(企画課)_QA_15
Question15 教育環境はどんな感じですか?

お子さんを育てようと思っている人にとっては、保育ももちろんですけど、
学校に入ってからのことも気になるかと思います。

宮古の学校教育は、どうなっているの? どんな学校があるのかな。

宮古市内には、公立校が小・中・高校まで揃っています。
高校も四校ありますよ。


それは、一つの市内としては、地方ではなかなか整っているほうかもね。

少子化で、人数は減ってきている学校もありますけど、広い宮古市でも、出来るだけ各地域に存続していけるようにしているんですよ。

学校まで距離が遠い場合はスクールバスが利用出来たり、通学の足も確保するようにしているんだよね。

学童保育も整っていますし、地域や家庭、他の施設と連携していく取り組みも増えています。

取り組みというと、具体的にはどんなことがあるの?

たとえば入学前のお子様がいる家庭には、「入学の1年前からガイドブック」をお渡しして、早めに就学の相談を出来るようにしています。

その仕組みがあるとないとでは、何が違うのかな?

たとえば、ご希望があれば、お子様の保育施設での様子や、配慮してほしいことを、小学校にあがるときに、学校側に共有しておけるんですよ。

ふうん。そういう情報を引き継げるのは、安心だね。

ささやかなことですけど、せっかく同じまちの中ですからね。

じゃあ、もうちょっと子どもが大きくなって、義務教育が終わってからはどうなのかな。

宮古市内には、県立高校が四つありますから、地方都市としては、市内で通える環境は整っているほうですね。

通学も、路線バスと三陸鉄道があるし、高校までは宮古のなかでしっかり学べるんだね。
さらにその先は、どうなのかな?


残念ながら四年制大学はないですが、短大と専門学校まではありますよ。
ただ、数や学科は限られます。


そうすると、四年制大学を希望するときや、もっと色々な分野の学びを希望する学生さんは、どうすればいいのかな?

進学希望の学生さんは、高校を卒業すると、盛岡や仙台、首都圏に出る人が多いです。
盛岡だと宮古から通う人もいますね。

そうかあ。
若者が宮古を離れることがあるのは、ちょっと寂しくない?

それはもちろん、寂しさはありますが、都市部やよそでしか学べない経験もたくさんあります。
震災復興で宮古に入ってきた人達の存在も、宮古の若者達への刺激になっています。

そこは、田舎だもの。ないものはないからね。
だからと言って可能性を摘んだり、将来を狭くしちゃあ、いけないもんね。

他のまちや首都圏の荒波に揉まれて立派に育って、いつか、宮古に戻ってきてもらえれば。

たくましくなって、外の経験を宮古に生かしてくれるといいよね。

そうですね。外に行っても帰ってきたくなるような、まちにする、そんな考え方の人が増えてきているかな、と思いますよ。

宮古は、「サーモンランド宣言」のまちだからね。それこそサーモンのように、かな。

そうですね。だから、小さい頃から地域の魅力や伝統を知る機会を作ったり、地元企業の職業体験や、インターンシップを積極的に勧めたりしています。

それも教育環境として、大切なことだものね。

学校での勉強以外にも、世代や職業を越えた交流を大事にして、「宮古愛」が育つように。そんな教育環境を整えるようにしているんですよ。
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更新日:2024年12月23日