(企画課)_QA_09
Question9 生活費はどのぐらいかかりますか?

前回のQ&Aで、冬の生活費のことが出てきたよね。

いざ暮らそうとすると、やっぱりお金の問題は重要です!

いくら自然が豊かなところで暮らしたい、といっても。
完全な自給自足をするつもりじゃない限りは、お金がないとね。

首都圏などの都市部から移住してくる場合には、収入も支出も、変化が避けられません。
事前に、しっかり検討しておく必要があります。

田舎暮らしは意外とお金がかかるっていうけど、どうなんだろう。

そうですね。都会暮らしと田舎暮らしで、生活費の何がどう変わるのか、きちんと考えていかないといけません。

宮古はそれなりに街、ということだけど。
生活は、わりと都市型のイメージでいいのかな。

はい。宮古の市街地で、お住まいとお勤め先を探す、ということなら、基本的には、田舎暮らしというよりも、都市型生活の延長のイメージです。

そうしたら、たとえば食生活はどうなんだろう。
自炊は苦手、という人もいると思うんだけど、お弁当や総菜は揃うのかな。


市街地にはスーパー、コンビニもありますから、中食や外食が中心でも問題ないですよ。
でも、節約するなら自炊も取り入れたほうがいいですね。

やっぱり、自炊のほうが節約になるんだね?

産直販売があちこちありますから、野菜や果物が、新鮮で安く手に入りやすいです。
それにもちろん海産物も新鮮で安いから、初めて宮古に来た人はびっくりしますね。


わかめの「茎」を売ってるのは驚くよね。海産物も野菜も、美味しいものがお手頃価格で手に入るなら、食費は工夫すれば節約出来そうだ。

はい。食べることにはあまり困らずに済みますよ。しかも、海産物にしても野菜にしても、スーパーとかで普通に買えるものが、とっても美味しいですから。

毎日、新鮮で美味しいものをお手頃な価格で食べられるというのは、それだけで何よりも幸せで豊かな暮らし、ともいえるかもね。

はい。田舎暮らしにあたっては、「幸せ」とか「豊かさ」への考え方や価値観は、少なからず、変えていく必要がありますね。

とはいっても、現実も待ち受けているんだ。
生活費って他にもあるよ。ほら、光熱費とかはどうなんだろう?

そうですねえ。特徴的なのは水道代でしょうか。
全国的に見ても高くはありませんね。県内でも安価な料金のようです。


それはちょっと意外。地方で面積が広い自治体は、水道料金が高くなりがちだけど。
宮古は広いのに東京都とあまり変わらない料金なんだ?

そうですね。確かに東北地方は、全国的には水道料金が高い傾向があります。
でも、宮古は落ち着いていますね。岩手県内でも安い市町村の一つです。

それはどうしてなんだろう?

一般的に、水道代が安い地域は、湧水とかきれいな水が豊富なところが多いんですよ。
宮古も、清澄な水源がたくさんあるからですね。


おおー、森と川の恵みなんだね。

いっぽう、宮古市のガスはプロパンガスなので、都市ガス地域に比べると、ガス代はちょっと高めです。

そうなんだあ…。寒い冬場にはガス代が増えそうだけど。都市ガスと、どのぐらい変わるの?

ガス業者によっても変わりますけど、東京都心で都市ガス利用だった場合から、プロパンガスに変わると、2倍近い金額差になることもあります。

それは頭に入れておかないといけないかあ。

宮古の家にガスコンロが備え付けではない場合は、プロパンガス用のコンロを用意する必要がありますからね。都市ガス地域から引っ越してくる場合は、要注意ですよ。

そっか、同じコンロが使えなかったりするもんね。

それから、避けて通れないのは、冬の暖房費!
こればっかりは、どうしても首都圏や西日本に比べると、お高くなりがちです。

そうだよねえ。エアコンだけじゃしのげないもの。市街地でも、ストーブとエアコンとか、ストーブとこたつとか、2つ以上の組み合わせは当たり前だよ。

どうしても冬のガス代や灯油代はかさみますね。


その分、夏は涼しいから、エアコンの電気代は控えめだよね。
東京都心とか、西日本に比べると。

こうしてみると、光熱費については、増えるものも減るものもありそうですね。
ご自身の生活スタイルと照らし合わせて考えておくといいですよ。

あと、冬といえば、車のスタッドレスタイヤや冬装備も必要だよね。


そうですね。ただ、車利用も、ライフスタイル次第かもしれませんけど。
市街地に住んで、お仕事も市街地なら、車なしで暮らしている人、もちろんいますよ。

自転車で走る人も、結構いるよ。
車があったほうが便利なのは確かなんだろうけど、割り切ってしまう人もいるんだよね。

健康のことを考えたら、空気もおいしいですから、歩くのもいいと思います。

車を使わないなら、バスか三鉄(三陸鉄道)が、主な移動手段かな。


市街地は、循環型のコミュニティバス網がないので、それはちょっと不便があるかもしれませんね。どこに行くにも、宮古駅前に一度出る必要があります。

三鉄は、通学で使っている人は多いね。
あと、宮古駅前には、実はカーシェアリングもあったりするんだよ。

冬場は、道が凍結したり、盛岡方面に向かうと雪が降るから、かえって車を使わない人もいますしね。備えてさえいれば、工夫次第だと思います。

うーん、そうすると。都市に住むよりも、食費はだいたい安くなって。
光熱費や車の維持費は、意外と、上がる可能性もある。

衣料品や細かな生活用品も、そんなに都市と物価は変わりません。
お買い得品には、インターネット通販を活用している人も多いです。

都会暮らしよりお金がかからないとも、すごく上がる、とも言い切れないんだね。

そうですね。それに、お仕事で収入がどう変わるか、家を賃貸にするか持ち家にするか、そういう条件を組み合わせて考えていくことになります。

都市暮らしとまったく同じ価値観で暮らそうとすると、意外とお金がかかるかもしれないね。
だから、自分が譲れないことや、割り切れる部分がどういうところなのか、考えておかないと。

それに、娯楽やレジャーへのお金の使い方は変わることが多いと思います。
いずれにしても、色々な角度で検討しておく必要がありますね。

いっぽうで、野菜とかワカメとか、なんだかんだご近所や知り合いにもらうこともあるし、やっぱり都会暮らしとは、少し感覚が違うところもあるかなあ。

もちろん、何もかも都市と同じ、というわけではないですからね。
田舎暮らしのゆるやかな助け合い、の文化も確かにあります。

ほどよくゆったりした時間で、人も混雑していなくて、いつでも自然の中に入ることが出来る。それなりに便利さもある生活。

その環境で暮らしていく魅力と、経済的な価値観を変えていくことの間で、バランスをとることですね。

あと、何かを起業してやっていこうと思うなら、ある程度、まとまった元手や準備をしっかり考えておかないとね。

そうですね。農業や漁業、林業を目指す場合もそうです。自然相手は、予想外のことが起きることもあります。少しずつ相談しながら、無理がないイメージを固めてほしいですね。

まとめると、どうなんだろう?
まず、お仕事の収入がどう変わるかを考えて…。

生活費がどう変わるか、ライフスタイル自体、どう変わるか、考えていきます。
変えられるところもあれば、変えられないところもあると思いますから。

そうやって、宮古暮らしの家計のイメージをだんだん作っていく、ということかあ。

そうですね。
それでは次からは、お仕事、食、子育てなどなど、もっと詳しく見ていこうと思います。
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更新日:2024年12月23日