本文へジャンプ
「森・川・海」とひとが調和し共生する安らぎのまち
サイトマップ
検索方法  
宮古市
音声で読み上げる
文字の大きさ
拡大標準縮小
背景切り替え
Language
Japanese
English
中文簡体
中文繁體
한국어

崎山貝塚 縄文時代の環境 縄文時代の植物について

更新日: 2024年1月11日

縄文時代の環境をさぐる

縄文時代の植物について

縄文時代の崎山貝塚周辺はどんな様子だったのかをさぐるために、北貝塚で自然科学分析を行ってみました。
まず、発掘調査中の地層から炭のかけらを採集して、何の木なのか調べてみました。この結果、縄文前期から中期の地層よりクリ・タカノツメ・カバノキ属・エゴノキ属・クルミ科・広葉樹(種不明)が発見されました。これらの木のほとんどは現在崎山貝塚の周辺に見られる種類です。
ただし、これらの割合を調べるとクリが前期では約62%、中期では約82%と異常に多くなっています。

カバノキ属クリタカノツメエゴノキ属
カバノキ属クリタカノツメエゴノキ属

縄文時代の植物(円グラフ)前期・中期(連結)

前期・中期ともにクリが異常に多い。

クリ(イラスト).gifクリは明るい所を好む木で、自然林ではそれほど多くは生えていません。
こんなにクリの木が多いということから、縄文人たちはムラの周辺にクリを植えて育てていた可能性も考えられます。

お問い合わせ

教育委員会文化課
電話: 0193-65-7526ファクス: 0193-65-7508

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市宮町一丁目1番30号
電話 0193-62-2111/ファクス 0193-63-9114/電子メール
info@city.miyako.iwate.jp