市道末広町線無電柱化完成記念式典を開催しました!

更新日:2025年04月30日

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完成記念式典

中心市街地活性化のスタートアッププロジェクトとして進めてきた「市道末広町線無電柱化推進事業」が令和7年3月に完成を迎えたことから、令和7年4月27日に完成記念式典を執り行いました。

式典では、主催者として山本宮古市長、来賓として木戸口英司参議院議員、鈴木俊太郎秘書(鈴木俊一衆議院議員代理)、大泉隆是三陸国道事務所長、上澤和哉岩手県県土整備部長(達増岩手県知事代理)、福井善朗末広町商店街振興組合理事長、大森進大通一丁目商店会長、県議会議員、宮古市議会議員、関係機関の方々、約70名の方にご出席いただきました。

テープカットのほか、山口太鼓の会の皆さんによる太鼓の演奏で花を添えていただき、式典後に餅まき大会をおこない、市民の皆さんとともに完成を祝いました。

事業効果

事業のポイントは以下の4点です。

1 道路空間の再配分による歩行空間の確保

2 段差や電柱など障害物のない歩きやすい道路

3 車道をスラロームさせ走行速度を抑制

4 景観性と安全性の識別に優れた舗装での整備

 

計画区間内の28本の電柱をすべて撤去するとともに、より歩きやすい道路とするため、地上機器は民有地のご協力をいただき、道路外へ設置しました。

また、車両の終日一方通行規制を行い、車道幅を7mから3mに縮小し、ゆとりある歩行空間を確保しました。さらに、車両と歩行者の接近を防ぐため、車道空間と歩行空間の間に50cmの緩衝帯を設け、車両と歩行者相互の安全性を高めています。

舗装は石畳風舗装や大型車に対応するインターロッキングブロックを採用し、景観性や安全性に優れた歩きやすい道路環境を実現するため、段差のないフラットな構造としています。

 

これらの整備による、『防災』『安全・快適』『景観』の3つの効果により、宮古市の中心市街地である末広町通りの賑わいと活力創出への波及効果を期待しています。