流行中の感染症にご注意ください
宮古保健所管内で確認されている感染症(令和7年1月15日 岩手県更新)
インフルエンザ 「警報基準値」
新型コロナウイルスの患者数も高値で推移しています。
インフルエンザは患者数が今月2週連続で警報基準値を超えています。
空気が乾燥している日が続いており、ウイルスが蔓延しやすい状況です。混雑した場所に行く時など、改めて基本的な感染症予防対策を心がけましょう。
1月6日から1月12日までの宮古保健所管内の定点報告数値
インフルエンザ |
30.20 |
2週間前:42.00 1週間前:34.60 |
■インフルエンザの注意報基準は10.00~、警報基準は30.00~です。
新型コロナウイルス感染症 | 15.20 |
2週間前:19.60 1週間前:13.20 |
■定点あたりの患者報告数
個人でできる基本的な感染予防対策
対人距離の保持
最も重要な感染防止策は、対人距離を保持することといわれています。咳、くしゃみによる飛沫はある程度の重さがあります。発した人から1〜2メートル以内に落下しますので、2メートル以上離れている場合は、感染するリスクが低下します。外出をして人混みに入る場合には、マスク(不織布製)を着用することが一つの感染防止策と考えられます。
かかってしまった(症状がある)場合には、無理をして学校や職場などには行かず、自宅で静養するようにします。
手洗い、うがい
手洗い、うがいは感染防止の基本です。外出からの帰宅後や、不特定多数の者が触れるような場所に触れた後、流水と石けんによる手洗い、うがいを実施することが推奨されます。
咳エチケット
咳、くしゃみによる飛沫の拡散を防いで、他人にうつさないためのエチケットです。咳やくしゃみがでる際は、ティッシュなどで口と鼻を被い、他の人から顔をそむけ、できる限り1〜2メートル以上離れてください。ティッシュなどが無い場合は、口を前腕部(袖口)で押さえて、極力飛沫が拡散しないようにします。
適度な湿度を保つ
乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
(参考)発熱等の風邪様症状に係る相談窓口
番号 | 対応先 | 対応時間等 | 電話番号 |
1 | 県民医療相談センター | 平日 昼間(9~16時) | 019-629-9620 |
2 | いわて発熱等相談センター |
平日 夜間(16~翌日9時)、休日 年末年始(12月28日~1月5日) |
0570-059-333 |
(補足)定点報告の数値とは?
定点報告は、都道府県が指定した医療機関(定点医療機関)が、感染症のうち、発生状況を届け出ることとされている疾患の患者数を、最寄りの保健所を通じて都道府県に報告しているものです(定点把握)。インフルエンザと新型コロナウイルス感染症については、県内63か所の医療機関が指定されています。
「定点報告の数値」とは、「患者報告数を、実際に報告のあった医療機関数で割った数値」です。 定点把握を行っている疾患のうち、手足口病やインフルエンザ等については、週単位で報告が行われています(月単位で報告が行われる疾患もあります。)。
インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症予防接種
宮古市では、インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症の予防接種に対する費用助成を行っています。
■インフルエンザ
【対象者】接種日時点で宮古市に住民票がある
・満65歳以上の方
・60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓又は呼吸器の機能に障がいを
有する方等
・1歳~中学3年生
■新型コロナウイルス感染症
【対象者】接種日時点で宮古市に住民票がある
・満65歳以上の方
・60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓又は呼吸器の機能に障がいを
有する方等
◇◆接種・助成期間(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症共通)
令和6年10月1日(火曜日)~令和7年1月31日(金曜日)
お問い合わせ
保健福祉部健康課
電話: 0193-64-0111ファクス: 0193-64-5464
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 健康課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111
更新日:2025年01月17日