お知らせ

更新日:2025年04月01日

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新しく加わった水産生物

(注意)生物の状態により、展示を中止することがあります

イセエビ

展示期間:令和5年10月19日~

触角は硬い殻で覆われ、付け根の付近にはとげが無数についているイセエビの写真
  • (提供者1.:漁業者【宮古市在住】)
    • 体長:約3~7センチメートル
    • 採取日:令和5年10月19日
    • 採取場所:宮古市日立浜町
  • (提供者2.:漁業者【山田町在住】)
    • 体長:約3~5センチメートル
    • 採取日:令和5年11月3日
    • 採取場所:山田町船越大浦


 茨城県~九州、韓国南部、台湾北東部に分布。
 潮下帯~水深40メートルの岩礁に生息。

ネズミフグ

展示期間:令和5年8月22日~8月29日

ハリセンボンのようなネズミフグの写真

(宮古市魚市場の活魚提供水槽から)

体長:約20センチメートル

 青森県以南、温・熱帯域に分布。水深40メートル以浅に生息。体に可動性の棘があり、16~21横列を形成している。サンゴ礁、砂地、礫底、岩礁域に生息し、貝類、ウニ類、甲殻類を食べる。無毒。

イシガキフグ

展示期間:令和5年8月17日~8月30日

背面が鼠色で目がくるっとしたイシガキフグの写真

(宮古市魚市場の活魚提供水槽から)

体長:約40センチメートル

 青森県以南、温・熱帯域に分布。水深40メートル以浅に生息。体にある大きなトゲは不動性で、ほかのフグのように立てることはできません。

黄色のヒラメ

展示期間:令和5年7月25日~8月18日

尾びれが赤い色をした黄色のヒラメの写真

提供者:漁業者 齋藤大漁 様)

・体長:約60センチメートル
・採取日:令和5年7月24日
・採取場所:田野畑村北山崎沖
・餌:小鯖(生エサ)
・水深:62メートル

水深200メートル以浅の砂泥域に生息し、魚類、イカ類、エビ類を食べます。5月~6月の産卵期には浅場に移動し、砂泥などに産卵します。

イトヒキアジ

展示期間:令和5年7月21日~9月12日

長く伸びたヒレが特徴的なイトヒキアジの写真

 背びれと尾びれが長く伸びた姿が特徴的なアジです。
成魚になると、身体が伸びて、背びれ尾びれが短くなります。

白いナマコ

展示期間:令和5年1月13日~12月19日

白く透明感のある白いナマコの写真

(提供者:漁業者 佐々木宏泰 様)

  • 体長:10~13センチメートル程度
  • 採取日:令和5年1月12日(木曜日)
  • 採取場所:山田町大浦の漁場
  • 太さ:3から4センチメートル程度

 平成31年1月以来、4年ぶりの展示となるこのナマコは、遺伝情報の欠損(アルビノ)または色素の異常(白変種)によりこのような色になったものと考えられます。
大変珍しい、「白いナマコ」をぜひ見に来てください。

コンゴウフグの幼魚

幼魚期はサイコロのような形で愛らしい姿のコンゴウフグの写真
成長し、眼の上や尾ひれに長いトゲを持ったコンゴウフグ(令和5年7月1日現在)の写真

 コンゴウフグは通常伊豆半島以南の暖かい海に生息すると言われているハコフグの仲間です。
 山田町の方から提供をいただき展示中です。

赤いキタムラサキウニ

赤い殻に覆われ、色が淡い赤いキタムラサキウニの写真

通常の体色は、濃い紫色かほぼ黒色をしていますが この個体は、鮮やかな赤色です。

ゴマソイ

黒い体に白い斑点が特徴のゴマソイの写真

黒い体に白い斑点が特徴です。
最近数が減っていることから、釣り人の間では「幻の魚」とも呼ばれています。

音声ガイドがパワーアップ!

これが、新ガイド。音声ガイドの写真

岩手県立大学と岩手県立水産科学館が、共同開発した音声ガイド。

 この音声ガイドに今話題のChatGPT(人間のように自然な文章を作成できる人工知能)で編集されたガイドとクイズが、使われることになりました!

 今までの解説内容が新しくなり、また、レパートリーが30問へと大幅に増えたクイズの中からランダムに5問が出題されます。
来館するたびに新鮮な音声ガイドをぜひご利用ください。

「救難船みちのく」が、きれいになりました

上部が白色で、下部が緑、赤、青の外壁で「みちのく」と書かれた、救難船みちのく全体を写した写真
上部が白色で、下部が緑、赤、青の外壁で「みちのく」と書かれた、救難船みちのく全体を下から写した写真
「救難船みちのく」の詳細が記載された箇所を拡大して写した写真

 岩手県立水産科学館では、ハイドロジェット推進で動く船「救難船みちのく」を、
屋外に展示しています。

 ハイドロジェット推進とは、船底から吸い込んだ水を、船の後方から勢いよくふきだし、その勢いで船を前に進める方法で、スクリューを使わないことから、周りの物を巻き込む危険が少なく、浅い所や漁網の上を進むこともできます。

 「みちのく」は、昭和53年(1978年)に建造され、救難船として活躍し、その役目を終えた後の、平成5年(1993年)に水産科学館へ寄贈されました。

 屋外に展示して、皆さんに見てもらっていた「みちのく」も、建造から40年以上たち、痛みも目立つようになったことから全面塗装。

 ピカピカになった「みちのく」を、皆さんどうぞご覧ください。

お問い合わせ

岩手県立水産科学館
電話:0193-63-5353 ファックス:0193-64-4855

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 水産課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111

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