宮古市遊覧船「宮古うみねこ丸」

更新日:2024年12月23日

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令和4年7月17日 就航!

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海を走る二階建ての宮古うみねこ丸の船と、船の二階部分に立ちながら船の外に向かって手を振るスーツ姿の男性達を横から写した写真(岩手県宮古市 浄土ヶ浜 遊覧船 宮古うみねこ丸のトップページへリンク)

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宮古市の新たな遊覧船「宮古うみねこ丸」が、令和4年7月17日に就航いたしました。
これまで、「宮古うみねこ丸」の建造には、「宮古市遊覧船建造支援クラウドファンディング」や「企業版ふるさと納税」、「ふるさと寄付金」など、多くの皆さまにご協力をいただきありがとうございました。
お陰様で、5月29日に宮古港への「入港式」を執り行い、令和4年5月末に完成し、7月18日より運搬運航を開始することができました。
みんなの笑顔と希望を乗せて新しい船出を迎える「宮古うみねこ丸」を、これからもよろしくお願いいたします。

「宮古うみねこ丸」について

海面から顔を出すいくつもの岩と一部の岩に生える緑色の木々、そして穏やかな波の海が美しい浄土ヶ浜を上空から写した写真

国指定名勝「浄土ヶ浜」

宮古市遊覧船「宮古うみねこ丸」は、国指定名勝「浄土ヶ浜」の美しい景観をはじめ、三陸ジオパーク・ジオサイトをガイドと巡る、宮古市の新しい遊覧船です。

これまで、浄土ヶ浜には、みやこ浄土ヶ浜遊覧船が運航しておりましたが、令和3年1月11日に58年の歴史に幕を下ろしました。運航終了後は、多くの市民や観光関係者から、終了を惜しむ声と、「浄土ヶ浜観光の象徴として、遊覧船は必要である」との多くの声が届けられたことから、新しい遊覧船を宮古市で建造することが決定しました。

船の周りに足場が組み立てられている建造途中の宮古うみねこ丸の船の写真

建造中の遊覧船

その後、株式会社ティエフシー(山田町)に遊覧船建造工事を発注し、令和3年8月12日「起工式」、令和4年5月2日「命名・進水式」を経て、令和4年5月末に完成しました。

船体は双胴船で、横波に強く、広い展望デッキからリアス海岸の雄大な景観を堪能できる設計です。また、どなたでも安心して乗下船できるバリアフリー設計で、昇降型出入口(乗下船装置)も付いています。

新しい遊覧船は、これまで同様、多くの人に愛される遊覧船を目指し、「みんなの遊覧船」として運航いたします。

船舶概要

宮古うみねこ丸
海に浮かび、船の全体が見える宮古うみねこ丸の写真
うみねこ丸の詳細
船名
宮古うみねこ丸
全長 18.8メートル
深さ 1.85メートル
5.4メートル
定員
  • 乗客定員:80人
  • 乗組員:3人
総トン数 約19トン
速力 12ノット(航海速力:時速約22キロメートル)
船体形状 双胴船
船質 アルミニウム合金製
乗下船装置
(リフター)
  • 耐荷重:270キログラム
  • 有効長さ:1,350ミリメートル
  • 有効幅:800ミリメートル
特徴
  • 2階建て
  • 横波に強く、デッキスペースの広い双胴船
  • バリアフリー設計
  • 「出崎ふ頭」と「浄土ヶ浜」を繋ぎ、浄土ヶ浜エリアの周遊観光が便利に
  • 三陸ジオパーク・ジオサイトをガイドと巡る30分の遊覧運航
デザイン
  • デザインカラーは浄土ヶ浜のいいイロ「浄土ヶ浜エターナルグリーン」を使用
  • 人々の想いが輪となり線となり、未来へ伸びていく様をデザイン
  • 船前方からのラインは、市民の復興への想い
  • 後方へつれ支援の人達の想いが重なり上へ伸びていく様を一部色を変えて表現
船名由来
「うみねこ」のように「みんな」に「笑顔」を届け、これまで皆さんが「繋げてきた」思い出や、宮古市の「象徴」として「希望」を乗せて羽ばたいていくよう思いが込められています。
鮮やかな黄色の椅子と青色の椅子が複数設置されている、宮古うみねこ丸の船の中の写真
青色の椅子が複数設置された宮古うみねこ丸の船内の写真
黄色と青の二色からなる背もたれ付きの椅子が複数設置された、宮古うみねこ丸の船内の写真
手すりなどが設けられた宮古うみねこ丸の船内のトイレを前方から写した写真

(注意)本船のバリアフリー設備は、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団より助成を受けています。

時刻表

時刻表の詳細
便コード 出崎ふ頭
(発)
浄土ヶ浜
(着)
浄土ヶ浜
(発)
出崎ふ頭
(着)
1. 9時 9時10分 9時30分 10時
2. 10時10分 10時20分 10時30分 11時
3. 11時10分 11時20分 11時30分 12時
4. 13時10分 13時20分 13時30分 14時
5. 14時10分 14時20分 14時30分 15時
6. 15時10分 15時20分 15時30分 16時
7. 16時10分 16時20分 16時30分 17時
  • (注意)天候や海の状況により運休になる場合あり
  • (注意)火曜日運休(7月~8月を除く)
  • (注意)10月は7.便運休
  • (注意)11月~4月下旬まで6.~7.便運休
  • (注意)1月第2月曜日~3月第2日曜日まで平日運休
  • (注意)冬季間は特別ダイヤ(整備運休有)

運航コース

船の発着所に停まる宮古うみねこ丸の写真がそえられた、宮古うみねこ丸の運航コースの画像
  • 【出崎ふ頭】 ~ 【浄土ヶ浜】:10分
  • 【浄土ヶ浜桟橋】 ~ 表浄土ヶ浜 ~ 子安地蔵 ~ 裏浄土ヶ浜 ~ ローソク岩 ~ 【出崎ふ頭】:30分

(注意)【出崎ふ頭】【浄土ヶ浜】から乗下船可能

料金

料金の詳細
運航
内容
出崎ふ頭~浄土ヶ浜 出崎ふ頭~
浄土ヶ浜~湾内周遊
~出崎ふ頭
浄土ヶ浜~
湾内周遊~出崎ふ頭
~浄土ヶ浜
団体
(15名以上)
料金

(大人)500円
(小人)250円

(大人)1,500円
(小人) 750円

(大人)1,500円
(小人) 750円

(大人)1,350円
(小人) 680円

備考 上記ご利用の方は、浄土ヶ浜~湾内周遊~出崎ふ頭

(大人)1,000円
(小人) 500円

途中、浄土ヶ浜での
下船および再乗船も可
途中、出崎での下船
および再乗船も可
 
  • (注意)乗船券販売は、道の駅・みなとオアシスみやこ「シートピアなあど」内の乗船券売り場、浄土ヶ浜発着所で販売
  • (注意)大人1人につき幼児(6歳未満)1人無料(団体除く)、幼児(6歳未満)2人で750円、乳児(1歳未満)は無料

発着所

出崎ふ頭にある宮古うみねこ丸の船の発着所と、発着所に隣接する宮古市魚市場や道の駅のシートピアなあど、そしてしおかぜ公園を上空から見た写真

以前の遊覧船は、発着所が「浄土ヶ浜」のみでしたが、新航路では、新たに県が整備した「出崎ふ頭」にも発着所ができます。「出崎ふ頭」は発着所の目の前に駐車場があり、スムーズに乗船いただけます。

また、「出崎ふ頭」の先端部には、イベント広場や潮だまりスペース、展望広場がある「しおかぜ公園」ができました。道の駅・みなとオアシスみやこ「シートピアなあど」を中心としたコンテンツも充実しており、大人から子どもまで楽しむことができます。

そして、遊覧船は「浄土ヶ浜周遊」に加え、「出崎ふ頭」と「浄土ヶ浜」を繋ぐ、海上交通としてもご利用いただくことができます。

出崎ふ頭発着所

  • 【券売所】道の駅・みなとオアシスみやこ「シートピアなあど」
  • 【住所】〒027-0004 岩手県宮古市臨港通1番20号
  • 【駐車場】出崎ふ頭遊覧船発着所(無料):102台(うち障がい者用2台)/バス10台/バイク18台
出崎ふ頭発着所の船着き場に停まる宮古うみねこ丸を斜め前から写した写真

浄土ヶ浜発着所

  • 【券売所】浄土ヶ浜発着所
  • 【住所】〒027-0001 岩手県宮古市日立浜町32番(浄土ヶ浜第一駐車場)
  • 【駐車場】浄土ヶ浜第一駐車場(無料):111台(うち障がい者用2台)/バス17台
浄土ヶ浜発着所の船着き場に停まる宮古うみねこ丸を斜め前から写した写真

お問い合わせ

【運航事業者】岩手県北自動車株式会社宮古遊覧船事業部 電話:0193-65-8856

これまでのイベント・式典等

令和4年7月17日 就航式(7月18日 一般運航開始)

宮古うみねこ丸の就航式の中で、たくさんのスーツを着た人々が横一列にならんでテープカットをしている様子を斜め前から写した写真
海に浮かぶ宮古うみねこ丸に向けて、船着き場から大きな旗を振る人々の写真

令和4年5月29日 入港式

透明なケースに入れられた宮古うみねこ丸の船の模型を両手で持つ二人の男性の写真
青い服を着たたくさんの人々が集まる宮古うみねこ丸の入港式の様子を後ろから写した写真

令和4年5月2日 命名・進水式

赤色と白色の縦じまの幕が前方につけられた宮古うみねこ丸が、大きなクレーンに吊られて陸地から海に移されている様子を斜め前から写した写真
赤色と白色の縦じまの幕を前方につけ、海に着水した宮古うみねこ丸を斜め前から写した写真

令和4年3月15日 船名発表

遊覧船運航開始という文字のついたのぼり旗を両脇に置いて、宮古うみねこ丸の船の名前を発表する男性達を正面から写した写真
遊覧船の名前を投票で決める為に投函箱などが設置されたスペースを斜め前から写した写真

令和3年8月12日 起工式

スーツを着た人々と、ヘルメットをつけ作業着を着た人々と、神主さんが横二列に集合している写真
紅白幕が設置された会場で、起工式を行う人々と起工式の様子を撮影するカメラマン達の写真

令和3年7月18日 遊覧船事業プレイベント

ステージに立ちながら遊覧船の写真を前方に見せる複数の男女を斜め前から写した写真
小さな子どもが、お金の入った寄付箱にお金を寄付をしている写真

宮古うみねこ丸への支援

遊覧船の運航には多額の費用が必要になることから、ふるさと寄付金(ふるさと納税)および企業版ふるさと納税により、皆さまからのご支援を募集しております。
「みんなが笑顔になり、未来ある子どもたちに希望を届けるため」、皆さまのご支援、ご協力をよろしく願いいたします。

ふるさと寄付金(ふるさと納税)

ふるさと寄付金【個人・企業(主に市内企業)さま】

ご寄附の方法について

税制上の優遇処置について

寄付金額の2,000円(適用下限)を超える部分について、一定の計算式で計算した額を控除します。

企業版ふるさと納税

企業版ふるさと納税【市外の企業さま】

通常の損金算入に加えて、法人住民税や法人事業税などを合わせて、寄附額の約9割に相当する額が軽減される制度です。

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お問い合わせ

遊覧船の運航内容

岩手県北自動車株式会社宮古遊覧船事業
電話:0193-65-8856

このページに関すること

宮古市 産業振興部 観光課
電話:0193-68-9091 ファクス:0193-63-9120

この記事に関するお問い合わせ先

商工労働観光部 観光課
〒027-8501
岩手県宮古市宮町一丁目1-30
電話番号:0193‐62‐2111

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