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寄生木展示室

更新日: 2024年1月11日

寄生木展示室(山口公民館内)

奇生木展示室寄生木展示室
平成22年4月に山口公民館の新築に伴い その中に「寄生木」展示室として年間を通して、市民の皆様をはじめ研究者の皆様にご覧いただける施設として開館することとなりました。 この展示室の前身は「寄生木記念館」です。昭和44年6月から41年間にわたり、小笠原善平の遺族のご協力により、善平の菩提寺である山口の慈眼寺の一角に建てられ展示施設となっていました。 建物は旧制盛岡中学の旧図書館を移設したものでした。
良平の原作ノート(余白付・文字入)小説「寄生木」
『不如帰』などで知られる作家徳冨蘆花は、明治42年に『寄生木』という小説を発表しました。
主人公・篠原良平が生まれてから27歳の若さで自らの命を絶つまでの生涯を描いた作品で、作中には乃木大将とわかる人物が登場するなど、当時話題となった小説です
小笠原善平27歳(余白付・文字入)小笠原善平
小説の序文には、「真の作家は陸中の人篠原良平である」と記されています。
実はこの篠原良平は山口村(宮古市山口)の実在の人物、小笠原善平です。
小笠原善平が、政敵の陰謀による父の投獄、乃木大将の書生として仕えた年月、愛する人・勝子とのことなどを40冊の手帳に書き留め、これを当時の人気作家・徳冨蘆花に託し、小説化を願い出たのです。
蘆花は、これを整理、加筆し小説「寄生木」を完成させました。

小説「寄生木」のあらすじ

※下記リンク先をご覧ください。

寄生木展示室

場所 宮古市山口1丁目3−14寄生木展示室
休館日 月曜日(12月28日から1月3日まで)・公民館休館日
開館時間 午前9時から午後5時まで
料金 無料
駐車場 あり
交通 岩手県北バス
宮古駅前発 山口団地・宮園団地・田代方面行きに乗車
山口バス停下車 徒歩1分
開設 平成22年4月
構造 木造2階建て 83.59平方メートル
問い合わせ 山口公民館 0193-62-3670

リンク

お問い合わせ

教育委員会文化課
電話: 0193-65-7526ファクス: 0193-65-7508

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市宮町一丁目1番30号
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