大規模盛土造成地マップを公表します

更新日:2025年05月12日

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 このマップは、市民の皆様に大規模盛土造成地が身近に存在することを知っていただき、日頃から宅地や擁壁などの点検を行っていただくなど、災害の未然防止や被害の軽減につながるよう、防災意識を高めていただくことを目的としております。

 大規模盛土造成地においては、平成7(1995)年の阪神・淡路大震災や平成16(2004)年の新潟中越地震などの際、地滑り、がけ崩れ、土砂流出による被害が発生しております。
 このため、国では、平成18(2006)年に宅地耐震化推進事業を創設し、平成27年には東日本大震災の被災実態に基づき「活動崩落対策推進ガイドライン」を改訂し、宅地の耐震化を推進しております。

 なお、このマップに示された箇所が必ずしも危険ということではありません。

大規模盛土造成地とは

 盛土造成地のうち、以下のいずれかの要件を満たすものを大規模盛土造成地と言います。

谷埋め型大規模盛土造成地と腹付け型大規模盛土造成地の内容が書かれたイラスト

 (国土交通省ウェブページ「大規模盛土造成地の滑動崩落対策について」から引用)

大規模盛土造成地の「滑動崩落」とは

 地震発生時に、盛土全体又は一部が、宅地造成前の谷底付近や盛土内部を滑り面として斜面下部方向へ移動することを言います。

谷埋め型大規模盛土造成地が滑動崩落しているイラスト
腹付け型大規模盛土造成地が滑動崩落しているイラスト

(国土交通省「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」から引用)

大規模盛土造成地マップができるまで

 造成前と造成後の地形図を重ね合わせ、造成前後の標高差や地形の変化を読取り、大規模盛土造成地を抽出しました。
 なお、造成前の地形図は標高や地形情報の精度が低く、地形図を重ね合わせた際に誤差が生じる可能性があるため、抽出された大規模盛土造成地は概ねの位置と規模を表したものとなっております。

大規模盛土造成地マップができるまで順番が描かれた5枚の写真

 (国土交通省「宅地耐震化の取組に関するパンフレット」から引用)

宮古市大規模盛土造成地マップ

 このマップは、大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を示したものであり、マップに示された箇所が地震のときに必ずしも危険ということではありません。
 また、マップに示された位置と規模には誤差を含んでいる可能性があります。

(注意) 大規模盛土造成地マップにおいて、盛土の位置を示す番号に枝番が付されているものは、滑動崩落が起こった場合、土砂の流出方向が複数になる恐れがある盛土を示しています。
 枝番号が付された盛土を1つと集約すると、宮古市内には谷埋め型盛土37箇所、腹付け型盛土2箇所、計39箇所に大規模盛土造成地が存在しています。

大規模盛土造成地に関するQ&A

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