火災、地震等の災害から家族を守るためには、日ごろの準備が大切です。
また、各家庭での「日頃の備え」が近所や町内の安全につながります。
【家庭の防災会議】
地震のとき、家族があわてず行動できるように普段から次のようなことを話し合って、それぞれの分担を決めておくことが大切です。
- 家の中でどこが一番安全か。
- 家の中で使用している石油ストーブなどの火気器具は誰が消すか、点検するか。
- 冬期間の暖房やファンヒーターは停電したとき使用できないので、反射式のストーブを準備するのもよい方法です。
- 幼児や高齢者の避難(安全)は誰が支援するか。
- 避難場所はどこか、どの道路を通って避難するか。
↑(ここをクリックすると「宮古市総合防災ハザードマップ【通常版】」のページに移ります。)
- 家族が離れ離れになったときの連絡方法と最終的に落ち合う場所はどこか。
- 非常持ち出し袋はどこに置くか。また、誰が持つか。
- 昼の場合と夜の場合のみんなの行動をはっきりと決めておく。
【非常持ち出し品の準備】
避難するときの持ち出し物は、とりあえず必要な物だけにして、いつでも持ち出せる場所に備えておきましょう。
- 飲料水 : 水筒、ビン入り。
- 食料(2、3日分) : 乾パン、缶詰、インスタントラーメン、粉ミルクなど。
- 貴重品 : 現金、預金通帳、印鑑など。
- 救急医薬品 : 傷薬、胃腸薬、目薬、脱脂綿、包帯、絆創膏など。
- 衣類 : 下着(1、2着)毛布又は寝袋、手ぬぐいなど。
- その他 : ラジオ、懐中電灯、ローソク、マッチ、手袋、細ひも、ナイフ、缶きり、ビニール袋、ヘルメットなどの安全帽など。
※子供には、住所、氏名、生年月日、性別、学校名、連絡先、血液型、保護者氏名などを記したものを身につけさせておくのもよい方法です。
※新型コロナウィルス感染症対策として、マスク・体温計・ビニール袋・アルコール消毒・ウェットティッシュ等、あらかじめ準備している非常持ち出し品に加えておきましょう。 |
|
火事を出さない普段の用意
石油ストーブ
- 自動消火装置付きの物を使う。
- 近くに燃えやすいもの、スプレー缶などを置かない。
- とっさの消し方を確かめておく。
- 普段からよく手入れをしておく。
プロパンガス
- ホースが緩んだり外れたりしていないかを確認する。
- プロパンボンベは転倒防止用の鎖を取り付けて固定する。
その他
- 危険物や化学薬品はしっかり保管する。
- 消火器を備え、使い方を知っておく。
- 防火用砂(1、2リットル)をビニール袋に入れておくのもよい方法です。
- 水バケツを用意しておく。
- 小さな地震があったときでも、必ず石油ストーブの消火、ガス元栓を閉めるよう習慣づける。
- 風呂水はいつもいっぱい入れておき、初期消火や断水に備える。
すばやく火の始末
地震時の火災は、私たちの町を全滅させてしまうほど恐ろしい力を持っています。
- 使用中の石油ストーブは消火する。
- 石油ストーブの灯油が流れ出ているときは、布団や毛布をかけるか、砂をかけて引火しないようにする。
- 石油ストーブから火が出たときは、消火器で消す。
- ガス器具の元栓を締める。
- ガスが漏れているときは、周囲の火を消し、窓を開けて通風をよくする。
- 電気器具の火災は電源を切ってから消火する。配電盤のスイッチを切る。
- てんぷら油などから火が出たときは、消火器等を使って消火する。
それがないときは、布団や毛布などで火元を覆ってから水をかける。
油の量が少ないときは濡れタオルや濡れ雑巾で覆って消火する。 - てんぷら油に水は禁物。
家の中で身を守る普段の用意
- 家具の置き方
たんすや机、本棚などは倒れないように柱や壁に固定しておく。 - 落下物の整理
アイロンや花瓶などの重いものは落ちると危険です。 - どこが安全か
柱のあるところ。ガラス窓から離れたところ。 - 寝る場所も考えて
普段寝るところも安全なところを選んでおく。幼児や高齢者は特に気をつける。 - 補強工事
自分の家で弱そうな部分を点検して補強しておくことも大事です。
雪に対する「減災」のお役立ち情報
○雪害対策のページ(内閣府防災情報)
- 雪に対する「減災」の知恵・お役立ち情報
- 今冬期における政府の取り組みに関する情報
- 雪害等に関する計画等
- 雪害等に関する調査・検討等
添付ファイル
お問合せ先
宮古市危機管理監危機管理課
Tel: 0193-68-9111(直通) / Fax: 0193-71-2103 / e-mail: kikikanri@city.miyako.iwate.jp