+10(プラステン)から始める運動習慣

更新日:2025年07月10日

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+10(プラステン)から始めよう!

+10(プラステン)とは

 

健康づくりにおいて、身体活動・運動の重要性はよく知られています。

それがわかっていても、実際には多くの人が身体活動不足になってしまいがちというのが実情のようです。

厚生労働省は、健康づくりのために+10(プラステン)を合言葉に、今より10分多く身体を動かすことを推進しています。

 

プラステン1

+10(プラステン)の効果

 

今より10分多く身体を動かすと

  • 死亡のリスク2.8%
  • 生活習慣病発症3.6%
  • がん発症3.2%
  • ロコモ・認知症の発症8.8%

低下させることがわかっています。また、1年間継続すると、1.0~2.0Kgの減量効果が期待できます。

10分歩くと、歩数は約1,000歩になります。まずは、10分からはじめてみませんか?

 

※ロコモとは…ロコモティブシンドロームの略で、立ったり歩いたりする身体能力が低下した状態のことを言います。

身体活動量を増やそう

身体活動とは

 

私たちの身体は筋肉によって支えられ、動かされています。

安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、そうした活動すべてを「身体活動」といいます。

身体活動には 「生活活動」 「運動」 「座位行動」 の3種類が含まれています。

元気に健康に過ごすためのポイントは、「生活活動」 「運動」 を増やし、「座位行動(じっとしていること)」を減らすことです。

 

shintaikatudou

〇厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」より

座りっぱなしをやめて+10(プラステン)

 

身体活動量が多いほど生活習慣病発症率や死亡率が低いことや、座位行動、つまりじっとしている時間が長い人は死亡率が高いことが研究からわかっています。身体を動かす強度は強くなくても、まずはじっとしている状態から、少しでも身体を動かすことが大切です。

 

▼ 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド」より

身体活動量と生活習慣病発症・死亡率の相対リスクとの関係(PNG:486.6KB)

座位時間と死亡リスクとの関係(PNG:228.3KB)

毎日+10分からだを動かそう!

 

●自分の生活スタイルに合わせた+10(プラステン)を考えて取り組みましょう!
職場で

〇歩くときは歩幅を広く、早歩きを!

〇エレベーターを待っている間に、階段を使う※1

〇座りっぱなしの人は時間を決めて立ち上がり、からだを動かす

家庭で

〇散歩で歩く時間を10分(約1,000歩)増やす

〇週に1回、草むしりやどこか1か所大掃除をする

地域で

〇近くの公園でリフレッシュ

〇休日には家族や仲間と外出を楽しむ!

1   階段を1段上がるごとに0.1キロカロリー消費できます!

+10(プラステン)で健康寿命をのばそう

 

身体活動・運動の不足は、喫煙・高血圧に次いで生活習慣病による死亡の第3番目の危険因子であるといわれています。また、高齢者の自立度の低下や認知症の危険因子であることもわかっています。

宮古市の運動習慣のある人は下の表のとおりとなっており、運動習慣づくりに向けて、取り組みをさらに進めていく必要があります。

 

運動習慣

〇宮古市健康増進計画:身体活動・運動(指標および目標値)

 

今より”ちょっとでも”動く”ちょっとずつ”動くが、身体活動量の増加につながり、運動習慣づくりにつながっていきます。まずは、+10からはじめましょう!

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