コーディネーターのなんでも発信バックナンバー

更新日:2024年12月23日

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VOL.59 仲間づくりとしての市民劇

真っ暗な背景に、白いシャツに黒色のベストを着用し眼鏡をかけた男性が、左手にバインダーを持ち、右手に持ったメモ紙を見てセリフを呟いている市民劇の様子の写真

 移住コーディネーターの松下です。
 私が所属している「みやこ市民劇ファクトリー」の自主公演が先日終わりました。
 私は、昭和っぽい先生役を演じたり事務をやったりしました。
 宮古では、市民参加で作る「みやこ市民劇」があり、これまで隔年で三回公演しています。
 その市民劇と市民劇の間に自主公演の稽古や舞台の勉強を続けて母体となっている団体が「みやこ市民劇ファクトリー」です。
 普通の演劇サークルとちょっと違うのは、演劇をやりたい人達の集まりではなくて
 「市民劇」をやりたい人達の集まりというところ。だから、年齢も職業も違うメンバーが集まっています。
 意外と、メンバーに宮古生まれ宮古育ちの人は半分もいるかどうかで、移住者や転勤者も半分近く混ざり合っています。私もいつの間にか中心メンバーの一人になっていました。
 移住者がどうやって地域のコミュニティに入り込んでいけばいいか、悩むことも多いと思いますが、このように共通した趣味や目標に集団で取り組める活動に取り組んでいくのも、一つの方法だと思います。自然に仲間が増えていきますよ。

(2023年2月15日更新)

VOL.58 宮古の野菜とフルーツでスムージー生活

テーブルの上にバナナやりんご、人参にほうれん草と輪切りにカットされ白色の器に入ったキュウイの前に緑色のスムージーが透明のグラスに注がれて並んでいる写真

 移住コーディネータの中村です。
 宮古の旬の野菜やフルーツでスムージーを作って飲んでいます。
 寒い冬でも旬の野菜やフルーツが手に入るので手軽にスムージーが作れます。
 季節ごとに使う野菜やフルーツは違いますがその日の気分に合わせて、おいしく作れます。
 写真の食材でスムージーを作りました。
 バナナ以外は全て宮古産です。

 新鮮でおいしい食材がいっぱいの宮古、自慢したくなります!

(2023年2月3日更新)

VOL.57 宮古のお赤飯

お米と金時豆が一緒に炊かれたお赤飯を上から撮影した写真

 移住コーディネータの中村です。

 宮古のお赤飯はあずきより大きい金時豆(甘煮)が入っていて、ご飯の味も甘いです。
 初めて食べたときは思いもよらぬ甘さに衝撃でした。
 千葉にいた頃、お赤飯と言えば、おめでたい時に食べるもので、結婚式の引き出物で頂くくらいでした。
 宮古に住んでからは、主人の母親が作ってくれたり、職場に野菜を売りに来てくれるお姉さんが作ってくれたり、お赤飯を食べる機会が増えて、宮古の甘いお赤飯の味にも慣れて、元気に暮らしていることがおめでたいなぁと美味しく頂いています。

 もし、宮古のお赤飯に巡り逢えた際は是非ご試食してみてください。
 やみつきになるかもしれないです。

VOL.56 朝らーめん

ラーメンどんぶりに入った透明の澄んだうす茶色のスープの中に麺とメンマ、輪切りにカットされたネギや揚げものがトッピングされた宮古ラーメンを上から撮影した写真

 移住コーディネータの松下です。

 宮古駅には立ち食いの駅蕎麦があります。実はラーメンもやってます。
 宮古ラーメンはあっさりめの煮干し出汁系の醤油味です。
 そのため、早朝からの朝ラーメンができるのです。
 自分もやるときはありますし、さっぱりラーメンなので朝から食べている人、ちょいちょい見かけます。

 駅蕎麦では、お蕎麦と同じトッピングも選べるので、宮古名物ワカメ入りの宮コロッケも乗っけられますよ。
 朝ラー、ひそかにおすすめです。

(2023年1月25日更新)

VOL.55 冬の車事情

薄っすらと雪がかかったワイパーが立ててある白いボディの車のフロントガラスをアップで撮影した写真
2157キロメートルと表示された車のメーターパネルをアップで撮影した写真

 移住コーディネーターの松下です。

 広い宮古や三陸で暮らしていると、車の走行距離が増えていきます。

 私の先月一か月の走行距離はわりと少な目でしたがそれでも2000キロメートルぐらいでした。
 都会暮らしだと一年間で2000キロメートルぐらいということもあると思いますけどね。

 冬道は運転にも気を遣います。
 冬タイヤにしていても滑るときは滑りますし、緊張しますね。
 宮古も沿岸はあまり雪が降らないのですが、でも凍結は当たり前ですし、内陸に向かうときは雪もあります。

 雪の夜の間は、ワイパーが凍結してガラスに張り付いてしまうことがあるので、ワイパーを立てておくことがよくあります。
 雪が溶けかけている道を走ると、あっという間に車が泥だらけになるのも日常。
 洗車するのも煩わしいぐらいすぐ汚れますが、でも、洗車もマメにやらないといけません。
 道路の凍結防止のために、あちこちに塩化カルシウムなどの白い融雪剤がまかれていて、その塩分が車にくっついてサビの原因になるからです。
 なかなか大変だと感じるかもしれませんが、でも慣れてくると、そんなものだと日常的になるものでもあります。

(2023年1月13日更新)

VOL.54 雪道の運転

川を挟んだ左側に団地や住宅街が建ち、夜中に降った雪が凍った細い道路を撮影した写真
細い道路と川の境目に設置されたガードレール沿いに立つベニヤ板で作られた巣箱の様な箱の中に、白色の袋に入った砂が積まれている写真

 移住コーディネータの中村です。
 12月に宮古に雪が降りました。雪が凍って道路に残っています。
 道路脇に砂箱があります。 滑り止め用の砂が用意されています。
 雪の降る地域ならではの風景ですね。

VOL.53 リゾートあすなろ もうすぐ見納め

銀色のボディに赤色と黄色に緑色の3色でデザインされた、3番線の駅のホームに停車しているリゾートあすなろの列車の写真

 移住コーディネーターの松下です。

 JR山田線で臨時列車などに使われている「リゾートあすなろ」。
 盛岡から宮古へのイベント用の列車に使われたりしています。

 来年の冬頃までにはこちらが改造されて、新しい観光列車の「ひなび」に変わるそうです。
「ひなび」が山田線を走るかどうかはまだ分かりませんが、宮古駅で見られる日が来るといいですね。

 来年冬には改造が終わって生まれ変わっているということは、「リゾートあすなろ」はもうすぐ見納めですね。
 宮古駅で見かけるのもあと何回かな?

(2022年12月14日更新)

VOL.52 なんちゃってサーフトリップ岩手

左側に絶壁の崖があり高い波が打ちつけている海岸の写真
青空に薄雲がさし、低い山並みが見える手前の防波堤に波が打ちつけている海岸の写真
太陽の光がさしている海岸をバックに、黄色と黒色のウエットスーツを着用した笑顔の2名の女性がアップで自撮りで撮影した写真

 移住コーディネーターの中村です。

 宮古暮らしが長くなると昔の(25年前)波乗り友達が近くに越してきたりします。
 近くと言っても八戸ですが、寒くなる前に一緒に海に入ろうと野田道の駅で待ち合わせ。
 車2台でサーフポイントを寄りながら少しずつ南へ。
 この日は波が荒れている日だったので、ここは大きな波でいやーとかここは小さすぎちゃうーと言っているうちに気づけば大船渡市…
 やっとお手頃な波を見つけておばさん2人だけの貸切の海でボディーボードできました。
 海の中では波にも乗りましたが、お互いの日常の事や子育ての事などおしゃべりできていい時間でした。

(2022年12月14日更新)

VOL.51 すっとぎ

白色のトレイに入った、潰した青豆が入り全体が薄緑色で棒状の形をした郷土菓子すっとぎをアップで撮影した写真

 移住コーディネーターの松下です。
 冬になると産直やスーパーに「すっとぎ」が並び始めます。
 豆とお砂糖で作った郷土菓子です。そのまま食べても美味しいですし、軽く焼いても美味しいですよ。
 作る人が減ってきているそうなのですが、宮古の冬の風物詩の一つだと思います。

(2022年12月9日更新)

VOL.50 本州最東端灯台 一般開放!

雲一つない青空の下、頂上から左右にカラフルな色の小さな旗がなびいている灯台を地上から撮影した写真
太陽の光で反射した三陸の海の先に半島があり、手前にごつごつした岩場や木々が鬱蒼と茂った小高い山が見える灯台から見渡した景色の写真
灯台の頂上からつながったカラフルな色の小さな旗が東屋の屋根まで続いている灯台から見下ろした様子の写真

 重茂半島、本州最東端のトドヶ崎には本州最東端の灯台があります。
 現在は無人管理で立ち入り出来ないのですが、先日、点灯から120周年記念で、数年ぶりの一般開放となりました。
 普段は見られない本州最東端の風景、見ごたえありましたよ。
 ずっと三陸の海の安全を守り続けているんですね~。
 トドヶ崎自体は、宮古市街地から車で約1時間の姉吉キャンプ場からさらに歩いて片道約1時間です。
 歩いてしか行き着けない風景だけに、行き着いたときには感動しますよ!

(2022年11月10日更新)

VOL.49 津軽石駅にぎわいまつり

赤地に白色でやきとりと書かれた幟旗の奥に、屋台が並んでいる祭りの様子の写真
3匹の大きな魚が屋根から吊るされている祭り会場の様子の写真

移住コーディネーターの中村です。

 宮古駅から三陸鉄道で津軽石駅へ出かけました。
 三鉄を降りてすぐの場所で津軽石駅にぎわいまつりです。
 たくさんの屋台やキッチンカーが並んでいます。地域の子ども達がたくさんお手伝いをしています。
 音楽ステージもほのぼのとした雰囲気です。
 紅葉や三鉄も満喫です。また来年も楽しみにしています!

(2022年11月10日更新)

VOL.48 熊出没注意

線路を挟んだ右側は木々が生い茂り、左側にホームがある佐羽根駅の写真
近隣の地図が壁に設置された駅舎沿いに立つ「熊出没注意」と書かれた看板と、手に赤色のペンキが入ったバケツを持って立っているクマの置物の写真

 移住コーディネーターの松下です。

 海のイメージがある三鉄ですが、実はけっこう山の中を走るので、なかなか自然豊かな山の中にポツンと駅があったりします。
 たとえば宮古市内でも、こちらの佐羽根駅では、ホームでなんとツキノワグマがお出迎えですよ。
 自分で出没注意の看板を作ってくれるなんて、親切な?クマですね!

(2022年11月10日更新)

VOL.47 てんとう虫

ベージュ色の壁沿いに立つ木製の柱と天井の近くに出没したてんとう虫をアップで撮影した写真

 移住コーディネーターの中村です。

 てんとう虫がたくさん出没しています。
 我が家の天井近くのこの場所に3日間います。
 自然豊かな宮古はクワガタやカブトムシ、てんとう虫、カメムシなどなど多いです。
 その代わり、ゴキブリは少ないです。
 ゴキブリは、年に1度か2度見かけますがゴキブリホイホイやバルサンなどの
 ゴキブリ用殺虫剤を使うほどでもないです。
 少しずつ増えているかもしれませんが…

(2022年11月10日更新)

VOL.46 白浜へ続く宮古BAYライン

道路を挟んだ右側に木々が生い茂り、左側に穏やかな海が広がる宮古湾の写真
左上と左下に市街地が広がり全体的に緑に囲まれた細長い宮古湾を上から見た地図の写真

 移住コーディネーターの中村です。
 白浜という地名、日本のいろいろな場所にありますが、宮古にも白浜あります。宮古の白浜はドライブにおすすめです。
  重茂半島の宮古湾側にあり、宮古市内から津軽石方面、宮古運動公園を通過してそのまま進むと、白浜へ続く宮古BAYライン(勝手に呼んでいます)があります。

 海と道路が近くて、宮古湾の穏やかな海、のどかなロケーションが続きます。
 助手席に座るともう最高です。釣りを楽しむ方も多いようです。
 寒くなる前にまたドライブ行こうかな

(2022年10月28日更新)

VOL.45 お彼岸まんじゅう

花柄の青色の丸皿にラップでくるんだ5つの饅頭が置かれた写真
半分にカットされ中に餡子がびっしり詰まった饅頭が断面が見えるように花柄の青色の丸皿に置かれた写真

 宮古に来てから、お彼岸にはまんじゅうを食べるようになりました。
 義理の母がお供えのまんじゅうを手作りしてくれるからです。
 麦と米のまんじゅうです。中には粒あんが入ってます。
 粒あんも手作りです。
 母の作るまんじゅうは年々おいしくなっています。
 孫においしく食べてほしくて研究しているのかなと思います。
 9月のお彼岸のまんじゅう作りは夜中の3時までかかったそうです。
 いつもありがとうございます。感謝してます。
 宮古のお彼岸は、手作りまんじゅうを作るお家が多いようです!

(2022年10月24日更新)

VOL.44 ひゅうず

白色のトレイに弓なりに形作られた4つの郷土菓子ひゅうずが縦に並んでいる写真

 宮古の郷土菓子の一つ、ひゅうず。
 宮古弁で、こういうおやつのことを、こびる、こびりと言います。
 中身はクルミと…黒蜜か味噌のどちらかが入っていますが、これが、同じ宮古でも地域や作る人によって違います。
 好みも結構分かれるみたいです。
 特に黒蜜のタイプは、蜜がこぼれることがあるので、美味しいんですけど要注意ですよ。

(2022年10月18日更新)

VOL.43 ご当地メニュー

青色に透き通った色のお酒がグラスに注がれ、上にカットされた2切れの生のレモンがのっている青の洞窟生レモンサワーをアップで撮影した写真

 ご当地メニュー、宮古にも色々あります。
 ランチタイムもいいですけど、居酒屋さんにも。
 こちらは、青の洞窟生レモンサワー。浄土ヶ浜の青の洞窟をイメージしているみたいです。
 宮古を盛り上げようとする、お店ごとのいろいろな創意工夫が楽しいですよね。

(2022年10月18日更新)

VOL.42 みやこ秋祭り

赤い牡丹や蓮華をかたどった造花を付けた妻折笠を被った踊り手が踊っている傍で、山車の上に乗り観客に手を振る黒と白の着物を着た市川由紀乃さんを撮影した写真

 みやこ秋まつり、二日目の船山車パレードで息子と山車を引くお手伝いをさせていただきました。
 末広町を進み、大通りに入る手前で津軽石さんさ踊り保存会の山車と市川由紀乃号の山車が5分くらいの休憩となりました。
 誰からともなく、宮古復興親善大使の市川由紀乃さんと津軽石さんさの踊り手のおじょうさま達で写真撮影タイムとなりました。
 蒸し暑く、疲労のある中、由紀乃さんの嬉しそうな笑顔と踊り手の華やかな衣装と
 初々しさで、とっても和やかな雰囲気に包まれました。
 裏方ならではの特別な時間でした。

(2022年10月4日更新)

VOL.41 わたしの曜日感覚

お腹いっぱいになったクマのイラストと、平日限定日替わりまんぷく弁当と大きく書かれた豚生姜焼きのっけ弁当のパッケージをアップで撮影した写真

 私はフリーランスという自営業スタイルの働き方を選んでいるので、平日や休日という区別がありません。
 仕事があれば毎日働きますし、いつ休むかも、お仕事との兼ね合いを調整して、自分ですべて決めています。
 仕事をする時間も、よくいえば自由で、悪く言えば仕事があれば何時から何時まででも働くことになります。

 そうしていると、曜日の感覚がなくなってきて、ゴミ出しが間に合わなかったり、なんだか今日、他の人とずれているな、という日もよく出てきます。

 そんなある「日曜日」のこと。
 スーパーで見かけた弁当に、でかでかと「平日限定」と。
 そういう生活なので、あれ、今日って月曜だったかな?と、まず自分を疑ってしまいました。やれやれ。
 あ、お弁当は普通に美味しかったです。

VOL.40 NHKのど自慢が宮古に来た

宮古市の紹介で雄大なリアス式海岸をバックに「今日は岩手県宮古市から」と表示された、のど自慢で放送されたテレビ画面の写真
三陸の海の幸イクラ、ウニ、ホタテ、タラ、メカブが3本の牛乳瓶に詰まって並んでいる、のど自慢で放送されたテレビ画面の写真

 移住コーディネーターの中村です。
 宮古市でNHKのど自慢がありました♪
 観覧や出場の申込み、多かったようですね。
 ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
 私の千葉在住の友達は、のど自慢が宮古なので、私が歌を歌うのではと?!
 最後までドキドキしながらテレビを見ていたそうです。
 宮古の事が流れるたびに私のことを思い出してくれているようです。
 ちょっと離れたところで暮らしてみるのもいいですね。

VOL.39 日焼け

日に焼けた手の甲と日焼けしていない腕をアップで撮影した写真

 お見苦しい写真ですが、この夏の日焼け跡です。
 夏は涼しい東北宮古とはいえ、30度を超える日ももちろんときどきあります。
 真夏に屋外で活動すれば日焼けもするというもの。
 私は自然の中での観光ガイドをするので、虫よけのために夏でも長袖長ズボンで活動します。
 その結果、露出しているところだけ焼けて、こんなツートンカラーになってしまいます。
 職業病みたいなものです。

VOL.38 ありがとう

曇り空の下、穏やかな波が押し寄せている三陸の海を海岸から撮影した写真

 移住コーディネーターの中村です。

 宮古から三陸道を北に行くと、のどかな河口があります。
 誰も入ってない海へボディボードをかかえて娘はさっさと入っていきました。
 小さい波で娘にはちょうど良かったです。

 トンネルから出てきた汽車(三陸鉄道)が橋の上に停車します。
 ちょうど私たちが浮かんでいる海が見える場所で数分間停車します。
 海で波待ちしている私と娘は、汽車に向かって手を振りました。
 汽車の中で気づいてくれているかわかりませんが、汽車に向かって手を振り続けてみました。
 なんとなくですが、乗客の方々が手を振り返してくれている気がして、汽車が見えなくなるまで振り続けました。

 岩手へ来てくれてありがとう、という気持ちでした。

VOL.37 松明かし

様々な種類の松明が値段別に並んで販売されている写真
使い古したフライパンの上で松明を燃やしている様子の写真
木のお椀に入った太いうどん状の「はっとう」が小豆のしるこにからまっている郷土料理あずきはっとうをアップで撮影した写真

 宮古のお盆、松明かし。
 決まった日に、迎え火、送り火として松を家の前やお墓で燃やします。
 古くなったフライパンで燃やす人が多いようです。
 子ども達はその火で花火ができる日。八月七日は、あずきはっとうを食べるきまりも。
 独特の風習です。面白いですね。

VOL.36 宮古の墓そうじ

草木に囲まれたお墓の前にバケツや箒が置かれ、若い男性や女性が墓掃除を行っている様子の写真

 お盆前の大仕事といえば、お墓掃除です。
 今年は、私の息子と娘も手伝いました。
 久しぶりのお墓には、草や木がかぶさっていましたが、義父と義母の手際良さと、息子と娘の手伝いもありあっという間にきれいになりました。
 義母からは、安心してお盆が迎えられると喜んでもらえました。

 お盆のお墓参り、宮古では早朝にすることが多いです。
 私が宮古で初めてお墓参りした時は、朝6時なのにお墓にたくさんの人がいて驚きました。
 お盆の時期、宮古のスーパーはそれに合わせて朝6時から開店する日もあるようです。

 宮古のお盆は早起きですね。

VOL.35 待望の遊覧船

船乗り場に停泊した、白い船体にエメラルドグリーン色のラインがデザインされた浄土ヶ浜遊覧船の写真
白い岩肌の上に常緑樹がある浄土ヶ浜をバックに、遊覧船と並走しているウミネコをアップで撮影した写真
ごつごつした岩の上に大きな木が生えている景色を遊覧船から撮影した写真

 宮古に、浄土ヶ浜遊覧船が帰ってきました。震災後の船体の老朽化等で終了していた運航が、新しい船になって再開となりました。

 新しい「宮古うみねこ丸」は、道の駅みやこ・シートピアなあどと浄土ヶ浜の間を周遊して回ります。
 早速、うみねこ達が「うみねこパン」を求めて並走していました。
 久しぶりに見る、海からしか見られない浄土ヶ浜の姿。
 何回も乗ってみんなで大切にしていきたい船です。

VOL.34 ギターサークル

ステージ前列にギターを持った5名と後列にマンドリンを持った3名のメンバーが椅子に座り、演奏を行っている公民館舞台部門発表会の様子の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 宮古市の公民館では様々な活動が行われています。
 習い事をするには種類も豊富で充実しています。

 私の娘は公民館のギターサークルに所属しています。
 優しい先生や先輩方に囲まれて、いつの間にか発表会で演奏できるくらいギターが弾けるようになりました。

 写真は、市民文化会館大ホールで行われた「公民館舞台部門発表会」です。
 クラッシックギターとマンドリンの音色にうっとりのひと時でした。

VOL.33 宮古で創業スクール

海が見える大きな窓が設置された宮古商工会議所創業スクールの会場で、テーブルクロスが掛けられた長机の席の奥と手前に2名の女性が座っている写真
宮古商工会議所創業スクールと書かれた横断幕が設置された赤色の絨毯の会議室に白色のテーブルクロスが掛けられた長机が設置されており、奥の席に座った女性講師による講義が行われている様子の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 自分でお店をはじめてみたい、起業してみたい、と考えている人をサポートする「創業スクール」に参加しました。
 宮古広報で毎年「創業スクール」について掲載されていて知ってはいました。
 私の身内が、いつになるかわかりませんが、自分で商売を始めてみたいと考えていたので、まずは行動と思い受講させてもらいました。

 宮古商工会議所主催の「創業スクール」は6回の講義があります。
 私自身、大人になってからの講義についていけるか不安でしたが、回を重ねるごとに、具体的な道筋がみえてきたり、同じ境遇の方々と知り合うことができて、毎回刺激的な経験となっています。

 何歳からでも自分の好きなこと、誰かの役に立つことができるという自信にもつながります。
 これからの宮古、さまざまな起業家さんたちが活躍しそうです。
 もちろん、宮古へ移住される方も「創業スクール」参考にしてみてください。

VOL.32 田舎体験住宅

山に囲まれた盆地に田畑が広がり、手前に奥に集落のある地区を高台から撮影した写真
木々が生い茂る手前の敷地内に赤い屋根の平屋建ての住宅があり、窓にはレースのカーテン、庭には物干し台が設置されている田舎体験住宅の建物外観の写真
天井下に収納棚が設置され、小窓から太陽の光が差し込み明るいキッチンに、L字型の流し台やガスコンロに冷蔵庫が完備された写真
小窓から光が差し込むスペースに二層式洗濯機が完備され、右側に風呂場へ続く引き戸が設置された写真

 宮古の中でも山間地にあたる川井の盆地にあるのが、小国(おぐに)地区。
 山と清流に恵まれて、晴れた日には早池峰山を臨む、のどかな場所です。
 こちらにあった旧小国小学校の教員住宅を改装した、田舎体験住宅ができました。
 小国地域の住民が運営していて、田舎暮らしの体験や、一時的な滞在拠点として使える住宅です。
 近くに体験農場もありますので、地元の方と交流しながら、ちょっと農業体験をしてみたい、農地を探してみたいなど、山での田舎暮らしを体験してみたい方におすすめの施設です。
 小国地区の地域づくり会員として年会費1,000円を収めていただいたうえで、実際に利用する際には、家財のあり・なし、間取り、などに応じて、利用料をお支払いいただきます。
 半農半Xの暮らしに興味がある、そんな方はぜひ相談してみてください。
  利用のお問い合わせは、小国地域振興センター 電話:0193-78-2131 まで。

VOL.31 やませ

小島が浮かぶ海の奥が深い霧で覆われている夏の風物詩やませの写真

 こちらの写真は、宮古をはじめ三陸の初夏から夏の風物詩、「やませ」です。
 学校ではオホーツク海気団から流れ込む「偏東風」と教わることが多いと思いますが、
 体感としては風というより冷気・ガス・霧の塊のようなものが海から入ってくるという印象です。
 天然エアコンと呼ぶ人もいます。

 なんとなく海から涼しい風が入っているなぐらいの日もあれば、このように前も見えないような霧に包まれる日もあります。
 やませが入ると沿岸の気温はぐっと下がりますので、同じ宮古市内でも同じ日に10度以上気温が違うようなことも。
 沿岸では夏でもエアコンが要らないという家庭もいまだに多いのです。

 この冷気が作物をダメにして飢饉を招いたり、観光に来たけど眺望が臨めなくなったり、そんなネガティブな歴史もありましたが、いっぽうでは高山植物が海辺で見られたりする恵みもありました。
 それに、近頃では、温暖化なのか宮古でも30度越えの日が増えてきましたので、やませを期待するような暑さが多い、なんて声も聞きますね。
 宮古市民として、これからもやませとうまく付き合っていきたいものです。

VOL.30 瓶ウニ

 移住コーディネーターの中村です。

 「生うに」の季節が始まりました。
 牛乳瓶に入った「生うに」です。
 宮古で朝とれたばかりの新鮮な「生うに」です。

 炊き立てのごはんにそのまま「生うに」をのっけて醤油かけて美味しくいただきました。
 年に数回の贅沢です。

 うにが嫌いと言っていた私の友達。
 宮古の「生うに」は美味しいと言って、箸が止まらなかったです。
 「生うに」よかったら食べてみてください!

白と青のストライプ柄のテーブルクロスの上に置かれた、牛乳瓶に詰められた生うにの写真

VOL.29 宮古のシンボル

移住コーディネーター 松下です。

 宮古の市街地にいると、だいたいどこからでも目に入るのが「ラサの煙突」。
 北部の田老にある田老鉱山から運ばれてきた、鉱石の精錬工場で使われていた大煙突です。

 昔ながらの仕組みの煙突としては全国2番目の高さ、てっぺんには黄金の避雷針が立っているという都市伝説?もあります。
 ふと気付くと、どこに見えているかな、と思わず探してしまうことも。
 宮古の風景といえば、これを挙げる人も多いと思いますよ。

厚い雲が覆っている空をバックに、山の上にそびえ立つ大きなラサの煙突の写真
右端から眩しいくらいの太陽の光が差している青空の下、遠くからでも見渡せる大きなラサの煙突を橋から撮影した写真

VOL.28 景勝地も身体もキレイに

移住コーディネーターの中村です。

 6月21日「国際ヨガデー」にちなみまして、宮古市の浄土ヶ浜では、清掃活動とヨガのつどいがありました。
 参加費は無料なので娘と二人で参加しました。
 清掃活動では、浄土ヶ浜の遊歩道や浜をゴミ拾いしました。
 その後、浄土ヶ浜の絶景を目の前にして、芝生の上でヨガのレッスンです。
 浄土ヶ浜というパワースポットでのヨガは身体も心もリラックスできてとっても気持ちが良いものでした。

 カズミスタジオの皆様ありがとうございます。

 宮古で暮らしていなかったらできない体験なのかなと考えたりせっかく宮古で暮らしているので、もっともっと宮古のいいところを満喫しないともったいないなと改めて思いました。

快晴の空の下、浄土ヶ浜の絶景と砂浜で遊ぶ人たちや、芝生広場でヨガを楽しんでいる人達を高台から撮影した写真
芝生広場でヨガマットの上に座り、両手を上に真っすぐ上げてヨガを行っている参加者を後方から撮影した写真

VOL.27 野生動物との共存

周囲に木々が生い茂っている広場の奥に立つ親子のニホンカモシカの写真

 春から夏にかけて、宮古市内にはクマ(ツキノワグマ)の目撃情報が増えます。
 最近は、民家の近くや住宅地近くの森でも出没して、人的被害もときどき見られます。
 自然との距離が近い宮古ならではの注意点。
 会いたくはないものですから、山や森に近いところでは日頃から注意しましょう。

 いっぽう、海に近い山中などでよく出会うのが、ニホンカモシカ。
 基本的に穏やかで人間を怖がらないので、なかなか逃げません。
 でも、特別天然記念物です。お邪魔しているのはこちらのほう。
 刺激せずに、遠くから静かに見守ってあげましょう。

VOL.26 いよいよ山菜の時期

広げた新聞紙の上に、タケノコと山菜のうるいとこごみが並んで置かれている写真

 移住コーディネーターの中村です。
 宮古も新緑の季節となりました。
 さまざまな植物たちが芽を出してきました。
 山菜採りに行きたくてウズウズしている方が多い季節かもしれません。

 この写真のタケノコと山菜(うるい・こごみ)は、自分で買ったり、お裾分けで我が家に集まってきたものです。
 宮古に来たばかりの頃は、山菜って何??どうやって食べるの??
 あく抜きって??何もわかりませんでした。

 義母や友人に調理方法を教えてもらったり、居酒屋さんで食べたりしているうちにやみつきになりました。
 この時期この場所でしか味わえない貴重な旬の食材、美味しくいただきまーす!

VOL.25 さらば義経

右側の男性は2本の刀を差して黒色の甲冑を着用し、左側の男性は薄ピンク色の着物に花柄模様の甲冑を着用した市民劇「さらば義経」に参加した2名の男性が笑顔で並んでいる写真
薄黄色地に中央に縦書きで「さらば義経」と書かれた看板の写真

 移住コーディネーターの松下です。
 去る5月21日、22日に、みやこ市民劇「さらば義経」が上演されました。

 実は、岩手県は市民参加で作る市民劇がさかんな土地。
 宮古市も隔年上演で、今回が三回目。

 今回は、源義経が平泉で死なずに宮古に逃げ延びたとする、義経北行伝説がテーマでした。
 宮古市にはこの北行伝説にまつわる史跡や神社がいくつもあるのです。

 宮古の市民劇は、芸術文化を通じ、新しいコミュニティの形の一つを目指すという理念があります。
 老若男女問わず、スタッフもキャストも一丸になって、市民の手で大きな舞台を作り上げる達成感と熱量は、なかなか他の機会では得られないものです。

 一つの娯楽としても、市民の皆さんの満足感は高いのではないでしょうか。
 私は主役の義経のかたき役である梶原景時を演じました。
 普段の自分とは違う役割をになうことが出来るのも演劇の楽しみです。
 今後も続けていけるように、仲間を増やしていきたいと思います。

VOL.24 ゴールデンウイークは浄土ヶ浜

空に薄曇りがさす浄土ヶ浜の海に遊覧船が浮かんでいる様子を展望台から撮影した写真

 移住コーディネーターの中村です。
 ゴールデンウイークの浄土ヶ浜はにぎわっています。
 駐車場にも車がたくさんあります。
 混雑が苦手で田舎暮らしというか、満員電車のない暮らしを選んだ私ですが、このにぎわい、懐かしくてドキドキします。
 みんなどこから来たのかな、宮古に来てくれてありがとう!うれしい気持ちになります。
 写真は、いつもの遊歩道から少し歩いた御台場展望台から撮影しました。素晴らしい景色なので何度も通ってしまいそうです。

VOL.23 道の駅の公園

遠くに山並みや海が見える公園内にある、石で囲まれ手すりが設置されている潮だまりの写真
ロッキング遊具やすべり台付きの屋外遊具が設置された公園の写真
ロープウェイなどの遊具が設置されている公園の写真

 移住コーディネーターの松下です。
 宮古市内には、旧市役所のうみどり公園の他にも、子どもを遊ばせるのにいい屋外遊具がある公園が増えています。

 道の駅みやこの先には、この春から、潮だまりもある、しおかぜ公園ができました。
 海を見ながらちょっとお散歩するのにもいいですね。
 浄土ヶ浜遊覧船の発着所にもなる予定です。

 道の駅みやこの他にも、市内には道の駅があと3つあるのですが、近くに遊具がある広場や公園が併設されている道の駅が増えてきました。
 ちょっと美味しいものを食べながら、子どもを遊ばせたりできるので、ちっちゃいお子さんがいる人達はよくお出かけしているみたいです。
 ゴールデンウイーク中も大賑わいでしたよ。

VOL.22 みやこ広報

扇状に並んで置かれた3札の「広報みやこ」の写真

 移住コーディネーターの中村です。
 私が宮古にきてから愛読しているのが「広報みやこ」です。

 宮古市のこと、地域のニュース話題、助成金制度や補助金、参加したら楽しそうなイベント情報、子育て情報など盛りだくさんです。

 ハッピーバースディのコーナーでは2歳までのかわいい我が子の写真を載せてもらうことができます。
 身近で楽しい一家に一冊の必需品です。

VOL.21 タイヤ交換

移住コーディネーターの松下です。
先日、冬タイヤを夏タイヤに交換しました。
そこで、季節外れではありますが、首都圏や南のほうから宮古に移住してくるときによく質問がある、冬タイヤのことを書いてみます。
あくまでも私の見解なので、お店やディーラーさんに相談してみるのがいちばんだと思いますけど、参考になればと思います。

  • 質問:冬タイヤは絶対に必要ですか?
    回答:絶対に必要です。宮古の海沿いはあまり雪が降りませんが、年に何回かは大雪が降ります。
    そして、雪よりも路面凍結のほうが厄介です。また、宮古でも、海から離れたり標高が少しでも上がると雪が多い場所になるので、ますます必要です。
  • 質問:冬タイヤと夏タイヤの交換時期は?
    回答:だいたい、11月終わりから12月初めぐらいに冬タイヤに交換して、4月中ぐらいに夏タイヤに交換する人が多いです。
    (雪が多い内陸のほうに行く人などは、時期が多少変わると思います)
  • 質問:冬タイヤはどんなものがいいの?
    回答:もちろんどんな道を走るのかによるので、お店やディーラーさんに相談するのがいちばんいいです。
    街中や国道・県道を走るのがほとんどであれば、そんなに高性能なものでなく、リーズナブルなもので大丈夫だと思います。
  • 質問:タイヤは自分で交換できるの?
    回答:もちろん自分で交換する人もいますが、自信がなかったり面倒な時は、お店やディーラーさんにお願いすれば、たいてい2~3千円ほどの工賃で作業してくれると思います。
  • 質問:使っていないタイヤはどこに保管すればいいの?
    回答:このあたりでは、自宅にタイヤ保管用の小屋や収納場所が付いていることが多いです。
    どうしても保管場所がない場合は、カー用品店などで保管してくれる有料サービスもあります。
  • 質問:雪道は四駆じゃないとダメなの?
    回答:街中であれば四駆じゃなくても問題ありません。山道や坂が多いところを走るときは四駆のほうが走り出しなどは安定します。
    でも、四駆でも滑るときは滑るので過信は禁物です。

いま思い付いたのは、こんなところです。
こういう生活情報みたいなものも、今後、提供していきたいと思います。

バケツやレインブーツと一緒に、1本ずつ大きなビニール袋に入った4本のタイヤが積まれている倉庫内の写真
工具箱や大きなビニール袋に入ったタイヤが、ビニールシートが敷かれた車の後部座席に置かれている写真

VOL.20 桜

公園の周囲に咲く満開の桜の花の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 4月になり、春を通り越した最高気温31℃になると桜も満開となりました。
 その後、寒さがぶり返し、冷たい雨が降りました。
 遠くの山のてっぺんは雪となりました。
 この写真は、満開の桜と奥の方に雪のかかった山々です。
 当たり前のようにある景色ですが、はかないものです。

 自然の景色に、癒されています

VOL.19 春の訪れ

小さな滝に水が流れ、ところどころ雪が積もっている水辺の写真

 移住コーディネーターの松下です。

 山のほうを除いては、もうほとんどのところで雪が溶けました。
 少しずつ花も咲き始めたり、そろそろ冬タイヤから夏タイヤに変えようかな?という頃です。

 都会と宮古ではっきり違うと思うのは、季節の変化を感じやすいところ。

 特に、冬から春になるときは、心が躍るというのでしょうか、山も茶色から緑にぱあっと色づいていって、本当に「春が来た!」という感じがします。

 冬の寒さはたいへんですけど、だからこそ春がうれしくて仕方がない、そんな気持ちになれるのは北国ならではの魅力ではないかな、と思ったりします。

VOL.18 かまくら作り

フード付きのジャンパーを着た2名の子供が、雪を固めた山の下を掘ってかまくら作りを行っている様子の写真

 移住コーディネーターの中村です。
 3月16日と18日の深夜に地震。
 そして、19日は、春になりかけていた宮古に雪。
 重たい春の雪が降りました。
 かまくら作りにいい湿った雪であっという間に出来上がりです。
 その後、家族で重たい雪をかきながら、自然について、災害への備えについて、お話するきっかけになりました。

VOL.17 宮古市のごみ処理場

車寄せが設置された建物内に停車しているゴミ収集車の写真
中央の左右に黄色のポールが立っている大きな入り口が設けられ、白色の外壁の上に「みやこ広域リサイクルセンター」と書かれた建物外観の写真

 移住コーディネーターの松下です。

 住んでみないと分からない、意外と宮古は便利だと感じたことの一つを紹介します。
 私のように一人暮らしで不定休のお仕事だったり、あるいは夜勤があったりする人だと、なかなか決められた日の朝にごみを出すのが難しかったりします。

 宮古では、市内の小山田地区にあるごみ処理施設に自分で持ち込めば、資源ごみは無料回収。普通のごみも一定量までは無料回収です。(指定の袋は必要ですよ)
 慣れるとこの仕組み、けっこう便利なんですよね。

VOL.16 白鳥

黒色と黄色のクチバシで構成された白鳥が、水の上を泳いでいる様子をアップで撮影した写真
低い山並みに囲まれた場所に民家や建物が立ち、手前の川に7羽の白鳥が泳いでいる写真

 移住コーディネーターの中村です。

 いつもの通り道、特別に車を走らせるわけでもなく出逢える白鳥たちです。
 冬が終わりそうになると、まだいるかな、と心配してしまいます。
 森川海のある町、街、宮古。
 のどかでいいですね

VOL.15 海老フライ?

エビフライの様な形をした松ぼっくりの残骸が掌の上にのっている様子をアップで撮影した写真

 小さな海老フライ?
 いえいえ、これは、リスが松ぼっくりをかじった跡です。
 海沿いの松林を歩くと、よく落ちています。
 歩けばこそ見付かる、ちょっと面白いものの一つですね。

VOL.14 雪かき

右側のネットや木々に囲まれた広場に向かってカーブになっている、雪が積もった坂道で雪かきをおこなっている人の後ろ姿の写真
ガードレールに囲われた右側に立つ木々や道路に雪が降り積もっている様子の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 宮古にも雪が積もりました。
 宮古の冬は雪がたまに積もります。
 盛岡などの内陸に比べると太平洋側の宮古は雪が少ないです。
 子供達の通学路、地域の方々や先生達がそっせんして雪かきを行っています。
 地域の暖かさを感じます。

VOL.13 市民劇

白色の壁に1と書かれ、扉にも1と書かれた張り紙が貼られた会場の入り口の右側に、「「さらば義経」を語る」と書かれたポスターがポールに掲示されている写真

 宮古市移住コーディネーターの松下です。

 岩手県は郷土芸能が盛んで、その流れもあるのか、市民劇という市民参加型の演劇が、全国のなかでもとてもさかんな地域です。

 宮古でも、2年に一度の開催で、5月には3回目の公演が予定されています。
 源義経が宮古に生き延びたという義経北行伝説を元にしたストーリーになります。

 私もキャストとして参加予定で、色々な年代や職業の仲間たちと日々稽古中です。
 先日はその予告編となるプレ公演にも出演しました。
 みんなと演劇を楽しむ暮らしも面白いものですよ。

VOL.12 豆まき

同じ形の器の中に入った落花生と福豆が並んで小花柄のクロスの上に置かれている写真

 コーディネーターの中村です。
 2月といえば節分ですね。

 私が15年前に宮古に移り住んで初めての節分の時のことです。
 「福は内、鬼は外」の豆まきがしたくて福豆を買いにスーパーへ。
 探しても探しても福豆は見つからず、それらしい大豆を買って帰りました。

 家に帰って、宮古出身の主人に聞くと、宮古では節分は福豆でなく落花生をまくそうです。

 あれから15年、今年の節分、スーパーには落花生と福豆が並んで売られていました。

 みなさんは落花生派ですか、福豆派ですか?
 鬼役のパパ達は、落花生の方が痛くなさそうですね(笑)

VOL.11 すっとぎ

長方形の白色のトレイに入った、潰した青豆が入り全体が薄緑色のと黒豆で作られた2種類の郷土菓子すっとぎをアップで撮影した写真

 宮古市移住コーディネーターの松下です。

 今回は、宮古や三陸沿岸の冬の郷土食、すっとぎを紹介します。

 冬になると、三陸ではスーパーや産直売り場でよく見かけます。
 しとぎ、豆しとぎなど、呼び方は土地によって様々ですが、青豆をすりつぶした、しっとりしたお団子のような食べ物で、ほのかな甘さが病みつきです。
 ちょっと焼いてもおいしいですよ。

 今回は、黒豆で作っているのと2種類入りの珍しいツートンカラーでした!

VOL.10 ハザードマップ

紫色やピンク色で塗られた宮古市のハザードマップをアップで撮影した写真

 移住コーディネーターの松下です。

 先日、トンガの火山噴火による津波警報が出て、私が住んでいる辺りにも避難指示が出ました。
 夜中の発報でしたが、大きな混乱もなく避難行動をとられる皆様、経験と日頃からの心構えが生きていました。

 宮古の沿岸に住むには津波への備えは必要です。
 ハザードマップが全戸にありますので、日頃から目を通しておきましょう!

VOL.9 スキー場へ!

オレンジ色のヘルメットを被りゴーグルを付け、青色のジャンパーを着た小さな子供がスキー板に乗り両手にポールを持って雪が積もったスキー場に立っている様子の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 スキー場へ行ってきました!

 宮古を朝5時半に出発して、道路に雪もあり、少し時間かかるかな、と思っていましたが、2時間ちょっとでスキー場に到着しました。
 令和3年3月に開通した宮古盛岡横断道路のおかげで、とても近くなりました。
 誰も滑っていない朝一番のゲレンデはやみつきになります。
 また来週も行きたいな(笑)

 今の宮古は、以前と比べて意外と住みごこちがいいです。

VOL.8 木材の町

上に釘や材料が見切れているフレームキットの説明書の写真
「みちのく潮風トレイル」の道のりが描かれた全線踏破証が完成したフレームキットの中に収められた写真

 移住コーディネーターの松下です。

 宮古市は面積のほとんどが森というぐらい山が多くて、製材や木材加工がけっこう大きな産業だったりします。

 青森の八戸から福島の相馬まで約1000キロメートルの道のりを歩く「みちのく潮風トレイル」を全線踏破すると、踏破証とフレームキットを買えるのですが、そのフレームの木材も、宮古市産。

 実は木材の街、宮古市!

VOL.7 これぞ!くるみ!

透明の器の中に割ったクルミの実の中身が入っている写真
すり鉢に入ったくるみをすりこ木で砕いてすりペースト状になったものを透明のタッパーに入れている男性の写真
器の上に焼いたお餅が置かれ、上に甘く味付けされたペースト状のくるみがかけられている写真

 移住コーディネーターの中村です!

 この写真は何かご存知ですか?

 宮古にはくるみの木があちこちにあります。
 毎年10月頃、大きく育ったくるみの実は木から落ちます。
 拾って下処理をして軒下にぶら下げてお正月用にとっておきます。

 年末、お母さんが大掃除やおせち料理の準備で忙しい中、お父さんはくるみを割ります。
 くるみをすり鉢に入れ、すりこ木で砕いてすってその家ならではの甘い味付けをします。

 お正月に焼いたお餅にのせてからめて食べます。
 そうです、この写真は、割ったくるみとくるみ餅です。
 岩手県でよく食べられているくるみ餅です。
 おいしくて、おいしくて、ほっぺたが落ちてしまいます!

VOL.6 憧れだったスキー場

上下に並んで置かれた「こどもリフトご優待券」と「安比高原スキー場(リフト1日券引換券)」の写真

 移住コーディネーターの中村です!

 娘が通う小学校からスキー場のリフト1日券引換券(小学生対象)が配布されました。
 安比高原スキー場と夏油高原スキー場です。
 どちらも岩手県内にあります。

 わたしが千葉にいた20代のころは、岩手のことはあまり知りませんでした。
 しかし、安比高原スキー場と夏油高原スキー場のことは、旅行会社のパンフレットや、旅行雑誌などでよく目にしていました。
 雪質がパウダースノーで有名で憧れのスキー場でした。

 しかし、千葉から安比や夏油は遠くて、遠くて、おまけに、旅費が高くて…
 ついつい、近場のスキー場で満足していました。

 宮古に移住して長男が3歳になろうとしてる頃、スキー場へ行くことになりました。
 せっかく新雪でパウダースノーがあるのに、遊ばないともったいない!!

 わたしにとって15年ぶりのスキーのため、体力的にとか、寒いからとか、リフト券高いとか、道具ないとか、抵抗ありました。
 はじめはソリ遊びのつもりで行ってみたら、本当に雪質が良く滑りやすく、毎年通っているうちに、子供達も安比高原スキー場の頂上からスキーで降りることができるようになっていました。

 岩手のスキー場、たくさんあります!
 寒いですが、ゴンドラに乗れば平気かもしれないですね。

VOL.5 水道管

2つの水道管に凍結防止用の黒色のカバーが取り付けられている写真

 宮古市移住コーディネーターの松下です。

 そろそろ、宮古の海沿いでも朝晩は氷点下が当たり前になってきました。

 そうなると気を付けないといけないのが水道管の凍結。

 水抜きや給湯器の断熱、配管ヒーターが欠かせませんね。
 コロナ禍で、給湯器の修理部品が不足しているというお知らせのチラシもガス屋から入っていました。

 絶対、凍結させないようにしなければ…!

VOL.4 移住先でサーフィン満喫

切り開かれた山の中腹に民家が建ち、目の前に海が広がっている写真
モクモクとした雲が浮かぶ空の下、打ち寄せる高波に乗ろうと挑戦している親子の写真
モクモクとした雲が浮かび薄っすらと太陽の光がさしてきた空の下、打ち寄せる波に乗りサーフィンを楽しんでいる親子の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 三陸鉄道を眺めながらの波チェックです。

 今日は波小さいかな。寒いから海入るのどうしようかな。
 娘と一緒にテイクオフ!海に入って良かった。

 宮古市内で製造されている暖かいウエットスーツを着て波乗りです。

 岩手県沿岸の道路、三陸沿岸道路が良くなって宮古から浪板海岸や他のサーフポイントまでとっても近くなり運転が楽になりました。

 波乗りで移住もいいかもしれないですね。

VOL3 宮古のらーめん

ラーメン丼の中に輪切りにカットされたネギやナルトにメンマ、全体的にチャーシューがぎっしり入っているラーメンを上から撮影した写真

宮古市移住コーディネーターの松下です。

 宮古は実はラーメン激戦区と言えるぐらいに、美味しいラーメン屋がたくさんあります。
 細麺に煮干し系の出汁を使った、醤油スープのラーメンが多いですが、味噌やとんこつ、つけ麺もありますし、バラエティも豊かです。

 どこも美味しくて、毎日ローテーションして食べたとしても食べきれないぐらい飽きないですよね。

 こちらは、愛宕にある一竜さんのラーメンです!
 一竜さんは麺が特徴的。チャーシューもぎっしりなんです。

VOL.2 愛するりんご

雲一つない青空の下、木になっている真っ赤なりんごをアップで撮影した写真
一本の大きな木に真っ赤なりんごが鈴なりになっている果樹園の写真

 移住コーディネーターの中村です。

 宮古には「アウトレットモール」は今のところありませんが、りんご果樹園があります!

 宮古のりんご、わたしは大好きで、秋から春にかけて毎日食べています。
 道の駅やスーパーの産直コーナーで買えますが、我が家はりんご果樹園へ買いに行きます。
 果樹園では、木にりんごが鈴なりになっているのを見るこができます。
 (収穫が終わると見れませんが…)
 1本の木にたくさんのりんごがなっているのを見るとわくわくします。
 市内の中学生が職場体験で果樹園へお手伝いに行くこともあるようです。
 販売所には、りんごがたくさん並んでいて、りんごの香りで癒されます。
 スーパーでは売られていない品種のりんごや、お買い得なりんごがあったり充実しています。
 遠くに住んでいる家族や友達にも贈ることもできます。
 機会があれば、宮古のりんごをぜひお試しください。

VOL1 海鮮もいいけど天丼

トレーの上にきゅうりのお漬物と味噌汁、ご飯が見えないくらい上からタレがかかった天ぷらが盛り付けられた宮古天丼をアップで撮影した写真

移住コーディネーターの松下です。

 宮古市民の「台所」、魚菜市場にある丼の店おいかわさん。
 新鮮な海鮮丼はもちろんおすすめなのですが、先日、実は天ぷらがおいしいのだ、と昔から宮古住まいの方に訊きまして、宮古天丼を頼んでみました。

 アツアツ、ふわふわの衣で、お噂通りの美味しさ!
 私が食べたときは牡蠣のてんぷらも入っていました。
 牡蠣は水分が多いので天ぷらにするのが難しいんですよね。
 私も天ぷらでは初めて食べたんですけど、とっても美味しかったです!

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