ストレスに負けない体づくりを『食』で応援~いやされしぴ~

ストレスケアと栄養
私たちの体はストレスにさらされると、ストレスに対抗するために「コルチゾール」などのストレスホルモンが過剰に分泌されます。このストレスホルモンは、脳の神経細胞に影響を及ぼしこころの病気を引き起こすことがあります。
しかし、食生活を始めとする生活習慣のバランスを整えることで、このストレスホルモンの分泌が過剰にならないことがわかってきました。
ストレスによって自律神経が乱れ、ストレス反応(食欲不振や過食など食欲の変化)が出る前に、疲れを感じたらバランスの良い食事を意識的に摂ることが大切です。

『いやされしぴ』とは?
「いやされしぴ」とは、ストレスケアにおすすめの食材を使って、ストレスに負けない体づくりを栄養面から応援するためのレシピ集です。
掲載レシピは、宮古保健福祉部健康課管理栄養士が監修し、こころの健康づくりや自殺対策事業の中でご紹介しています。
日々の食事からストレスに負けない体づくりを心がけると同時に、過度の緊張やプレッシャーなどから一時的に距離を置くことや、十分な休息と寛ぎの時間を意識的にもつことなど、普段の生活の中でストレスを軽減する工夫も大切です。
また、ご家族やご友人と一緒に作って、「おいしいね」と食べる時間も大切なコミュニケーションの場となります。
あなた自身やあなたの大切な人のこころの健康を願って『いやされしぴ』でおいしく、楽しく、こころ豊かな食卓を体験してください。
『いやされしぴ』を掲載しています
第一弾 『いやされしぴ』
- 豚肉とたまねぎのポン酢炒め
- 半熟卵とブロッコリーのアボカドサラダ
- はちみつとバナナのココアトースト

第二弾 『いやされしぴ2』
- キャロットライス
- 鮭のタンドリー風ホイル焼き
- パパっとサラダ
- くるみのスノーボールクッキー

第三弾 『いやされしぴ3』
- ごまチュイール
- クリームチーズ入りかぼちゃあんの黒糖饅頭
- 抹茶みるくプリン
- カフェモカプリン
- くるみとチョコのビスコッティ
- さつまいもきなこ餅
- バナナヨーグルトマフィン


ストレスに強くなる栄養素
栄養素 | 主な食材 | 効能 |
---|---|---|
ビタミンA |
|
ストレスに対する抵抗力を高める |
β‐カロテン |
|
ストレスに対する抵抗力を高める |
ビタミンB1 |
|
神経の働きを正常化させる |
ビタミンC |
|
からだの抵抗力をつける、心身を安定させる |
カルシウム |
|
脳の興奮を抑える |
マグネシウム |
|
気持ちを鎮静化する、イライラや神経過敏・不安を抑える |
お問い合わせ
保健福祉部健康課
電話: 0193-64-0111ファクス: 0193-64-5464
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 健康課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111
更新日:2024年12月23日