(平日、日中の連絡先)
 0193-62-2111(土曜日、日曜日、祝日、夜間の連絡先)
 ファクス:0193-62-7422

地域包括支援センター

連絡先は下記リンクをご覧ください。

お問い合わせ

保健福祉部介護保険課
電話: 0193-62-2111ファクス: 0193-62-7422

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 介護保険課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111

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