宮古トラウトサーモン~水産業の未来を切り開く取り組み~

更新日:2025年04月01日

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水産業の未来を切り開く取り組み

東日本大震災以降、サケ、イカ、タラ、サンマなどの主要魚種の水揚量が低迷し、厳しい状況が続いています。

 この状況を打開するため、水産物の安定的な供給を目指し、令和元年11月から宮古湾内において、トラウトサーモンの海面養殖にチャレンジしました!
 第2期出荷分からは、宮古漁業協同組合の事業として、養殖を行っています。

トラウトサーモンの養殖の囲いのそばで作業をしている人々の写真

水揚実績

水揚実績一覧
  令和2年 令和3年 令和4年
数量(t) 51.7 89.9 108.1
金額(税抜,千円) 44,675 56,908 112,038

 

トラウトサーモンとは?

 ニジマスを大型になるよう品種改良したもので、身色がよく刺身としても加工品としても重宝される魚です。
 また、秋サケの水揚げ終了後の3月頃から7月までの水揚げ期間を市の魚である「サケ」に代わり補完できる魚種であるとして期待されます。

平らなかごの上に2尾並べられたトラウトサーモンの写真
平らな皿の上にレモンを添えて重ねられた2枚のトラウトサーモンの切り身の写真
丸い皿にきれいに盛られたトラウトサーモンのお刺身の写真

「宮古トラウトサーモン」初出荷!

 令和2年4月24日(金曜日)宮古市魚市場で初出荷式が行われ、公募により決定したブランド名称も発表されました。選ばれたのは、宮古小学校4年・佐藤優衣さんの「宮古トラウトサーモン」です。
 初競りでは、1キロあたり1,000円と高値で落札となりました。
 令和2年度は50トンの水揚げを予定しており、7月まで毎週1回出荷される予定です。

縦長の発泡スチロールの箱の中に入れられ飾られた1尾のトラウトサーモンの写真
板の上に置かれた1尾のトラウトサーモンと、宮古トラウトサーモンという大きな文字の写真
トラウトサーモンが入れられたたくさんの箱を囲むように立ち、話す人々の写真

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農林水産部水産課
電話: 0193-62-2111ファクス: 0193-63-9116

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